新提案!
ウィルコムリバースダブルホルダー


  1. はじめに
    ウィルコム定額プラン特集のページはもうごらんになられたでしょうか。もしまだでしたら、ご一読いただいてからこのページをごらんになると、より理解がしやすいかと思います。

    このウィルコム定額プランの最大の弱点は、やっぱりそれがPHSであること。つまり、通話エリアの問題です。基地局(中継アンテナ)1個あたりでカバーできるエリアが狭いため、特に地方では圏外になりやすくなってしまいます。

    そこで、従来から携帯電話を使っている方にとっては乗り換えてしまうのではなく、単に追加でウィルコムを持ってしまった方が良い場合があります。特に、特定の相手との通話やメールが多い場合は、一緒にウィルコムを追加することで結果として元より安くなった上に料金を気にせずに電話やメールができる、と言うこともあり得ます。

    しかし、2007年、状況が大きく変わりました。携帯電話各社が、それまで基本料金の中にこっそり埋め込んでいた端末代金(の補填分)を基本料金から切り離すと言う名目で、非常に安い基本料金を提供するようになったのです。これにより、リバースダブルホルダーと言う考え方ができるようになりました。では、リバースダブルホルダーとは、一体どういう考え方なのか?を説明してみます。

  2. ウィルコムをメインに
    大袈裟な物言いをしていますが、基本的な考え方は、ダブルホルダーと一緒です。従来のダブルホルダーの考え方は、元々携帯電話を持っていて、一方でよく通話する相手との通話料金を無料にするためにウィルコムを持つ、と言う考え方でした。

    リバースダブルホルダーは、この逆です。ウィルコムをメインに持つことを基本に考え、そして、ウィルコムの弱い「エリア」をカバーするためだけに携帯電話を持つ、と言う考え方です。それでは、なぜウィルコムをメインに持つと良いのでしょうか。

    そこで、割引後の基本料金が同じくらいになる各社のプラン(パケット基本料込み)を書き下してみましょう。

      割引後基本料金+パケット基本料 通話料(30秒) その他特記事項
    ウィルコム 2200 10.5 070同士24時間通話無料、メールは全て無料
    ドコモ(タイプM) 2625 14.7 無料通話2000円分
    au(プランM) 2782 14.7 無料通話2000円分
    ソフトバンク(Wホワイト) 2275 10.5 ソフトバンク同士21時まで通話無料、ソフトバンク同士メール無料

    2000円前後のプランで比べると、その通話料金は実はウィルコムとソフトバンクが最も安い、と言うことがわかります。それに加えて、ウィルコムなら時間を問わず070への電話と全てのメールが無料、と言う特典があるわけですから、「時間も料金を気にせずおしゃべりしたい」という要求が少しでもあるなら、いっそウィルコムをメインにしてしまうのが、実は一番お得ということになるわけです。

  3. 格安プランの登場
    しかし、先ほども言ったとおり、ウィルコムだけだとエリアに不安があります。エリアが不安というだけで、携帯電話を一つ追加して、別途基本料も払わなければならない、となると、ちょっと苦しいのではないかな?と思うかも知れません。

    しかし、最初にも書きましたが、2007年より、各社が端末購入補助金を差し引いてその分基本料をぐんと安くしたプランを提供し始めました。その価格は、各社とも大体1000円前後と非常に格安です。これなら、ウィルコムに足りないエリアを補助するだけの目的で契約しても、ほとんど財布は傷みません。

    エリアのためだけに携帯を持つ、と考える

    加えて、ウィルコムを使っているなら、メールもWEBも全てウィルコムに寄せてしまうことで、各社の「パケット基本料」も支払う必要は無くなります。ウィルコム圏外でメールやWEBをする必要がなければ、これは非常にオススメです。メールやパケットなんてそんなに急ぐものでも無いですから、ウィルコム圏内に戻ってからゆっくり返信なりすれば良いのではないでしょうか。

  4. どの会社を選ぶ?
    それでは、実際に、どの会社を選ぶのが一番良いのでしょうか。各社格安プランについて詳細をまとめてみます。

      基本料 端末価格 無料通話 エリア その他特記事項
    ドコモ(タイプSSバリュー) 1050 通常+15750 1050 2年契約必要
    au(シンプルS) 1050 通常+21000 0 通常購入後2年で加入可能
    ソフトバンク(ホワイトプラン) 980 端末価格から23520を引いた価格 0 ソフトバンク同士21時まで通話無料、ソフトバンク同士メール無料

    このように、各社ともほぼ1000円のプランを始めました。こうやってみると、各社ともに一長一短と言えそうです。

    そこで、思い切って筆者のオススメをあげます。

    一番のオススメは、何と言ってもドコモです。まず何と言ってもエリアの広さ。FOMAが始まってすぐの頃のイメージを引きずって「auよりエリアが狭い」という印象を持たれていますが、筆者の体験上は、auよりもかなりエリアは広いです。また、端末価格の上昇幅も15750円とauより抑えられていて、普通に端末を購入するのとあまり差が出ません。さらにさらに、無料通話が1050円ついてくるので、ちょっとくらいウィルコム圏外での通話があっても基本料だけで済んでしまうことが多いのもポイントです。難点は、2年契約が必要と言うことと、そもそもドコモの端末価格が高止まりしやすい、と言う点です。これが許せるなら、一番のオススメはドコモです。

    次は、端末にもよりますが、一部端末なら実質無料になるソフトバンク。型落ちとか低機能とかの端末に限られますが、総支払額が23520円と言う端末がいくつか設定されているので、これを選べば実質端末価格は0円、しかも、ソフトバンク同士なら21時までは無料なので、無料通話相手がさらに増えます。難点は、エリアが狭いこと。最近基地局を増やしていると言いますが、ほとんどは都市部に小型アンテナを設置したり、各家庭に中継アンテナを設置しているだけで、地方では相変わらずエリアが狭いのが難点。エリアを補助すると言う目的を考えると、この点はいただけません。

    auは、こうやって比べてみるとあまり御利益が無いように感じますが、すでにauを長い間使っている人なら、逆にメリットは大きくなります。何と言っても、前回の購入から2年以上たっているなら無条件で格安プランに変更できること。この条件だけで、auの既存ユーザはウィルコムとのペアにauを選ぶ価値があると言えます。

    と言うわけで、リバースダブルホルダーには、ウィルコム+ドコモタイプSSバリュー、と言うのが、筆者のお薦めです。

  5. 実際の使い方
    それでは最後に、実際の使い方をご紹介しておきましょう。まずは、ダブルホルダーの秘技をごらんいただき、基本的な使い方を押さえます。ポイントは、

    ・ウィルコムの電話番号とメールアドレスをメインに使う
    ・着信転送サービスを使う
    ・ウィルコムの通話パックを(状況により)使う

    と言うことになります。

    加えて、携帯電話側では、次のような点を注意すれば、さらに総支払額は安くなります。

    可能なら月額料金制のコンテンツは、
    解約してウィルコムで契約すべし
    携帯電話でよく使うコンテンツ、ニュース、天気、着メロ、壁紙、アプリ、株、等々はほとんどウィルコムでも提供されています。携帯で使っているこれらのコンテンツを一旦解約し、ウィルコムで登録し直しましょう。なぜなら、パケット料金が携帯は0.21円~なのに対してウィルコムでは0.021円と、実に10分の1という安さだからです。使うコンテンツによっては、たいていの場合、パケット定額オプションを付ける必要が無くなります。携帯でしか提供されない、ナビ、着うたや待ちアプリなどに限って携帯を使うようにすれば、利用するパケット数を最低限に抑えることができます。ドコモなら、無料通話分で収まる場合も多くなるでしょう。

    そしてさらに、いろいろ検討した結果携帯電話のコンテンツが全て不要になるなら、
    「メールやWEBをいつでも100%即時対応したい」とかで無ければ
    パケット基本オプションを外すべし
    ドコモなら「iモード」、auなら「EZweb」、ソフトバンクなら「S!ベーシック」の各オプションをOFFにする、と言うことです。これは、各社のショップで対応してくれますので、もし必要なければ外してしまいましょう。これだけで月に210~315円の節約、年に直せば2520~3780円の節約になります。

    以上の点に気をつければ、総額3250円~3950円だけで070へ通話し放題、誰とでもメールし放題、しかもエリアは携帯並、と言う環境を作れるのです。


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