コーリニアアンテナで離島通信!

と言うことで、以前のネタでも使いましたが、私、Skynetさんのコーリニアアンテナをすでに愛用しております。しかし、ふだんの生活ではいまいちその威力を実感できません。たとえば、このアンテナを持っていって、完全に圏外の場所なんぞで通信できたら、そりゃすごいなぁ~とか妄想したり、H”の使えない離島の人も、何とか勇気づけてあげたいな~とか、考えるわけです。離島・・・離島か・・・。そ、そういえば、以前、とある完全圏外の海の向こうから、こちら側の電波を使ってメールを送ってもらったことがあった!そうだ、その場所に行ってみよう!!
あの場所
DDIポケットエリアマップより。右側のエリア外の陸地が「離島」です。
青い線は、今回利用するフェリーの航路。

朝起きて、とりあえず天気予報でも・・・と思ってテレビをつけます。・・・雨。しかも、午後から強くなるとのこと。ひえぇ・・・こりゃ中止かなぁ?中止にすべき理由は二つ。一つは、PHSは雨に弱いと言うこと。PHSの電波は比較的周波数が高く、雨による電波吸収率が高いのです。ですから、雨が降ると、もちろん電波は弱くなります。こんなので離島通信、なんてとても無理ですねぇ・・・。そして、第二の理由は、私が雨に弱いと言うこと(爆)。私は雨が嫌いです。濡れるから。外に出てみると、まだ雨は降っていないようです。ところが、まもなく、しとしとと雨が降って参りました。うえーん。でも、とりあえずいつ行くにしても、支度は整えてみよう。ということで、近所のホームセンターに行って、三脚でもげっと・・・と思ったら、高いですね、まともな三脚って。しかもっ、固定用のグッズがない!三脚に固定するにはそれなりの固定用の締め具が必要だと思っていたのですが、どうやらここにはそのたぐいのものは売っていないようです。しかし、出発(予定)時刻は迫ってきます。えーい、仕方がない、L字の取り付け金具で何とかしよう!ということで、取り付け金具と、針金と、その他諸々をゲット。家に帰って、アタッチ金具をアンテナに取り付けます。これは簡単、便利。Skynetさんのレドームには最初からアタッチ用の取り付け部が付いていて、そこに金具をねじ止めするだけです。うん、簡単だ。そのアタッチ用金具にL字金具を取り付けます。
アンテナ基部
これでどうやって固定するのか、って?現地で考えましょう。その辺に落ちているコンクリートブロックの下にでも挟めば固まるでしょう。で、ホームセンターの裏にあった釣具屋でロッドカバーを買って来ていたので、それをかぶせる。うん、まさかこれがアンテナだとは誰も気づくまい。で、こんな形でのお出かけになりました。
アンテナバッグ
さて、窓の外を見てみると・・・あ、雨が上がってる!今こそ出発だっ!ということで、雨が上がった隙をついて大急ぎで家を出ます。電車に乗って、京急久里浜駅へ。ここからフェリー乗り場まではバスで15分ほど。で、バスが到着した時間は、12時20分。出航まで5分しかなーい!大急ぎで切符を買って乗り込みます。船はなかなか快適。港にCSがあったので、電波も絶好調です。

船が出て、目的地まで半分くらい来たところですが、まだ電波は受信しています。しかし、試しに発信してみてもうまく発信できません。これだけ巨大な鉄の構造物の中ですから、うまく電波が通らないのでしょう。あと、窓の外を見ると、どうも雨が降っているような・・・いやっ、見なかったことに!

そうこうしているうちに現地に到着です。ここが目的地です。やっとつきました。でも、たった40分ほどで着いてしまうなんて、すごいですね。便利になったものです。

そういうわけで、船を下りて、早速岸壁へ。ん、ここなら横須賀が見通せます。
横須賀を望む
・・・見えないなぁ。見えるはずなのに。以前、まさにこの場所からH”LINKのEメールでいただいた報告によれば「今日はよく晴れて東京タワーと富士山がよく見える」とのことだったのですが・・・対岸さえ見えません。もっとよーく目を凝らしてみてみると、確かに何かありますが、すごくかすんでいます。あれ・・・ひょっとして雨が降ってないか?ちなみに、右側に写っているのが乗ってきた船です。

こっちはぎりぎり降っていないので急いでセッティング。アンテナはこんな感じに固定(?)。 足踏み固定

早速結果です。まず、KX-HV200を使った電界測定。
KX-HV200を使った電界測定
アンテナを使わなくても、十分な感度です。そこにアンテナを加えると、全体的に、約5dB上昇しています。実は、このアンテナのケーブル、長さが7mもあるため、それだけで5dB程度の損失があるはずなので、合計すると10dB。ほぼ、Skynetさんのページにある諸元どおりの性能が出ていることがわかります。これだけ電界強度があるなら、アンテナなしでも使えそうだなぁ・・・よし、試しに発信してみよう。116っと・・・失敗。何度やっても通りません。これは困った。どうも、完全な片通信となってしまっているようです。こちらからの電波が基地局に届いていないようです。原因は、1.雨。以上。雨です、やっぱり。対岸のあのかすみ具合はどう見ても雨。雨による遮蔽効果で電波は届きにくいし、基地局アンテナも濡れちゃって感度が落ちちゃっているでしょう。そういうわけで、こちらからの電波が届かないようです。

うーん、初っぱなからつまづいちゃいましたが、とりあえず、次の予定通り、AH-G10のコマンドで基地局数をはかってみましょう。とりあえずアンテナなしでAT@@LVL、次にアンテナを繋いで(?)同じく。
無し:06,443322
あり:08,55444353
うん、アンテナ、結構すごい効果がありますね。これなら、128kで繋いでも結構な速度が期待できそうです。それでは早速、接続してみます。・・・まあ、やっぱり、そうですよね。はい。つながりません。アンテナを繋いでも同じ。ダメでした。時期が悪かったですねぇ(笑)。こちらからの発信信号を基地局が捕まえ損ねているんでしょうね。


タコ捕る人々
ところで、この人たちなにやっているんでしょう。と、聞いてみると、タコを捕まえているそうです。タコなんているんですね、こんなところに。うまいのかなぁ。

鋸山
こちらが有名(?)な鋸山です。、山が鋸で切り取ったようにずっぱりと切れています。近くで見るとなかなか壮観。え、何をやっているかって?もちろん、実験が失敗だったので、腹いせに観光しているんです(爆)。

帰りの船の乗り口で、「おや、長いですね、九号ですか?」と聞かれました。・・・九号?つ、釣り人の専門用語か?この長さの釣り竿は9号なのかな?や、やばい、なにか答えなきゃ・・・と思っていたら、その人、もう一度、今度は弓を引く仕草をしながら「弓道ですか?」ふはぁ、弓道って言ったのかぁ。ほっ。じゃなくて「いえ、釣り竿(に偽装したアンテナ)です(笑顔)」と(括弧を心の中で付け加えながら)答えると、その人は納得して去っていきました。よかったよかった(なにが!?)

ということで、アンテナの性能の実証はできましたが、残念ながら、離島でAirH”を使ってみる、という当初の目的を達成することはできませんでした。雨さえ降っていなければ・・・。


さて、一部の方より、「今回行った場所は離島ではなく千葉県ではないか」という指摘をいただきました。確かに、よく見れば千葉県にも見えます。しかし、離島です。なんと言おうと離島です。えーと・・・陸の離島・・・ダメ?


実験協力(笑):東京湾フェリー


リベンジ編!

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