070番号
安く持つ、使いこなす


  1. 070番号を持とう!
    070番号とは、頭が070で始まる11桁の電話番号。日本ではPHSに割り当てられています。今日本でPHS事業を行っているのは、ウィルコムとケイ・オプティコム。また、ケーブルテレビのJ:COMもPHSサービスを行っています。

    なぜ070番号なのでしょうか。それは、ウィルコムのやっているサービスに関係があります。それは、「ウィルコム定額プラン」。ウィルコム定額プランは、070から始まる番号なら別の会社だろうと家族でなかろうと全て通話無料と言う、相手電話番号だけで通話が無料になる業界初、業界唯一のサービスなのです。

    と言うことは、070を持つ、と言うことは、誰に対しても有効な通話無料の電話番号を一つ持つ、と言うことになります。これをうまく利用しない手はありません。以下に、どのようにして070を持つか、どのように有効利用できるかをまとめてみます。

  2. nicoで070
    070番号を持つには、ウィルコム定額プランを契約しなければならない、と思っていませんか?

    実は、とても安く070番号を持つ方法があるんです。それが、特別な端末、nico。この端末は、一般のウィルコム販売店で購入でき、販売額も実質月額200円。赤外線のついていない一つ古いタイプなら月額0円です。でも、端末が安い、と言うだけではありません。



    nicoを使うと、通話相手先限定コースと言う特別なコースが利用可能になります。リンク先を見ていただければわかるのですが、月額基本料は1029円、通話料は1分10.5円と、非常に格安です。ただ一つ制限があって、電話をかける相手を3カ所に限定しなければならない、と言う点です。

    しかし、今回の目的は、070を持つことです。電話をかけてもらうことが前提。だから、3カ所の限定は実は関係ありません。着信は誰からでもOKだからです。

    そして、誰にでもかけられるようにして、かつ、070番号相手の電話を無料にすることもできます。オンラインでウィルコム定額プランに直接契約変更できるのです。もちろん逆もOK。この契約変更ができる機種は、今のところnicoだけです。

    これからはおうちに一台nicoがある、お店に一台nicoがある、と言うのがスタンダードになるかも知れません。

  3. 070を受信用番号に使おう
    070への通話は安い。このことに気づいている人は意外と少ないんです。でもこれは事実。人に教える番号なら、携帯電話より070。070への通話は安い、と言うことを知ってもらえれば、相手からのアクセスが一段と増えることも期待できます。具体的な通話料は次の通り。

    一般電話→070 ・・・ 1分10.5円
    公衆電話→070 ・・・ 30秒10円
    携帯電話→070 ・・・ 携帯電話同士と同じ
    070→070    ・・・ 0円

    これがどのくらい安いか、例えば、受信用番号として携帯電話の番号を教えると次のようになります。

    一般電話→携帯 ・・・ 26秒10.5円以上
    公衆電話→携帯 ・・・ 15秒10円以上
    携帯電話→携帯 ・・・ PHS宛と同じ
    070→携帯    ・・・ 30秒13.125円

    かけてくれる人の電話料金を安くすれば、もっとたくさんかけてくれるようになります。もっと気軽に電話してくれるようになります。

    こんな電話番号が月々1000円で持てるんですから、普通の固定電話番号だけじゃなくて、070番号を一つ持っておくのも、良いんじゃないでしょうか。

  4. 070をフリーダイヤルとして使おう
    ウィルコム定額プランから070への通話が無料、と言うことを活かして、ウィルコム定額プラン利用者向けのフリーダイヤルとして、お店の連絡先番号にしてみてはいかがでしょうか。実は、このアイデアはすでに実現しているお店からヒントをいただきました。とあるお店の前を通りかかったとき、こんな光景を見たんです。



    閉まっているシャッターに、連絡先電話番号として070番号が。これだと、定額プランを使っている人なら無料通話だと一目でわかるので、気軽に電話ができます。しかも、フリーダイヤルなどのような高い基本料も必要ありませんし、着信通話料もかかりません。小規模の個人商店なら、フリーダイヤルの代わりに070番号を掲げてしまえば、単に固定電話番号を掲げているよりも安く済むし多くのアクセスが期待できます。

    また、ウィルコムのPHSは一応ケータイの一種ですから、お店から自宅に持ち帰ってもちゃんと着信できます。どこでも問い合わせに対応できますから、ビジネスチャンスを逃しません。

    070をフリーダイヤルとして使う人が増えれば、070を通信用に持つ人が増える。すると無料通話になる人が多くなってより多くのアクセスを期待できる。みんなで070を持てば、070をフリーダイヤルとして活かせるチャンスはどんどん増えていきます。身近な第一歩として、一番安いウィルコムのプランで070を持って、看板に載せてみてはいかがでしょうか。

  5. 070を代表番号として使う裏技
    とは言っても、070だと代表番号が使えません。電話対応中にかかってきた電話を逃してしまうのは実に惜しい。その点なら、受信通話料がかかってしまってもフリーダイヤルで代表組みした方が良い、と言えるかも知れません。

    でも、実は裏技があります。070番号1つで複数の通話回線が利用可能になります。

    まず、欲しい回線数分の070番号(ウィルコムPHS)を契約します。

    そして、次のようにします。



    この図のように、代表にしたい番号を一つ設定し、その番号について「着信転送サービス」を設定して、転送先を2番目の番号にします。2番目の番号も同じように着信転送サービスで3番目の番号を設定。このように数珠繋ぎにして、最後の番号は着信転送をしないようにしておきます。

    すると、代表の番号に電話すると通常は1番目の電話に着信、1番目の回線が通話中なら2番目に、それがダメなら3番目に、・・・と言うように、空いている回線に自動的に着信してくれるのです。

    そしてポイントは、最後の回線以外は「ウィルコム定額プラン」にしておくと言うことです。すると、転送にかかる通話料がゼロになります。つまり、追加料金不要で複数回線を持った代表番号が組めてしまうのです。ウィルコム定額プランは1回線だけだと2900円ですが、2回線で2550円/回線、3回線以上は2200円/回線で済むので、電話の頻度によっては固定電話回線を複数契約してフリーダイヤルを使うよりも安く済む可能性も高くなります。

    普通の個人商店の人なら、大体2回線もあれば足りると思います。すると、2900円+1029円で2回線の070代表電話が作れます。細かいことを言うと、2回線目の通話相手先限定コースは複数回線割引で210円引きになるので、819円です。合計3719円でそれ以上一切受信通話料がかからない、かつ一部の人にはちゃんとフリーダイヤルとして機能する、加えて代表番号のように通話中だとちゃんと他の電話が鳴る、と言うシステムができあがります。誰に頼む必要もありません。全て自分の作業だけで終わってしまいます。

    一応、どのような作業が必要かを以下にまとめます。

    2回線代表の場合
    1. お店でウィルコムのnicoを2台買う。1回線はウィルコム定額プラン、もう1回線は通話相手先限定プラン。ここでは番号を070-1234-0001(定額プラン:代表番号)と070-1234-0002(限定プラン)とします。
    2. 070-1234-0001番号の電話機から次のようにダイヤルします。
      143*55[通話ボタン]→ガイダンスに従い、07012340002をダイヤル→設定完了ガイダンスを聞いて[切断]
      143*51[通話ボタン]→完了ガイダンスを聞いて[切断]

    3回線代表の場合
    1. お店でウィルコムのnicoを3台買う。2回線はウィルコム定額プラン、もう1回線は通話相手先限定プラン。ここでは番号を070-1234-0001(定額プラン:代表番号)、070-1234-0002(定額プラン)と070-1234-0003(限定プラン)とします。
    2. 070-1234-0001番号の電話機から次のようにダイヤルします。
      143*55[通話ボタン]→ガイダンスに従い、07012340002をダイヤル→設定完了ガイダンスを聞いて[切断]
      143*51[通話ボタン]→完了ガイダンスを聞いて[切断]
    3. 070-1234-0002番号の電話機から次のようにダイヤルします。
      143*55[通話ボタン]→ガイダンスに従い、07012340003をダイヤル→設定完了ガイダンスを聞いて[切断]
      143*51[通話ボタン]→完了ガイダンスを聞いて[切断]

    4回線以上も3回線の時と同じで定額プランの回線だけを増やせばOKです。

いかがだったでしょうか。これ以外にも、070をもっと便利に使う方法がある、と言う方、是非とも情報をお寄せください。
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