携帯電話がほしい(笑)~復刻版


◇なんかいきなりタイトルに「復刻版」なんて言う言葉が付いていて怪しんでいる方々にとりあえずご説明します。えー、このネタ、実は一度コラムとして仕立てて、ボツになったネタです。ボツになるネタというのはそれほど多くはないのですが、途中で明らかに論理展開がおかしくなったり、言葉が出てこなくなっちゃったり、読み直してみると訳が分からない、そういうネタは有無を言わさずボツ箱にボッシュート(笑)されているわけですが、今回は初の試み、ボツになったネタを復刻してみよう、ということで。ええ、ネタ不足による再利用とも言いますが(爆)。

◇ということで、今回のお話は「携帯電話がほしい」。簡単に言うと、私が携帯電話がほしくなるような状況を挙げてみようかなぁ、というお話なのですが、どうなることやら。なかなかに難しいネタです(笑)。

◇確かに出不精の私ではありますが、それでも年に数回は田舎の高原リゾート的な場所に遊びに行ったり、人っ子一人いない秘境のにゃんこパークやネタ物博物館に遊びに行ったりはするんですが、そういう場所は軒並みPHSは圏外ということが多いですね。まぁ、そういう場所で電話を使うかというと、それほど使う必然性はないというのが正直なところですが、一方で、そういうところに行っているときにちょうど家族や友人から電話がかかっていて、後で「さっき電話したけど電源切ってた?」なんて言われて、「うぅ、圏外だったんですよぅ・・・」と答えるときの惨めさ。これはなかなか気分のいいものではありません(笑)。こう言うとき、やっぱりどんな田舎でも電波が届いている携帯(特にドコモ)さえ持っていればなぁ、という気分になることは確かです。正直、もう少し安い基本料金でドコモの携帯を持てるものなら、おそらく緊急用として一台は持ち歩いていたでしょう。

◇エリア関係のお話として、ほかにも考えられることとしてよくある(?)話は、いわゆる海上エリア。船に乗ってのんびりとするのが割りと好きな私だったりするわけで、たまーに船上1泊なんていう旅をすることもあったりなかったり。そういうとき、完全に海上に出てしまうと、陸にいる人から私に対して連絡する方法が事実上なくなってしまいます。確かにDポの基地局、瀬戸内海ぐらいなら意外と届いてしまうこともあったりするんですが、そうは言ってもやっぱりPHS、海上利用を想定しているわけでもなく、ほとんどの基地局は陸地をエリア化することを前提に設置されているため、海上のPHSというのはかなり使えないです。もちろん、海上から陸に向けて連絡するなら、甲板に上がって発信すれば届くことも多いですし、船内電話を使えばもっと手っ取り早い訳ですが、「待ち受け」という携帯電話としての重要な機能の一つがほぼ使いものにならないと言うのはなんとも頼りないものです。こう言うとき、船内ラウンジからのんびりと携帯で目的地にいる友人や家族と話している携帯電話ユーザを見ると、やっぱりうらやましく思ったりすることも。

◇話はエリアからインターネット接続サービスに移ります。まぁ、ぶっちゃけて言うとiモードなんですが、普段から高すぎるだのなんだのと文句を言いつつも、やっぱりアレは便利です。なにが便利かというと、やはりブラウザとプロトコルがしっかり作り込んであるので、ブラウジングが快適ですね。H”LINKも全く使えないわけではないですが、せっかく64kという高速なのにも関わらず、それ以外の部分、サーバの応答待ち時間や端末での表示待ち時間が長すぎていまいち快適さが感じられません。特に、サーバの遅さはひどいものです。これは私が思うに、サーバは基本的にhttpベースでテキストを扱うのに対して、H”LINKセンタと端末間はインターネットメールの仕組みで会話している、つまり経路内で全く異なる言葉が使われているために、サーバの応答がやけに遅く感じられてしまうのではないか、と。それに比べると、iモードを代表とするhttpの話せるブラウザを使ったネットサービスは、何しろサーバと直接会話ができるわけですから、いくらパイプが細いとはいえ、応答はかなり速いですね。リンクをクリックすると瞬きするうちに次のページの表示が始まっているというイメージです。はっきり言って、これだけのためだけでもドコモを持つ価値はあるとさえ言えます。
※追記:AirH”Phoneの登場でこの問題は解決されそうですが、私は直送メールのないAirH”Phoneは使いたくないのでしばしこの問題はぶら下がったままということで・・・。

◇それに加えて、やはり非常に多くのコンテンツです。公式コンテンツも大したものですが、なんと言ってもhtmlに非常に近い言葉で書けますから、非公式コンテンツ(勝手サイト)の充実ぶりはかなりのものですね。もちろん、私にとって必要なコンテンツなんてのはごく少数ではありますが、その中で一つだけ、H”LINKにないけれども、使えると便利だろうなぁ、と思うものが。それはネットバンキング。最近のほとんどの銀行はiモードでネットバンキングができるサービスを始めています。もちろん、パソコンからのネットバンキングもできるので、じゃぁHPC+AirH”の方が便利なんじゃないの?とくるわけですが・・・えー、どことは言いませんが、一部、WinCEから利用できないネットバンキングシステムの銀行がありまして(苦笑)。会社指定の銀行なので解約するわけにも行かず、腹立たしい思いをしつつも使っているんですが、iモードなんぞに対応する前にCEぐらい対応しろ!というのが本音(笑)なんですが、いや、逆に言えば、iモードさえ持っていれば大概の銀行は問題なく使えちゃう訳で、こう言うところを考えると、やっぱりiモード(ほか)対応の携帯電話はほしかったりするわけです。

◇で、iモードの話が出たついでにメールの話もざっとしておきますが、はっきり言って今のところ、H”以外のメールシステムを使ってみたいとは全く思わないです。H”のメールシステムで不自由したことはないですし、むしろ文字制限だ受信料だ迷惑メールだといろいろと制約の多い携帯各社のメールを見ていると、これだけはH”でよかったと素直に思えるサービスです。

◇さて。最後に。あと一つだけ、素直に携帯電話がほしいなぁ、と思うポイントがあります。それは、端末。最近の携帯電話の端末の高性能さは、まさにびっくりですね。仕事柄、FOMAやVGSの最新端末をさわらせてもらうことが多いのですが、その処理能力の高さと機能の多彩さには脱帽してしまいます。これは、もっと売れている、ドコモの主力端末でも当然同じレベル(以上)であるわけで、全く、この端末でH”だったらどんなに快適だろう・・・と思うこともしばしば。なんと言っても、良いCPUを使っています。メールボックスを検索するにもその速度が全く違いますし、画像の展開速度なんて天と地ほどの差があります。片やbmpをえっちらおっちら展開するH”、片やjpg画像を瞬きするほどの間に表示完了しちゃう携帯電話最新機種・・・。市場の大きさがもろに端末性能に返ってきているという感じです。同じもしもしの電話なんだから共通化できればいいのに・・・なんて思うわけですが、もちろん、今の日本の携帯電話市場はまだ端末とキャリアの分離など夢のまた夢。結局、良い端末を使いたいと思ったら良い端末をリリースしているキャリアを使うしかないわけで、携帯電話がほしいなぁ、となるわけです。

◇と、とりあえず、今の時点で私が携帯電話がほしいなぁ、と思うような部分について並べてみた今回のコラム。しかし、なんだかんだ言って結局PHSを使い続けるのは、やっぱりそれだけPHSに思い入れがあるからだというのもあるんですが、やっぱり私にとって一番重要なのは、気持ちまで伝えられるPHSの音質、これにつきます。気が置けない友人と他愛もない話でついつい長電話しているとき、ふと、電話越しに同じ時間を共有しているなぁ、と感じる・・・そんなとき、PHSを使っていてよかったと心から思うわけです。



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