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2013の過去ログ


ニュースコメント[2013-10-22] from wnyan.jp

2013/10/23

LTE Signaling Infrastructure Insufficient For Upcoming Surge In 4G Uptake
LTEと言うかスマートフォンの問題なんですよね、通信集中、文中にあるいわゆる「スパイク」は。ある決まった時間に大量のスマホが一斉に通信を開始するとき、通信を開始したいです、と言う制御信号(シグナリング)が同時に発生するわけで、これが制御信号処理系に定常時の何倍もの負荷をかけます。ドコモやKDDIがLTE開始後に何度もやらかした障害は大体この辺の話。要するに、LTEそのものが危険と言うよりは、危険なのはスマートフォンなんですよね。LTEは今のところチップのつくり的にスマートフォンしか作れない代物なので、結果としてLTE利用者増=スマートフォン増、と言う構図になっているだけで。ソフトバンクは早くからスマートフォンを扱い始めていたので、このスマートフォン特有の制御信号スパイクに対してじゃぶじゃぶの処理サーバを用意してあり障害を起こしにくい、そういうわけです。だいぶ前に聞いたところだと、制御信号系については、ドコモやKDDIがスパイク耐性が2~3倍しかない(無かった)のに対してソフトバンクは20倍くらいの耐性があるらしいです。
一方、スマートフォンのこのスパイク傾向は今後も強くなっていくと思います。結局、スマホのアプリそれぞれが勝手に自分の通信契機で通信するわけですが、まずネットワークのために契機をランダマイズしてあげよう、なんてことを考えてアプリを作っている人なんていません。また、「別の契機で端末がアクティブになったときだけ通信する」みたいな作りもできるみたいですが、結局その「別の契機」は誰かが自分に都合よく選んだ契機なわけで、「別に通信するわけじゃないから0:00に起きて軽く処理するくらいいいよね」みたいな感じで、その契機に便乗する他のアプリがあるかもしれないと言うところまで考えてないわけで。その契機をキックするアプリや、便乗するアプリが多岐に渡るにつれて、同じ契機でアクセスを試みるスマートフォンの比率はどんどん上がっていく、究極的にはネットワークにアタッチしているすべてのスマートフォンが、特定の契機で通信回線ONを試みる、なんていう状況に近づいていくわけです。結局、iモード時代と同じ、端末の統制しか解決策はないと思うんですけどね。月間総GB数を規制することは制御信号 …

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スマホとハードキー from wnyan.jp

2013/10/21

どうしてスマホにハードウェアキーが無くなっていっちゃったんでしょうね、と言うお便りをいくつかいただいています。本当にどうしてでしょうね。

片方の都合はよく分かるんです。作る側の都合。可動部って一番コストがかかるから作りたくないんです。何度でも書きますが、全面タッチパネルのカマボコ板が一番低コストで誰にでも作れるんです。ボタンだのヒンジだのをつけるとそれだけでどんどん設計難度が上がっていきます。

技術の蓄積が無くても、お試しレベルで作れちゃうのがカマボコ板。凝ったデザインになればもちろん複雑な組み立てラインが必要でそれなりの会社にしか作れないでしょうが、それでも、内部設計は簡単。出来合いの配置図どおりにチップとアンテナを配置するだけで作れちゃうレベル。一方物理ボタンがここに増えていくと、つまり、電気的な接点が余計に増えていくわけです。電気的な接点は無線設計上は厄介な邪魔者。ちゃんと技術があればそれでも性能の出るものを作れますが、それでは、新興国の安物にコスト競争でとてもかなわない、と言うことなんでしょうね。

作る側としては、一台作るごとにコストの発生するハードウェアに余計な仕掛けを入れるよりは、売れば売るほどコストを回収できるソフトウェアに力を入れたほうがいい、と判断するのは、自然なことだと思います。通信環境が整っているので、実際のコーディングは地球の裏でやっても良い訳ですし、であれば、一番人件費の安い国をいつだって好きなように選べる、と言うのも、ソフト重視の流れを強く後押ししています。

もう片方の都合。使う側の都合なのですが、こちらがよく分からない。確かに、タッチパネルがひとつあればあらゆる操作ができちゃうので、物理ボタンは必須ではない、ってことはよく分かるんです。ただ、思いのほかそれを不便と思う人が少ないんですよね。

むしろ、全部タッチパネルのほうがかっこいい的な流れじゃないですか、今。よろしくないですね(個人的に)。どうしてタッチ操作しかなくてまともに使えるのかが、まったくもってわからんのです。正直、タッチ操作情報端末の黎明期(palmとかzaurusとか)からタッチ機器をそれなりに使いこなしてきたと自負する私でも、タッチ操作はメインの操作方法にはなりえない、としか言えないのです。

まず、スマホを持ったとき、片面の9割以上が「触ると反応する操作部であり操作しないときは触っち …

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LTE基地局のその後ろ from wnyan.jp

2013/10/17

LTEになって基地局までの伝送回線もかなり大変になっていると思うけどどんな方法を使っているんでしょうか、と言うようなご質問をいただきました。

たとえば、大昔は銅線利用の1.5Mbpsとかの専用線で十分だったし、もう少し速くなってもこれを何本か束ねればいいでしょ的な発想ですんでいましたが、LTEとなると75Mbpsだの150Mbpsだのと今までの通信とは次元の違う速度になっちゃうので、もう光ファイバぐらいしかないと言うのが現実です。

ただ現実にはすべての場所に光ファイバがあるとは限らないので、ある程度いろんな方式を混ぜて使っていかないといけません。と言うことで、どんなものが使われているのか、私が知っている程度のものを並べて見ます。

まず、メタル線を使った方式。T回線とかE回線とか言われています。日本は北米式T回線で、T1回線が1.5Mbps、T3回線がこれを28本束ねて42Mbps。もっと上も規格はありますが、日本はここまで。となると、LTEの37.5Mbpsサービスはぎりぎり大丈夫かもしれないけれど75Mbpsは無理、みたいな状況。実際に基地局に必要な帯域は、ユーザデータだけでなく制御信号や運用信号なども含むので、T3を使っても実効速度は20Mbpsとかがせいぜいになるはずです。本当にほかの手段が無いときにはこれを使っているかもしれません。

次に、マイクロ波。これはいろんな独自方式がメーカごとにあると言うレベルなので、これと決まった通信速度の上限はありませんが、たとえば有名なNEC PASOLINKなどは最新システムは1Gbpsを超えているようです。ただ、やっぱり無線を使うものなので、直線見通しが取れることが条件ですし、品質を考えればもう少し通信速度を落としてリンクの強度を確保する必要もあるでしょうから、100とか200Mbpsで使う例が多いのではないでしょうか。ただ、今時点ならLTEでもこの程度あれば足りるかもしれません。

最後に、やっぱり光ファイバ。いろいろ話を聞いてみると、これまではとても光を引けなかったような奥地にも、LTE開業を機に無理やり光を引いている例も多いようで、後々のLTE後継での大増速のことも考えて今結構無理をしているっぽいです。基本は光で考えて、どうしても無理ならマイクロかT系で、みたいな。逆に光さえ引けば帯域には相当な余裕ができるので、複数バンドの複数基地局の …

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ユニバーサルサービス料って何? from wnyan.jp

2013/10/16

ユニバーサルサービス料って何?と言うご質問をいただきました。と言うのが、こちらの記事でユニバーサルサービス料って何なのかをauに聞いてみた結果と言う記事があって、その中に「携帯電話の鉄塔も入るって書いてあるけど本当?」と言う趣旨のようでして。

結論から言うと、嘘です。嘘記事、答えた「お客様センター」も大嘘の回答をしてしまっています。と言うことでご注意。

総務省の説明を読めば分かるのですが、ユニバーサルサービス料で設備整備費用の補填が認められているのはNTT東西だけです。ユニバーサルサービス、つまり、すべての国民に普遍的に供給されるべき通信サービスとして認められているのは、適格事業者はNTT東西のみ、基礎サービスは加入電話と公衆電話、あとは地域緊急機関への接続サービスだけです。

と言うことで、携帯電話の基地局鉄塔は間違ってもユニバーサルサービス料で補填される対象になることはありません。ユニバーサルサービス料として(2013年現在)1電番3円ずつ集められたお金を受け取る資格があるのはNTT東西だけです。

この記事、どうにも、「みんなが払った3円を使って田舎にも電波が届く仕組みを作ってるんですよ」と言うように読める(と言うか確実にそう書いてある)し、この3円を取るかどうかと言うのも各社が自分で勝手に決めてますよ的なニュアンスで、誤解を生むことはなはだしく、さっさと記事削除してくれないと結構まずいことになりそうなんですけどね。

あと、電気ガス水道にもありますなんて無茶を書いていますが、これ、お客様センターが本当にこんな回答をしたんですかね。絶対ありえないですよ、この記者の創作が多分に入っているように思えます。ユニバーサルサービス料の制度は、NTT東西が不採算の僻地にも最低限のサービスを届けるために負担している費用を、NTT東西と相互接続している通信事業者(携帯電話事業者に限らず)がみんなで負担しましょう、と言う「行政制度」なのであって、たとえば、電気については、確かに僻地費用をみんなで負担していますが、それはあくまで電力会社が自身の判断で全体で僻地費用を按分しましょうと内部的に解決している問題であって、「自宅に電気メータがある人は一律月々○円を負担しましょう」と言う法律なんて聞いたことないですよね。都市ガス・プロパンなどいろいろな選択肢があるガス事業や自治体が税金で整備している水道事業なんて …

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ニュースコメント[2013-10-10] from wnyan.jp

2013/10/11

クアッドバンドXiが使えるコンパクトなルーター──Wi-Fi STARION HW-01F
5g対応モバイルルータきたー!!難しいのかなあと思っていたんですが、やればできるんじゃん。ocnの980円プランは手当済みだし、この端末をどうにか白で手に入れたいところ。っていうか、スマホもそろそろテザリング5g対応考えてほしいんですけど。ひょっとして話題にならないだけですでにそういうのあるんですかね。情報求む。

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ニュースコメント[2013-10-01] from wnyan.jp

2013/10/02

割賦代を支払ったのに未入金扱い、ソフトバンクが誤処理
信用情報の誤登録ということで、ローンを組んだりクレジット契約をしたりってところに影響はほどほどあったでしょうが、誤ったのは本当に信用情報の登録だけなのか、って言う点は気になりますね。さすがに誤請求までやっちゃってるってことはないでしょうが、解消したはずの債権が帳簿上残存しているように見えていてそれに気づかずに証券化して売りさばいちゃってた、なんてことになってたりしたら結構な金融事件です。信用情報の取り扱いがずさんなんだな、と思うだけでいろんなところに疑いが及んじゃうんですよねぇ。その辺、追って説明をしたほうがいいと思うんですけど>ソフトバンクさん …

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ニュースコメント[2013-09-27] from wnyan.jp

2013/09/28

Wi-FiとLTEで同時通信、KDDI研のAndroid向けWebブラウザ
これちょっと使ってみたんですけど、WiFiあるところでちょっと重いページ読ませると、本当にWiFiアイコンとLTEアイコンの両方に通信中の矢印が出て新鮮でした。本当に読み込みが早かったかどうかはちょっとわからなかったですけど。普段使いするブラウザとしてはちょっと使いにくいですね。aタグのtargetパラメータに反応しないし。キャッシュも効かないし。まぁ、ステータスバーで面白い現象を見たかったら試してみればー、くらいのネタでした。 …

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ニュースコメント[2013-09-20] from wnyan.jp

2013/09/21

【レポート】iPhone 5sスピードテスト、3社のiPhoneを使い通信速度を比べてみた – アップルストア銀座
一社だけ結果がおかしい(笑)。しかもこれ、記事の推測のプラチナバンド関係ねぇ(笑)。800帯は最大75Mbpsだから実測で64とか出ないですよ、普通。どっちかというと2G帯を広帯域化して品質を詰めてきた感じ。一番iPhoneで混み合ってる条件でこの感じだとKDDIは2Gが汚れてるから不利かもとか書いたのは嘘かもしんない。やばい、2G帯対応端末欲しくなってきた(笑)。 …

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ニュースコメント[2013-09-19] from wnyan.jp

2013/09/20

エリック・ガン氏1.7GHz帯のイコールフッティングを……イー・アクセス、追加割り当てへ意欲
イコールフッティングって言っちゃうとソフトバンクグループの目は無くなっちゃうんだけど、分かってんのかなぁ、この社長。全体視点での周波数利用効率を言えばイーモバに充てるのが一番いいのは素人目にも明らかなんだけど、いかんせん、ソフトバンクグループが周波数持ちすぎなんだよね。加入者収容効率が悪すぎる。ソフトバンクがイーモバ帯域を合わせてダブルLTEとか言っちゃってる以上、別経営ですっていう詭弁も成り立たないし。バンド内で浮いてる帯域はなるべく隣接事業者にするようにしましょうなんてルールを提唱する方が筋がいいんだけど。 …

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どこのiPhone5S/C?無線にゃん的インフラ評価 from wnyan.jp

2013/09/12

ということで、新iPhoneの対応バンドなどの情報がそろったので、今時点での私のiPhone用インフラ評価をまとめてみます。こうやって並べてもやっぱり一長一短と言う感じですねぇ。ちょっと先のことを考えればドコモが一番よさそうな気がする、くらい。

ドコモ
エリアについては、都市部のLTEカバーは強力。ただし郊外では全くKDDIに追いついていませんし、穴だらけでバッテリへのダメージも大。800での整備も加速するという話なので、今後は徐々に良くなりそうです。ドコモの特長は屋内。四社共同整備の公共トンネル(地下鉄など)では差が出ませんが、一般の民間施設をきめ細かにカバーするところはドコモが一番強いので、高品質で使える屋内施設はかなり多くなっていくはずです。
iPhoneは1.5Gを外したのですが、対応している800、1.7、2Gを持っているため、今後容量についても徐々に強化されることが見込まれます。最強を目指すと自称していますが、名実ともに最強インフラになる可能性が一番高いキャリアです。

KDDI
広さだけで言えばエリアは圧倒的。800をベースにエリアを作っているので、エリアの連続性や屋内への浸透も抜群。ただし、飛びすぎるためにS/N比がかなり劣化傾向で、都市部では通信速度・品質が下がる傾向が今後強くなっていくと思われます。これを補完するバンドの候補がすでにiPhone5で汚れている2Gしかないため、むしろ今がピークかも。ただそれを差し置いても、エリア面積で他社を圧倒する状況は当面続きそう。
容量に関しては、800と2Gと言う選択しかないため、他の二社に比べるとかなり不利。セルの分割が難しい800でそれをしなければならないなど巨額のエリア投資が必要なので、今後容量に不安が出てきます。あとペアになるシステムがLTEと親和性の低いCDMA2000なので、不整合による不都合が起こりやすいかも。

ソフトバンク
2Gと1.7Gは元々競合別キャリアとして整備してきたものなのでほとんど重複エリア、900帯のLTEを打ち始めればほどほどには広がると思われますが、それでも900帯の3Gエリアは他社800帯の広さに全くかなわないので、エリアの広さ自体での逆転は当分あり得ないです。エリア内では穴など無く連続エリアを確保できていて行儀のいいエリア構成。屋内カバーは相変わらず弱し。
900、1.7、2 …

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