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2009/07の過去ログ


ウィルコムGJ!コンテンツ拡充

2009/07/31

ウィルコムコンテンツ拡充を発表と言う発表がありました。

内容は、こんなサイトまでごらんになられているような方々なら当然ご存知なレベルとは思いますが、一応説明しておきますと、公式サイト(公式メニュー)をリニューアル&機種ごとに特化した構成に変更、無料コンテンツを集めた「とりほ~だい★らんど」を開設、「着ボイス」の開始、340K/341KのW+Video対応、と言うのが大きな柱になっています。

これまた「ようやくですか」と言いたくなるようなネタ、とはいえ、ウィルコム的コンテンツ拡充推進困難問題を多少なりとも聞いたことがある身としては、おぉ、ずいぶんがんばりましたなぁ、と言うネタでもあります。

まず小ネタから攻めますか。「着ボイス」。ちょっとサイズ制限とかがわからないのでなんともいえないのですが、いわゆる「着うた」に近い、音源直接配信型のコンテンツ。でも中身がADPCM形式?だと思うのですが、そうなると、同じビットレートのmp3に比べてもちょっと残念な音質になるかも。で、これ、auの「ボイス形式」と同じ。だから「着うた」じゃなくて「着ボイス」なのかぁ、なんて納得してみたりして。

ただこれって、ネットで似非着うたって流行って、それを見て「あ、やれそう」ってことになったんじゃないかなぁ、なんて思ったりします。もしウィルコムが最初から「いつかやろうと思って仕込んでました」って言い張るんなら、他メーカの機種にも作りこんであるよね。京セラの音源再生チップがたまたま拡張子無視してファイルヘッダ読む仕様で、さらにたまたまadpcmとかの再生機能をマスクするのを忘れてた、っていう気がしたり。後ついでに、ウィルコムの著作権保護システムがファイルの種別によらない、かなり特殊で大雑把なやり方なのも、幸いした気がします。iモード並みの保護機能があったら、きっとこういうやっつけでの公式化は出来なかったでしょうね。先見の明?(笑)

W+Videoの機種拡大、これは喜ばしいですね。いやこれによらず、W+シリーズが始まったとき、BLOG以外はことごとくZERO3シリーズ専用でどういうことよこれ、って心配になったものですが、W+Info、W+Book、W+Videoと着実に一般端末に広がっています。次の大きなハードルはW+Musicでしょうが、これもがんばってほしいですね。Radioは正直どーでもいい(苦笑)。あとついでに、Javaアプリゲームもコンテンツプロバイダ横断でカタログ化してW+Gameとかにしちゃうと、ダウンロードが増えるんじゃないかなぁ、なんて余計なことも言ってみたりして。

機種ごとの個別メニュー、小手先ですが、その機種が未対応の余計なコンテンツがメニューから省かれるだけで、正しいコンテンツへの誘導率が高まるわけで、これは、やって当然とは思いつつ、ウィルコムのちょっと○○なシステムには厳しいかもなぁ、と思っていたのですが、がんばったようですね。で、ZERO3シリーズ向けのメニューが、死ぬほど使いやすくなった。もう、これ以外のメニューが考えられないほど使いやすくなりました。公式メニューに行く頻度が増えそうな予感です。

最後に「とりほ~だい★らんど」。なんか、どっかコンテンツ屋みたいな名前ですが、どうやらちゃんとしたウィルコム謹製のメニューサイトのようです。なんか急にゆるいタイトルだなぁ(苦笑)。W+Freeとかにすればよかったのに。

ゆるいタイトルはとりあえず置いておくとして、いくつかのコンテンツが無料で取得できるカタログサイトのようで、しかも結構気合が入っています。たとえば、月間2タイトルの漫画が全話無料で取得可能とか。元々著作権フリーで無料で手に入るものを集めただけとかお試し版を集めただけとかプロモーション用の無料コンテンツを集めただけっていう「無料カタログ」はソフトバンクとかでもやっていますが、有料のものを月替わりでキャリア負担で無料にして提供って言うのは、ある意味斬新です。今有料のものでも来月には無料かもしれない、その次の月はまた有料かもしれない、っていうこと。

WEBやチラシやダイレクトメールでの啓蒙活動じゃぁ埒が明かなかった、と言うことなのでしょうね。そもそも、「PHSでネットなんて出来るわけないじゃん」ていうのが一般の常識。いくらパケット代が安いとアピールしても、利用は伸びないでしょう。そこで、ここまで思い切った手段をつかっちゃった、ということですかね。

とにかく「一度でも使ってもらわなきゃ話にならない」と言うのはまさにそのとおりで、そのためにこそ一見無意味な「バラマキ営業」を行うわけです。要するにこのとりほ~だいもそういったバラマキの一環であるわけですが、コンテンツの拡充とタイミングを合わせてのバラマキ開始は良い戦略だと思います。少なくとも、何も改善せずになんとなくバラマキを始めたW+Musicキャンペーンとかデータカード使い放題980円とかよりは、よほど。

と言うことで、私も早速無料コンテンツをバリバリダウンロードして・・・えーと、ZERO3向けのとりほ~だい★らんどは?・・・対象外?・・・誰かWILLCOM 9(ジャケットのみ)ください。


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WX340Kのメール通知はやっぱりおかしいのか?

2009/07/29

さて一昨日の「メール通知」に関して。まぁ、待ち受け画面以外では音もバイブもない、なんてのは論外として、私としては「受信ポップアップしてすぐに返信でき、そのあと元作業に戻れるように」と言いましたが、これが万人が求める仕様かというとまたそうでもない、と言うのは、私自身ももちろん認識しています。

しかし、そうはいってもそういう要望があるのは確か。他キャリアはどのようにこれを解決しているのか。

ドコモの場合、メール設定の中に「受信時動作」みたいな項目があって、「操作優先」「通知優先」のどちらかを選べるようになっています。「操作優先」にすると、たとえばWEB閲覧中なら通知音だけなって画面はWEBのまま、一方「通知優先」にすると、受信完了時にメール通知画面がポップアップして、メールを読むかどうか選択できます。ただし、この仕様がすべてのドコモ機種に共通かどうかは確認できていません。私の使っているN905iμはこう、というだけ。ただドコモはメーラが共通化されているはずなので、同じじゃないかと勝手に思っています。いずれにせよ、ドコモ機種はマルチタスクなので操作優先にしても好きなときにタスクを切り替えてメール確認できます。

一方、au(KCP+)は、通知はありますがポップアップはありません。その代わり、KCP+はマルチタスクなので、タスクボタンを押すことですぐにタスクを切り替えてメールを読んだり返信したりでき、終わったらWEB閲覧に戻ることが出来ます。
すみません、これも機種により違うみたいですね。私の機種(W62T)はポップアップも設定もないもので、KCP+は全部その仕様なのかと思っていました。
※さらにすみません、マルチプレイ設定で「通知優先」って設定がありました。メール通知だからメール設定にあるだろ、ん、ないなぁ、じゃぁないんだな、なんて思って納得してました。いやまじこれ便利。

ソフトバンクは共通仕様というものはなさそうで、全機種確認できたわけではありませんが、私の使っている705Pは、メール受信通知後ポップアップメッセージが出て、受信内容を確認したり返信したりした後元の作業に戻る、と言うのが固定仕様のようです。

と言う感じで、おそらくドコモがもっともユーザフレンドリな仕様、auは好みではないけれども「作業中断して返信後元作業に戻れる」と言う最低限の要望は満たせていますドコモとほぼ同じで全機種統一、ソフトバンクは私好みで固定、ということ。「選択可能」が主流なのはもちろん、そうでなくても少なくとも返信するためには作業をご破算にしなきゃならない、と言うWX340Kの仕様は、どうやら世の中的にはやっぱり「おかしい仕様」なんじゃないかと思うわけです。

ウィルコムの技術力が足りない、京セラの技術力が足りない、プラットフォームが不備、とか言うのなら、まぁ納得できないものの理解は出来ます。しかし、その前、320Kまででは、確かに出来ていたんです。受信時にポップアップして一時的にメーラを起動し、内容確認や返信などができ、なおかつ、元の作業に戻れる、という仕様。もちろんポップアップを無視すれば元の作業を継続することも可能。これが「出来なくなった」のだから、当然「意味がわからん」となるわけです。

内情に詳しい人は、「デコメ対応のためにACCESS製メーラを採用したためインターフェースが変わり、通知やポップアップや擬似マルチタスク動作が出来なくなったのだ」と説明するでしょう。間違っているとは思いません。そしてそれを乗り越えることが技術的に非常に高いハードルであることも推察できます。でも、使う側がそう理解して納得してくれるだろうと言うことをエクスキューズにしてはいけません。少なくとも、サービス提供者であるウィルコムは。

要するに、ウィルコムは、こういう「あまり使い勝手の良くない仕様」を提示した京セラと徹底的に戦う義務があるのです。ドコモもauもソフトバンクも、そうやって端末の満足度の最低ラインを死守しています。おそらくウィルコムだけは、古い「メーカブランド供給」の頃の癖が抜けず、メーカが作ったものありきでしか、商品企画が出来なくなっているのではないでしょうか。

あとは何度でも言いますが、自社製品、他社製品をもっと使って欲しいですね。実は、他社製品どころか自社製品さえも使っていない、ということを推察させるいくつかのタレコミさえいただいています。ウィルコム社員は、技術に対するリテラシは非常に高いものの、ニーズやトレンドに対しては信じられないくらい蒙昧だということです。自社製品を使わないので自身がニーズを持たず、トレンドを追うべく他社製品を研究することもないわけですから。

ということで、他社端末を使っていればやっぱりおかしいと簡単に気づけたはずのメール仕様、それさえもわからなくなっちゃってるのは、意識、能力、熱意、あらゆる面でウィルコムの人的品質が落ちてきているんじゃないかなぁ、と思わせるのでした。といったところで本日はこれにて。

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WX340K系のメール通知がようやく改善

2009/07/27

WX340K、341Kのメール通知改善 @ WILLCOM NEWSさんということで、ついに、ネットフロントメーラ採用機種で、待ち受け画面以外でもメール着信音が鳴るようになりましたよ。

いやなんか、もう笑うしかないですね。当初、WX330K、331Kでデコメ対応と引き換えにメール着信音が待ち受け以外では鳴らない、と言う超特大の不具合(まだ言う)が見つかって、ネット上で非難轟々と言う事態にまでなったのが、去年の3月です。そして、それが解決されたのが、先日、つまり今年の7月も半ばになってから。ほとんど1年半かかってますよ。

さて、一般に携帯電話などを作るときは、1年半が開発にかかるひとつの目処とされています。まったく新しく仕様を起こして開発を始め、リリース可能な品質になるのに必要な時間が、1年半。

と言うことはつまり、ネット上で非難轟々と言う状況になってから初めてこの仕様のまずさに気がつき、それを解決するためのプロジェクト(?)を立ち上げて開発を始め、1年半ほどかけて開発を終え、リリースにこぎつけました、と言う時間軸にぴったりなんです(笑)。

1年半と言う開発期間を考えると、昨年3月時点ではすでに340Kは開発が始まって半年ほど経過しているわけで、その時点ではすでに仕様は固まっていて、それはおそらく、330Kと同様のメール通知と言う仕様で決まっていたのでしょう。実際にリリースされた初期340Kがそうでしたから。ところが、3月に330Kをリリースしてみると、これが非難轟々。さて困った、どうしよう、と言うことで、急遽、メール仕様を見直した版のソフトの仕様開発を始め、仕様を書く人やコードを書く人などのタイムラグを使って平行で開発を進めた、と考えると、初期ファームではメール仕様はダメ版、その後、半年遅れで平行開発を進めていた見直した版の開発を完了し、リリースできました、と言う流れに、ちょうどぴったり合います。

これで何が「笑うしかない」のか、ってことなんですけど。いや、要するに、ネットで非難を受けるまで、このメール通知仕様がまずいってことに、ウィルコム、京セラの企画者、担当者、レビュアー、誰も気がついていなかったってことなんです(笑)。ウィルコムの端末開発に関わっている人たちの感覚が、そこまで世間からずれているのか、と言うことに、怒りや失望を通り越してもはや笑いを禁じえない、と言う心持ちなのです。

先ほども言ったとおり、開発には1年半ほどかかりますし、仕様が固まるのも遅くても1年前。つまり、2007年の3月頃には、330Kのメール通知仕様はおおむね決まっていて、商品担当部門でのレビューなども行われているでしょう。そこで「さすがにそれはまずいよ」と言う意見が出れば、端末のリリースを遅らせて仕様を作り直すか、当初は予定通りリリースするけど出来る限り早い段階で改善をすべく、その時点から検討を始める、最悪でも次の340Kの仕様検討段階から問題視して改善に動く、くらいの動きはあってしかるべきです。ところが、それより後である2007年秋以降に仕様検討を始めたであろう340Kの初期仕様でもメール通知仕様がそのままであったと言うことは、結局このレビュー結果は、どんなに好意的に解釈しても「改善を検討するほどの悪仕様ではない」と結論したと言うことです。最悪に解釈すれば「オールOK!おかしな仕様なし!」と言う結論だった可能性もあるわけで。

元々、徹底的なひとりよがりでプロダクトアウトな商品戦略(=無戦略)で突き進んできたウィルコム、スタッフの多くが世間の感覚とずれていくのは、ある意味必然だったのかも知れませんが、普通の会社ではそうなる前に商品企画者の入れ替えをしたりするもので、おそらくそういう自浄機能も持ってないのかなぁ、なんて残念に思ってしまったりもします。

と言うことで文句ばっかり書きましたけど、それでも、今回の改善は、かなりポイント高いですね。330K以来、どうも京セラ機に興味がなかったものの、ちょっとだけ普段使いに耐えるものになったかも、と言う気がしています。それでも、WEB閲覧中でも即返信できる(別作業中でも着信時にポップアップして内容を読める&返信できる)ようにならないと、手が出ないかも知れません。まぁ、ひょっとすると再び「音声端末+スマートフォン」と言う2台体制に戻っちゃうかもしれないので、そうなればWEB閲覧はスマートフォンに任せればいいんですけど。

そんなわけで、今の03の残債(使ってないのに!!;泣)がある程度減ったら、そろそろ音声の一体端末に戻ろうかなぁ、なんて思ってたりします。その頃には、もう少し使いやすいインターフェースになっていることを期待して。何ならマルチタスクになっちゃってもいいよ(えらそう)。といったところで本日はこれにて。

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XGPのRTT(レスポンス)が劇早

2009/07/24

これは絶対書かなきゃ、と思って一週間も忘れてました(じゃぁその程度なのか)。いやいや、マイコミによるXGPレポート

いや、WiMAXとの比較も、それはそれで面白いんですが、これってあくまで、現状のエリアで、それぞれ設置場所が違うと言うことを前提に考えると、あまり絶対的な価値は無いのかなぁ、と言う気がしないでもないのです。とはいえ、それでもあらゆる場所で上り速度がWiMAXを圧倒しているのが、すごいと言えばすごい。そのくせ、下り速度はWiMAXに引けを取らないし、場所によっては圧倒することもあるくらい。

上り、つまり送信方向のデータ通信なんてなんに使うの?と言われても、実は私も「さぁ、なんだろうね」としか言いようが無いのですけれど、ただ単に同じものを市場に出して価格とエリアで比較されるだけになるよりも、こういう「何か一つの利点」があるほうが、それを必要とするマーケットを育て、事実上独占するという戦略が取れるわけで、そういう意味では、XGP方式開発当初から上下対称にこだわったウィルコムの技術戦略眼は相当磨かれていると実感します。

なんてことが書きたいんじゃないんですよ。見て欲しいのは5ページ目。RTTの計測。各方式との比較をやっていて、いや、私もこのサイトで各キャリアのRTTを計測して比較するページを作っているわけで、と言うのは、RTTの短さって結構需要があるからなんです。特にモバイルって、このRTTが有線に比べてかなり大きくなりがちなので、これを求める声は大きい。

で、XGPの計測結果が。30msec。

はぁ?計り間違いじゃないじゃろか。なにこの数字。いくらなんでも短すぎ。いやさ、W-OAM TypeGが60msec台を出したときも、はっきり言って仰天ものだったんですよ。PHSも3Gも、大体200msecを超えるのが当たり前の時代から、徐々に縮まって何とか150msecを切れるくらいになったところ、一方当初60msec台だったイーモバも音声導入後に一気に伸びて150~200msecに落ち着いていたところで、やっぱりモバイルってのは100くらいが限度なのかなぁ、なんて思っているところで60msec台を出したTypeGには、それはもう驚いたのです。

ところが、XGPはそんな流れをあっさり飛ばして、30msec。同じくフルIPベースでTDD、フレーム長5msecなWiMAXが100msecで、まぁ常識から言えばその程度だよなぁ、と思っていたのに、それをあざ笑うかのようにあっさり30msecと言うとんでもないRTT値をたたき出してしまいました。しかもこれ、インターネット上の公開サーバに向けてping打った結果ですよ。XGPのアクセス部分ってどんだけ低遅延なんだよ、って話です。

これは、完全自主開発というところが大きく寄与しているものと思われます。そもそも、通信事業者でRTTを重視し、盛んに開発を進めてきたのって、ウィルコムくらいじゃないでしょうか。おそらく今後もRTTを売りにしていく以上、XGPでも徹底的にRTTを早くするため、基地局での処理、ゲートウェイでの処理などを極限まで最適化していったことが伺えます。

たとえばLTEでは、無線アクセス網のRTTを10msec以下にすることを目標としていますが、これはあくまで無線アクセス網の話。コア網やゲートウェイなどはまた別途遅延が発生するわけで、さらにはその遅延プロファイルがノードベンダ毎に違うので相性によっては単純な無駄時間も別途発生しますし、これにインターネット上の遅延まで考慮すると、果たしてRTTで30msecを叩きだせるかは、かなり微妙と言わざるを得ません。

いずれにせよ、LTEもMIMO全開で実測20Mbpsが出るかどうかと言うのがおそらく実際のところになるでしょうから、このRTT30msecと言うのは、LTEと競争していく上でも非常に強力な武器になると言えます。と言うかこれ、遅いADSLとなら十分勝負になりますよ。料金を別にすれば。

そんなわけで、マイコミに限らず各所でWiMAXとの比較が行われて、移動時の不安定さもあるようですが、それを除けばおおむね良好、と言う評価が出ているようで、XGPの熟成度にちょっと疑問を持っていた私も、ひとまずは安心、といったところです。いやそれにしても30msecて。

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マルコフ連鎖ジェネレーターと危ない会社とウィルコム

2009/07/23

ごめん、今日は、ぜんぜんなんでもないネタ。マルコフ連鎖ジェネレーターと言う面白いサイトを見つけまして。これを使うと、長い文章をgoogleでWEBサイトの格付けに使われているのと同じアルゴリズムで要約してくれる、と言うサービス。ただ、もちろん機械的に処理を行うのでへんちくりんな文章になるわけですが、そのへんちくりんっぷりを楽しむ、と言うのが、このツールの遊び方。

たとえば、先日のNokiaのニュースをこのジェネレータにかけるとこんな感じ。

なんか大真面目にやってるんですよ、もっと少ない電力で動く電話を動かすには余りに足りないし、今後何か情報がありますが、ぶっちゃけ、このサイトの訪問者の中にだってどれだけいますが、0.07mWです。同時に専門家の見解として「無線パワーは距離に対して指数的には、合算しても誤差にさえ寄与しないほど小さな電力。たとえば、目の前(5メートルの距離で小さなセンサーを動かせた、と言いたいのか、今後何か情報がありましたらぜひ教えてください(他力本願)。と言っても誤差にさえ寄与しないエネルギーを取り出そうと言う桁違いに強力で普遍的な放射源がありますが。 と言うか、本当のニュースみたいで。 そんなわけで、東京タワーが発射しても、まさに誤差以下。だから、「空中から電力を増やしていきたいと語っていますが、ぶっちゃけ、このニュース、続報がある、と言うか、それ以前に本当にジョークニュースだろう、と言うか昔からみんなが研究して、ジョークニュースじゃないのか、今後さらにそれは減っていくのです。存在しないほど小さな電力。たとえば、目の前(5メートルの距離、すなわち地理や経済活動に大きく依存して成功した携帯電話のほうでしょう。まぁそれには、役立たずの技術です。少なくとも日本での、アナログ停波後には、携帯電話を動かすには5mW、50mWと取り出せる電力を取り出すには5mW、50mWと取り出せる電力を増やしていきたいと語っていて、なんか、ってくらいですよ。と言ったところで本日はこれにて。

意外となんだかわかるようなわからないような(笑)。次に、衛星スマートフォンだと。

Terrestar社の考え方は、反対方向も基本的に対称ですので、限られた端末の小さな電力をかき集める「網」が半径1000kmに広がっているからだ、と推測された電波はその大きさの中に「拡散」してみても、地上のGSMでカバーセルを作っちゃう、と言うほうが、サービス性に大きな影響を受けません。そのため、網の目が粗くなり、端末自体は普通の携帯電話よりも3?5倍ほど遠い基地局を建てにくい僻地をカバーするような結構でかいビーム。と言うのは、従来の携帯電話がちょっとした話題に。と言ったところで本日はこれにて。

何がなんだかわかりません(笑)。

さてそんなわけで、実はまたウィルコムをきわめて強烈に批判するネタを書いたんですが、ちょっと余りにウィルコムを貶めすぎるネタなので、公開をためらっていました。しかし、この要約ジェネレーターで毒気を抜いちゃえば大丈夫じゃないだろうかということで、要約結果だけ貼り付けておしまいにします。

危ない会社が、一言でもメール無料と言う徹底振り。 この記事、まぁ全部読むのも面倒だと思います。 いずれにせよ、現在のウィルコムという会社が犯す三つの過ち」を列挙しますよね。 ウィルコムの商品戦略はまさに「プロダクトアウト」。市場の声にあわせて考えるなら、これはもう、ウィルコムの音声定額プランで5割も加入者を増やした、あの成功体験にしがみついています。 この記事、まぁ全部読むのも面倒だと思いますので、簡略に、その「三つの過ち」を無視したカーライルグループ、この辺に原因がある」とでも言いたげな、放り投げ。 まぁこんな感じです。実業家であることが、一言でも「経営とは思っていても、それを市場に放り出す。しかも、それを市場の相場観や消費者」を無視した。「顧客満足である」と言う徹底振り。 ウィルコムの現状そのもの。 コラムの趣旨。 まぁこんな感じです。

参照コラム:危ない会社が犯す三つの過ち

よかった、さっぱりわからない!!

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携帯3社、WiFi公式アクセスサービス始める

2009/07/22

ドコモに続いて、au、ソフトバンクも含め、携帯三社が無線LAN(Wi-Fi)を使ったインターネットアクセスのサービスを開始しました。本日はこの話。

一応補足。無線LANインターネットアクセスと言っても、無線ホットスポットのサービスを始めたと言う意味ではなく、携帯電話+無線LANでインターネットアクセスができるようになりました、と言うサービスで、無線LAN自体は自分で設置することが前提のサービス。新しい無線LANサービスを始めたわけではない、と言うことで。

では、これが、ただ単に「端末に無線LANを内蔵した」のとは何が違うのか、と言うことなのですが、最大にして唯一の違いは、「無線LAN経由で公式サイトにアクセスできる」と言う点です。いや、本当に、これだけ。各社とも言い分として「パケット代不要で3Gよりも高速な無線LAN経由でいつもの公式サイトがご利用になれます」と言っていますが、そもそもの無線LANのAPは利用者が自力で設置するもので、当然インターネットへの接続料金は別途プロバイダに支払っていますから、それに対して携帯キャリアが課金しない(できない)のは当たり前。また、実際に3Gより高速かどうかは完全にアクセス線(光・ADSL)、APとルータの性能と設定に依存してしまいます(もちろん端末の処理能力にも)。実際、省電力や互換性や近隣との干渉などの観点から無線LANのAPを減力運用している例も結構あるのではないでしょうか(かく言う我が家の無線LAN(802.11g)もほとんどのチャネルが近所のAPからの干渉で潰れてしまい実質減力運用中、LAN内最大スループット6Mbpsなり)。なので、キャリアが自分で責任を持っていないアクセス網を指して「無料」とか「3Gより高速」と断言してしまうのは少し危ない売り文句であったりします。

まぁそんなことはいいとして、結局のところこのサービスで何がしたいのかというと、単に「トラフィックの一部を赤の他人のネットワークに逃がしたい」と言うことになります。ただし一応フォローしますと、ドコモだけは、ネットワーク部分にまで責任を持っているので、あくまで無線トラフィック部分だけをアンライセンスシステムに放り出した、にとどまります。しかし、auとソフトバンクはネットワークまで完全に他の事業者に依存した、一時議論となったいわゆる「ネットワークただ乗り型」のサービスになっています。

と言うことで、結局、ドコモとそれ以外はどういう違いがあるのか、となるのですが、ドコモはフレッツ網を使った一種のVPNサービスを一般ユーザに提供している形になります。なので、品質もVPNクラス。また、端末からドコモのiモードゲートウェイまでも完全に閉じたNWの中を通るため、セキュリティ的にも万全です。しかし、au、ソフトバンクのそれは、一般のプロバイダを経由して一旦インターネットに抜け、そこから各社の公式サイトゲートウェイに接続する、と言う形になっています。インターネットに一旦抜ける以上、その間にどのような経路をはさむことになるのかは保証できず(最悪地球を一周してたどり着くかもしれない・それを暗黙して受け入れるのがインターネットの掟)、つまりは品質もそれなりになります。もちろん、すべてのデータがインターネットを経由してしまう以上は原理的にはすべてのデータが盗聴可能です。公式サイトへのアクセスはすべて暗号化しているでしょうが、それでも、セキュリティ的には一段下であることは否めません。

と言う感じなので、正直、ドコモが追加料金を取ることはある程度納得できるのですが、au、ソフトバンクがそれに便乗して追加料金付で無線LANアクセスサービスを提供するのは、ちょっと違うんじゃないかなー、なんて思います。実際、ドコモは050番号のIP電話もついてきますし、その050番号は携帯電話の090番号での発着信も可能です。050番号、あるいはそれを踏み台にした090番号のIPアクセス、これは、フレッツを利用した閉じた網の持つ品質レベルだからこそ可能なサービスです。これらの恩恵を得るために、ドコモに対して追加料金を払う、と言うことは、ある程度説得力があります(私は要りませんけど;苦笑)。しかし、auやソフトバンクについては、そういった新しいサービスは特になく、ともすれば「自宅でパケット代を節約するため」だけのサービスにさえ見えます。とすれば、自宅でだけしか使えないパケット定額オプションと言うのとは何も違いがありませんし、また、通常のパケット定額サービス(ダブル定額とか)とこのオプション料金を二重取りするのはさらに何か違う気がしてしまいます。もちろん、公式ではなく勝手サイトしか使わないなら、単に無線LAN経由で好きにアクセスすれば良いだけで、わざわざキャリアにお金を払う必要はありません。

ただ全体に対して言えることですが、この無線LANアクセス、結局は公衆無線のトラフィックを逃がすことを目的にした、キャリアの都合によるサービスに見えるんですよね。ドコモの050踏み台サービスも、結局は通話トラフィックさえも公衆無線から逃がしたい、と言うところから生まれたサービスと考えることもできます。と考えると、そもそも追加料金払う必要あんのか、くらいの気持ちがないでもないのですよ。こっちは自力で無線LAN設置しておたくの公衆無線の逼迫を防ぐ協力をしてやってんだぞ、くらいの気持ち。いいすぎか(笑)。

と言う感じで、おそらくこれって、ちょっと前に盛り上がったフェムトセル、あれの、代替に使われているのかなぁ、と言う気がします。と言うか、ドコモのサービスなんてほぼそのもの。しかも、先日フェムトセルの発表もあり、このサービスをフレッツ利用の自前網にしたのも、フェムトにつなげるためだろうなぁ、なんて思います。ただ、実際のところ、いくら小電力とはいえ、フェムトが公衆網に与える影響はそれなりにありますから、むやみにばら撒くのは非常に危険です。少なくとも、単に3GPPに準拠した基地局で電力を小さくしたもの、と言う程度で公衆に投入するのは愚行。あちこちで3Gフェムトを開発したと主張するベンチャーのプレゼンを聞くのですが、「うわぁ、こいつら何も考えてねー」と言う感想しか出てきません。そこらのベンチャーが誇らしげに「フェムト開発しました!」なんて言ってるのは、所詮その程度のもの。某社が言うように「技術がなくても買ってくるだけだからすぐできる」なんてことは絶対にありえません。技術力の塊であるドコモはこれをなんとか自前で開発しちゃいましたが、現実的には、そういった「公衆にランダムにばら撒いても大丈夫なフェムトセルシステム」を作るよりは、端末を無線LAN対応にしてローカルでは無線LANを使ってもらうようにするほうが筋がいいのではないか、なんて思ったりします。auもソフトバンクも、今回の無線LANサービスはフェムトセルに対応可能なシステムにはなっていませんので、むしろフェムトに行かずに無線LANをメインにすえていく可能性は高いと言えます。

ところで。「公衆にランダムにばら撒いても大丈夫な小セルシステム」、これって、PHSのコンセプトそのもの。実はPHSはまったく何も考えなくても、即座にフェムトセルが実現可能です。へたすりゃ無線LANより簡単。確かにただでさえ公衆PHSの容量はジャブジャブなのでトラフィックを逃がすことを目的としたフェムトは不要かもしれませんが、フェムトのもうひとつの目的である「屋内カバー強化」に関しては、残念ながらウィルコムの提供するホームアンテナと言うソリューションだけでは圧倒的に不足しているのも事実。せめてHAがW-OAM(音声/データ)に対応していれば、と言う気もしますが、いっそ、バックボーンを公衆無線ではなくIP回線としたフェムト的システムを導入しては、なんて思ったりもします。まぁ、これは余談。

と言うことで、無線LANを利用した公式WEBアクセスサービス、まずは対応機種が広がらないとお話にならない、と言うのもまた事実で、各社とも夏モデルで1機種+αくらいしか対応してないんじゃぁ、まだまだ広がるはずもありません。がんばって全機種対応くらいしていかないと、なかなか普及していかないでしょうね。私は全機種対応した後から好きなのを選んで無線LAN機能だけ使って勝手サイトばかり使うわけですが(ガビーン)。といったところで本日はこれにて。

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KDDIがウィルコム化(笑):マルチキャリアRev.Aについて

2009/07/13

ちょっと古いニュースになるんですが、KDDIがRev.Aを複数束ねた独自方式で高速化を考えている、というニュースが出まして、こりゃいったいなんじゃろ、ということで、本日の一言。

最初、Rev.Aを複数束ねたら、そりゃもうRev.Bのことじゃん、と思ったんですが、どうもいろいろと見ているとそうではない雰囲気が漂っていて、こりゃもうちょっとちゃんと見てみますか、ということで、調べてみたんですが。

元々、Rev.Bと言われる前は、3x EV-DOとか言う呼び名もあったんですね。その名の通り、1x EV-DOに対してその3倍という意味で、単純に1x EV-DOを三つ束ねただけ、最高速度も、下り約9Mbpsだったわけです。ところが、EV-DOの方式を整理しているうちに、何もしないRev.0、変調方式を多値化したRev.A、さらに多値変調にして3つ束ねたRev.B、という三つの方式に集約されました(Rev.CことUMBは採用キャリアゼロってことになって空中崩壊しちゃったし)。

今現在サービスされているのが、Rev.A。これとRev.Bの違いは、(1)変調方式の多値化(2)キャリア数の増加、という2点です。この二つの高度化に対応したものが「Rev.B」と呼ばれてしかるべきものなのですが、どうやらKDDIがやろうとしているのは、変調方式はそのままでキャリア数だけを増やした独自方式、ということになります。

確かに、変調方式を変えるとなると、特に、無線機の線形性が大きな問題となるQAM系変調では、ハードウェアの変更が伴うことがほとんど。もちろん最初から多値QAM変調まで見越した無線機を搭載してあるのだったら問題はありませんが、おそらくKDDIの場合、Rev.A相当の基地局を整備している段階ではまだ更なる多値化まで標準化が進んでいなかったこともあったのでしょう。おそらく見込みとしてこのままキャリアを束ねる(3x)くらいまでだろう、という予測があったのかもしれません。

ということで、ハードを換えずに制御方式を変えるだけで導入が可能なRev.Aを束ねただけの独自方式となった、と言えます。もちろん独自方式とはいえ、単に多値変調を省いただけですので、制御プロトコル自体はRev.B互換となっているのは間違いないと思いますが。

こういう、ある意味標準を無視した強引な商用化、やっぱりCDMA2000が世界的にマイナー規格になりつつあることをあらわしているといえそうです。しかし、マイナー規格だからこそ、いっそこういった思い切ったことが出来る、というのも、強みです。

ウィルコムも、実はこういうことが得意。というか、今のウィルコム、PHSの原型をとどめないほどに独自技術をがっつり盛り込んでいます。とりあえずこのチャンネルをパケットっぽく使っちゃおう、4つまでなら束ねられるよね、無線機もいっこ乗せれば8つ束ねられるよ、変調方式変えたらまだ早くなりそうっすね、なんて感じで、とにかく思いつく端から高度化技術を加えていっています。事前に断っておかなきゃならない相手がほとんどいないので、やり放題。

まぁそんな感じで、ちょっとマイナー路線に取り残されちゃったKDDIが、じんわりとウィルコム化しつつあるのかも知れません(笑)。そうは言っても、結局は王道のLTEを目指しているのは周知の通りなんですけど、LTEが導入されたそのあとこそ、マイナー技術のCDMA2000をいろいろいじくって遊んでみてくれたりすると、面白いかも知れません。

ということで、ウィルコムにも、XGPリリース後も、PHSをいろいろいじくって遊んでみてほしいところ。たった3波しか使えないXGPよりも、絶対いろいろと面白いことが出来ますから。細切れ帯域の自律分散割当が出来る面白い帯域を、なんか他の広帯域システムに流用してごそっと一からげに使っちゃうなんてもったいないですよ。ってことで、ウィルコムガンバレー・・・って、そういう一言じゃなかった気もしますが、本日はこれにて。

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TCAで一言:2009年6月版

2009/07/10

さて久々にTCAで一言。TCAの発表によるところの6月の携帯電話各社の加入者数についてですが、それはまずこちらをご参照いただくことにして。

トップのソフトバンク+112900に対してドコモが+112400と、まさに肉薄してしまったのが今月の最大のトピックと言えます。その差、わずか500。本当に、何かひとつでも間違いがあれば逆転していた可能性もあり、しかもソフトバンクにまつわる数々の黒い噂(寝かせ回線疑惑)も考えると、実質逆転していたと考えてもいいくらいの話です。といっても、実はソフトバンクもその辺は抜かりなくて、ドコモの獲得数を非常に高精度で把握する方法があるらしく、ギリギリでもきっちり上回るように計算していると聞きます。なので、この流れをみて「来月には逆転するんじゃないかな」と言う予測を立てても見事に外される可能性が高いと言うことで、ここでは明言しないことにします。

ふがいない、というか、まぁずっと同じ流れなんですが、まったく見るところのないのが、au。今月も43800の純増と、他社の半分以下に終わっています。半分以下とはいえ、市場飽和の時代にあってもまだ純増する、と言うこと自体がある意味すごいと言えばすごいんですけど。また、auは積極的にMVNO提供をしていない状況でこの数字であり、他社がデータ専業のMVNO分(またはイーモバイル乗っかりの逆MVNO分)を回線数として計上していることを考えれば、「携帯電話サービス」v.s.「携帯電話サービス」+「インターネット回線サービス」の最初から不利な比較をしている、といってしまえば、ある意味立派な数字かもしれません。

イーモバイルは、特に勢いに変化はありませんが、と言っても、ドコモが躍進したのに変化なく過ごしてしまっているのは、勢いのかげりと見ることもできます。なんだかだで100円PC、あるいは1円PCがイーモバイルの回線獲得の最大の功労者で、とはいえ、PCなんていずれ市場が飽和しますから、そろそろ次の手がほしいところでしょうね。まぁそのひとつがソフトバンクとの協業なのでしょうけど。

ウィルコムは・・・。えーと、見なかったことにしましょうか。ダメ?(笑)。結果としてはマイナス23600と言う残念な数字。3Gも始まりましたが、それでは減少分を補えない、ってことは、3G移行組がいたからと言う言い訳も成り立ちません。いや、なんつーか、早くPHSとのデュアル端末作って、3G契約すると自動的にPHS契約者数も増えるようにしちゃうとかって、ダメですかね(笑)。まぁどっちにしろ、特にデータについては、スペック上の圧倒的な差をひっくり返せるほど料金の安さに魅力がないのが大きな原因でしょうね。なんだかだで、意外とまだ音声定額プランは売れてるみたいですが。

と、各社なめたのですが、この回線の純増数よりももっと気になる数字が、「携帯IP接続サービス」の増減。というのが、これって、iモードとかEzWebとかのWEBサービス基本オプションで、各社ともメールを使うには必須のオプション、実質的に「その回線がアクティブかどうか」を判断する非常に良い指標と言えるわけです。これで見ると、ドコモが32800、auが54200、ソフトバンクが31200、イーモバイルが300、と言う数字になっています。

まぁ、データしか売れてないイーモバイルのことはこの際考えないとして、この数字で見ると、アクティブ回線数の増加ではドコモがすでにソフトバンクをしのいでいる、と言うことになっています。そしてさらに面白いことに、auは回線の純増よりもIP契約のほうが増えていると言うこと。これは、非アクティブな層の解約をアクティブな新規が上回った、と言えます。

そして今私の手元に、なぜか、3社の「新規契約数」の概数があります。解約の数字を引いた「純増数」ではなく、それを引く前の全体の獲得者数。なんでこんなところにこんな情報が。これによると、各社の新規契約者数は、ドコモが30万、auが24万、ソフトバンクが32万、となっています。すると、各社の解約者数は、ドコモ18.7万、au19.6万、ソフトバンク20.7万、と言うことに。もしこれらの解約回線が全体のIP契約率と同じ比率でIP契約付きだったと仮定すると、IP解約の実数はドコモ16.5万、au16.6万、ソフトバンク16.4万。これに対して先ほどの数値分だけIP契約が純増していると言うことは、この数字にIP純増数を加えると「IP新規数」が割り出せて、ドコモ19.8万、au22.0万、ソフトバンク19.5万、と言う感じになります。店頭でIP契約加入条件付だったりと言うことはもちろんありますが、それでも月末まで解約しないと言うことはIPサービスを使い続ける意思が多少はあると言うこと。つまり、この数字が、各社の「アクティブ利用者獲得数」と言えます(非アクティブからアクティブへの移行も含む)。

この順位、比率こそ違いますが、数年前の純増数の順位にぴたりと符合するのが面白いですね。auが少し抜けたトップ、2位がドコモでボーダフォンが僅差でそれに続く、と言う感じで。数年前は携帯電話といえば1回線を使い倒すのが常識で、必然的にほぼ全数がアクティブ利用者だったわけですが、最近は、最低維持費が格安になったこともあり、アクティブに使うつもりはない「第二回線」需要が純増数を大きく左右するようになっていて、実際のアクティブな利用者からはどのキャリアが支持を受けているのかいまいちわかりにくくなってしまいましたが、実は、いまだにアクティブな層からのau支持は強い、と言えそうです。

ただ、auが強いとは言っても、その差は極わずか。大局的に見ると、アクティブな利用者には3社がほぼ均等に選ばれている、と言う、逆の意味で面白い数字でもあります。これはもう、各社ともに、サービス、端末に特徴がまったくなくなってきた結果でしょう。結局、見えにくい「エリアの差」や「混雑の差」はあっても、そういったことを考えに入れる人は少なくて、各社横並びの端末(スペックとデザイン)、アクティブに使えば似たような料金、と言うのを並べると、それこそダーツを投げてキャリアを選んでいるような状態と言えそうです。この大混戦から一歩抜け出すのは、非常に難しいでしょうね。

と言うことで、「似たようなケータイ屋さん」が3社、「モバイルデータ屋さん」が1社、「なんだかよくわかんないの」が1社、と言う感じに世間は見ているのかなぁ、と言う感じが現れている、今回の数字。ウィルコムにはこの「なんだかよくわかんないの」というポジションを早く抜け出してほしいところですけど、まぁ、「なんだかよくわかんない」からこそやれることもあるし、ってことで、今回の数字の寒さに目を瞑りつつ暖かく見守ることといたします。といったところで本日はこれにて。

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衛星携帯スマートフォン!

2009/07/08

Terrestar社の衛星携帯電話がちょっとした話題に。と言うのが、衛星携帯電話で初めてスマートフォンを、しかも通常のモバイル程度のサイズで実現、と言うことで。

衛星携帯電話というと、たとえば、ちょっとしたパネルアンテナを指定の方向に向けなきゃ使えないドコモのワイドスターや、不恰好な大きなアンテナが目立つイリジウム携帯電話、こういうのが当たり前だと思われていました。と言うのは、なんといっても、宇宙空間は圧倒的に遠い。だから、大きなアンテナは必須と言われていたわけです。それが、このTerrestarのサービスは、大きなアンテナ不要となったのです。これには一体どんなからくりがあるのか。

同社の説明資料によると、とにかく馬鹿でかいアンテナを宇宙空間で展開しているからだ、とてきとーな説明がありますが、基本的に、アンテナの大きさそのものは、受信効率には余り関係ありません。重要なのは、同じ限られた電波をどれだけ一点に集中できるか、なのです。

たとえば、ドコモのワイドスターは半径1000kmほどをざっくりとカバーするような結構でかいビーム。とすると、衛星から発射された電波はその大きさの中に「拡散」してしまうわけです。非常に薄く広く電波が拡散し、きわめて微弱な電波しか届きません。そのため、端末には大きなパネルアンテナが必要なのです。これは、反対方向も基本的に対称ですので、限られた端末の小さな電力をかき集める「網」が半径1000kmに広がっているため、網の目が粗くなり、端末側からしっかりと送信してあげないと届かない、と言うことになります。発射電力が限られている端末側のこの事情のほうが、実際には衛星電話のアンテナの大きさに大きく影響しています。

と言うことは、電波のビーム(受信側の受感ビーム)を細く絞れば、非常に遠くでも強い電波を実現できる、と言えます。と言うか、じつは送信機と受信機の距離ってのは(真空中なら)ほとんど無関係、結局は「発射された電波が3次元空間中で広がっちゃう」と言うのが距離による減衰の最大の原因であり、逆に言えば、どんなに遠くても届く範囲を絞りさえすれば距離による不利は完全に補えます。たとえばそのビームスポットの半径を10kmほどに絞れば、地上に半径10kmの範囲に電波が届く基地局を置いたのとエネルギーの収支は同じです。と言うことは、そのような非常に狭いスポットを作れれば、端末自体は普通の携帯電話程度のサイズでも十分通信可能、と言うことです。

そしてどうやら、Terrestar社の考え方は、このような考え方のようです。衛星自体の能力として、500個ものスポットを同時に形成する能力があるようです。そして何より非常識にまで大きなアンテナ。「アンテナを大きくして感度を上げる」と言うのは、原理的には「放射範囲を絞ってそこへの送受信感度を上げる」と言うことを意味します。大きいから感度が高い、と言うことはなくて、結局、感度を上げるときには必ず「放射範囲の絞込み」が行われる、と言うのが、アンテナ技術の基本原理です。スポット放射と言うのはまさにこれを突き詰めた方向で、静止衛星軌道から地上に非常に小さなスポットを作る、と言うことは、3万6千キロと言う距離を考えれば実際には針のように細く鋭いビームを作ることを意味します。これを行うためには、逆説的に聞こえるかも知れませんが、アンテナは非常に巨大化するのです。ビームの細さとアンテナの大きさは反比例すると言うことです(厳密には違います)。

スポットを小さくしてその代わりスポット数を増やす。これが同社の戦略であるわけで、おそらくスポットサイズは、半径100kmにもならないくらい小さいのではないかと考えられます。たとえば、携帯電話の基地局は、半径10kmから、米国の田舎などでは20km、30kmにもなりますが、結局それ以上は、どんなに電波を強くしても届きません。地形による遮蔽や、地平線による遮蔽があるからです。ところが、上から狙い撃ちするなら、地形や地平線に影響を受けません。ちょっとパワーを上げるくらいの気持ちで、半径100kmなんていう基地局エリアをさくっと作れます。つまり、Terrestar社のサービスは、「通常の携帯電話の基地局のカバーエリアを(宇宙に置くことで)極端に広げた」と言うサービスに相当します。

実際、同社の採用したGMRと言う方式は、GSMを宇宙通信に使えるように拡張した方式です。要するに、中身はGSM=ふつーの携帯電話。それを、長距離通信でも破綻しないようにちょっと調整した方式。GSMの基地局をものすごく遠くに置いたときも通信できる方式と言えます。

そんなわけなので、理屈上は、従来の携帯電話よりも3~5倍ほど遠い基地局と通信する、と言う程度のインパクトしかないため、端末にはそれほど大きなアンテナも必要なく、ポケットに入れたまま普通に使えるくらいのサービスが実現できる、と言うことになります。ただしその代わり、非常に絞ったスポットであるため、どこをどのように狙うか、と言うのが、サービス性に大きな影響を持つでしょう。サービスの説明では本土といくつかの太平洋上の島で使える、となっていますが、その間の洋上で使えると言う記述はありません。と言うのはおそらく、太平洋上をくまなくカバーできるほどのスポットサイズは実現できないし、スポット数にも限りがあるので小さなスポットで繰り返しカバーもできない、と言うことです。そして最初から地上のGSM網とのデュアル(と言うか地上GSM優先)が前提なのも、地上のGSMでカバー可能な地域にはスポットを向けていないから、と推測されます。500と言うと多い数ですが、それでも米国全土をカバーするには少なすぎる数です。

しかし、このアイデア、基地局を建てにくい僻地をカバーするソリューションとしては、非常に合理的で面白い試みですね。僻地にえっちらおっちら光ケーブルを引っ張っていくより、宇宙にでかい衛星を打ち上げて、針のようなビームでカバーセルを作っちゃう、と言うほうが、実はコスト的に有利、なんてことも、十分にありえます(日本のような狭い国土ではありえませんが;笑)。

おそらく問題は保守で、静止軌道まで飛んでいった衛星を直接保守する方法は今のところ存在しません。ソフト的な故障ならまだしもリモートで復帰は可能でしょうが、機械的な故障が生じたときは、衛星そのものは廃棄処分、全エリア一斉に停波、と言うことは避けられません。ありえないことではありますが、小さなデブリがアンテナ支柱に命中して折れちゃって、完全にアンテナの向きが制御不能になったら、終わりです。おそらく今後、2号機3号機と打ち上げて冗長構成にしていくでしょうが、「丸ごと新しいものを打ち上げる」と言う方向でしか保守のしようがなく、地上の基地局のように故障したボードだけ交換ということができないのは、経済的に大きな負担になってくる可能性もあります。よほどのメリットがない限り、なかなか同じ方法でラージエリアサービスを行う事業者は出てこないでしょう。

そんなわけで、もし北米に行くことが多くて、しかも僻地でのエリア問題を抱えているなら、ちょっと検討してみてもいいかも知れません。ひょっとすると他のGSM事業者との相互ローミングもできるようになって、端末さえこのサービスに対応していればOKってことになれば、たとえばこの端末だけ所有し、契約はドコモかどこかで、って感じでいけるようになるかもしれません。ていうか、そうなるといいなぁ(笑)。と言ったところで本日はこれにて。

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WILLCOM CORE envision・・・?

2009/07/06

めちゃめちゃ古いネタですが、ウィルコムがまたヘンテコなページを作ってます。WILLCOM CORE envisionですって。

最初にこのページを見て思ったことを、いろんな方面から石が飛んでくることを覚悟して端的に申し上げますと。

なんかIPモバイルと同じ香りがする・・・。

いやいやいや、ウィルコムのXGP事業が頓挫するとかそういうことを示唆しているわけではないんですけど、なんとなく、出来もしないことをやたらと並べて結局見掛け倒しに終わっちゃうような香りがするんですよ、これ。

IPモバイルも、なんか最初から飛ばしてたんですよ、出来もしないことを並べ立てるという意味では。とにかく、地に足が着いていない感じ。そういう意味では同時期にサービス開始に向けて対投資家キャンペーンを張っていたイーモバイルもそうで、もちろんその頃に並べ立てた数々のコンセプトは何一つ実現してなかったりするんですけど、要するに、それらとdff同じ香りがする、ってこと。

なんか、これに限らず、ウィルコムがこのところ実現できないネタを大々的にプロモートすることが増えているような気がします。実現するための数多くの前提をすっとばしちゃってる、本当にネタに過ぎないネタを、あたかも中期事業計画であるかのように発表する、という感じ。これが、IPモバイルや昔のイーモバイルを彷彿とさせるわけです。

ということは、そこに共通する何かがあるわけで、これはもう端的に言うと、「資本調達」でしょう。IPモバイルもイーモバイルも、資本調達を目的として数々の虚構プランを発表し、結果として、資本調達に成功してサービスが出来たイーモバイルと、失敗して潰れたIPモバイルに分かれた、というだけであって、資本調達が目的であったことは完全に共通しています。

ウィルコムも、XGPサービスを開始しようというこの時期、なにかと物入りで資本増強は必須の情勢、本来なら、免許獲得後のどこかのタイミングで株式公開と公募増資を行う予定だっただろうと思うのですが、市場低迷でカーライルが得るべき売却益が得られそうにないということで無期限延期になってしまった、というのが今の状態だと思われます。ということは、とにかく今は、割当増資にでも頼って当初の投資をまかなうだけの資本を調達しなければならず、その割当先に対するキャンペーンとして、こういうページを作ってるんじゃなかろうか、というのが、私の勝手な推測。

もっと脳内お花畑な妄想を突っ走らせるなら、実はこのようなキャンペーンの始まりこそ、株式公開への先がかりであり、実はもうまもなく株式公開が行われるのではないか、と言ったりも出来ます。もちろん、今の状況は、あまり公開にいい時期とは言えません。ので、これは全く私の妄想だとは思うのですが、それにしても、じゃぁこれらの「怪しげな未来像」は誰に向けて発信しているのか、が、割当増資に向けた特定の投資家向けというだけではあまりすっきりと納得できなかったりもします。

さてそれはともかく、冒頭のページの各種コンセプト、現実的には「そんな大きさじゃ定常動作するXGPの電力をまかなえるバッテリは無理だろ」とか「ていうかそれならPHSで十分じゃん」というような利用シーンも含まれています。さらには、ほとんどのコンセプトにW-SIMを髣髴とさせる表現、あるいは、W-SIMそのもの(の文字)が含まれています。ぶっちゃけ、XGPをW-SIM化するのは、相当無理があります。上りシングルキャリアが解禁されれば可能性はありますが、今の法令では上りシングルは禁止。上りもOFDMが必須であり、となると、あの大きさでOFDM信号を空中に押し出すのは、かなり難しいと言えます(無理とは言いませんが)。つまり、XGPなW-SIMの実現はどちらにしろ相当先、ということ。

と考えると、これ、実はPHSかWCDMAじゃね?なんて思います。そもそもWILLCOM COREって言う概念が、当初の「次世代PHSサービス」を指す言葉から、「XGPを中心としてPHSやWCDMAなどのさまざまなサービスが融合した総合ブランド」という意味に変わってきていて、ということは、単にCOREと言った場合は、PHSである可能性も捨てられない、ということ。

これらのコンセプトが、PHSあるいはWCDMAで、しかも比較的早期に実現するのだとしたら、それはそれで面白いかもしれません。エリアの広さという面で当面不安のあるXGPよりも、よほど魅力的です。ただしその時点で、W-SIMインターフェースをXGPを見据えたタイプにバージョンアップしておき、将来的にXGPなW-SIMが登場したときに無理なく移行できる、というものだとすると、これは、W-SIMの特徴を最大限に活かした面白い試みだと思います。

どちらにしても、われわれファンとしては(勝手にひっくるめちゃった!)、あまり中途半端な妄想キャンペーンはしてほしくないですね。やるならきちんと技術とマーケットの研究を進め、市場に送り出すところまで責任を持ってほしい、と思うところ。これを見て「あ、これならうちの会社で使えるかも!」と思ってウィルコムに問い合わせてみたら、「商品化の予定はございません」・・・では、あまりにウィルコムのイメージダウンです。今までも、エネループフォンとかくまフォンとかフリスクフォンとか黒耳とか16xとかメール端末とかGSM-W-SIMとか、期待させつつまったく音沙汰なしに終わったネタが余りに多すぎ。こんなのがつみ重なって「ウィルコム=妄想吐き散らすだけのキャリア」と言うイメージが定着するのはファンとしては正視に耐えません。

と言うことで、まぁ、いまさらこのヘンテコページをなかったことにしろとは言いませんけど、メーカまで駆り出してこんなくだらない妄想コンテンツを作るような無駄金があるんなら、1台でも良いから、過去の期待のプロダクトを市場に送り出してほしいなぁ、と思わないでもない今回のenvisionについての一言なのでした。

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