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2009/03の過去ログ


カーライルがウィルコムの増資を引き受けたとかいう話

2009/03/27

カーライルがウィルコム増資全額引き受け、というお話が出てきましたね。増資引き受け先の打診をあきらめます、という感じのニュースが出てから、意外と早かったというか、カーライルにまだそんな体力があったんだ、という感じではありますが。

あえてソースなし情報として記すと、カーライルの増資は50億、4月中にも実施、という感じ。ドコモやKDDIみたいな何百億の社債を発行なんてニュースに比べると確かにずいぶん小さな額ではありますけど、ウィルコムくらい小さな会社にとっては、かなりありがたい金額なのではないでしょうか。

ソフトバンクばりに10倍のレバレッジを効かせれば500億分の投資ができることになるわけですから、単純に基地局1局の購入・建設に250万円必要だと計算しても20000局ほど余計に建設できることになります。一応郊外でのマクロセル運用も視野に入れたXGPなら、これだけあれば人口カバー率90%超えを早期に達成できるかもしれません。

ただ、ウィルコムの財務をちょっと確認すればわかることですが、ここ最近現金残高が40億にまで一気に減っていて、その上1年以内期限到来負債の残高が80億ほど増えています。WVSで現金収入の先送りをした上に金融環境の悪化で先送り分の債権を現金化できなかったのが原因と思われるわけですが、この現在の現金残高40億に増資分50億を乗せると90億、ちょうど、直近負債増額分の返済に足りる額になるのが面白いというか、ものすごく気になるところなんですね。

いや、この50億、実は急場しのぎの増資だったりしやしませんか、ってことなんですけど。もちろん、急場しのぎだろうがなんだろうが増資は増資。借金をクリアにすればその分投資余力が生まれるわけで、XGPへの投資に対して十分大きな効果があることは同じなんですけど、ひょっとすると今それが必要になるような「現金危機」が起こっていた可能性も否定できません。

先ほども書きましたが、WVSの導入のおかげで現金収入が一気に減っています。実際は先送りにしただけなので営業収支は好転していますが、それでも支払いの決済をするためには現金残高が必要ですし、これが枯渇するといわゆる「倒産」ですから、ウィルコムもひょっとすると昨今流行の「黒字倒産」の一歩手前だったのかも、なんて想像してみたり。

この辺、ウィルコム、ソフトバンク、イーモバイルの三社は大体同じ構造になっていて、加入者に対する与信を現金化することで強烈なレバレッジをかけているだけに、金融市場が混乱すると現金が枯渇して「黒字倒産」となる危険性をはらんでいます。わずかな頭金でマンションを買わせてそのローン債権を現金化して投資を拡大し続けてきた不動産業界とそっくりの構造になっているんですね。

ただ、ウィルコムだけはものすっごく出遅れてます(笑)。実際に現金にできたのは極わずかな部分だけで、ソフトバンクやイーモバイルのような拡大ループ(自転車操業とも言う)に入る手前で金融恐慌が起き、幸か不幸か加速はストップしました。そのストップした現時点で、ひとまずレバレッジを解消するために必要だったのが、今回の増資分、50億だったのではないか、なんていう穿った想像をしてしまうのというのは、いかがでしょうか。

まぁそんな感じで、私としてはこの時期の増資は逆に「怪しい」と思ってしまう事件であったりするわけで、手放しで「めでたい」と喜ぶことができなかったりする今日この頃。といったところで本日はこれにて。


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Doccica本番?

2009/03/25

日本通信がL2接続を説明というのは、先日の新Doccica発表の時のおまけ。ということで、日本通信が、ドコモ網を利用した3Gデータサービスを開始することになりました。

内容は、1分10円の完全従量制。定額制が主流の今日この頃にこの料金設定は生きるのか?という疑問もありますが、なんと言っても、非常に珍しい「時間課金」であるところが、このサービスの最大の肝と言えます。

最近は、どのキャリアも横並びで「データ量課金」を採用しています。時間課金が行われるのは、回線交換タイプのデータ通信、たとえば、ドコモで言えば64kbpsの回線交換データの場合だけ。またその単価も非常に高額となっています。ウィルコムも同じく64kbps回線交換を1分10円程度で提供していますが、比較的安価とはいえ、やっぱり速度の上限が気になります。

一方、データ量課金、つまりパケット課金となるのは、すべてのパケット交換タイプの通信。この場合、HSDPAの最大7.2Mbpsなども使えるようになります。パケット交換タイプのデータ通信は、データが流れていないときは無線リソースを開放でき、コストがデータ量にほぼ比例するという特性があるため、データ量課金となっているわけです。

逆に言えば、パケット交換方式で時間課金を行うのはきわめて難しいという事情もあります。技術的にではなく、経営的に、という意味です。特にHSDPAやEV-DOでは、データが流れると瞬間的に全リソースを食い尽くします。巨大なデータを流しっぱなしにすると、当然リソースはあっという間に枯渇してしまいます。それを防ぐために、データ量に対して課金せざるを得ません。ここで時間課金にしてしまうと、限られた時間の中でめいいっぱい大量のデータを送受信しようという意識が利用者側に生まれてしまい、結果、無線リソースの大量使用とコストアップは免れません。なので、データ量課金とし、売り文句として「つなぎっぱなしでもOKですよ」と利用者に余裕を持った利用を呼びかける、ということを行うわけです。

完全定額についても同じで、結局は「いくら使っても同じ料金なんだから、ゆったり使ってね」というのが本音のひとつ。その代わり、定額料金自体をやや高めに設定して、コストわれを防ぐ、ということになるわけです。

キャリアとしてはやりにくい、こういう「高速タイプ」の通信に対する時間課金、日本通信は、MVNOだからこそ、その選択をすることができた、といえそうです。結局、ドコモ網との接続帯域をいくつにするかは経営マターですから、コストを定額化しつつ全体最適な点を探ることができます。特定の地域の基地局への負荷集中などを気にしなければならないキャリア自身にはまずできない決断です。

そしてこれができた技術的な大きなターニングポイントが、最初にリンクした、「L2接続の実現」です。件の記事では、帯域や品質の自由なカスタマイズ、ということなどが触れられていますが、そこにははっきりと書かれていないL2接続の最大の利点がひとつあります。それは、「MVNO側からパケット接続を切断できる」ということです。

従来のL3接続では、認証サーバ、DHCPサーバだけを外において、接続の管理はキャリアが行っていました。当然、認証プロトコルやDHCPには、サーバ側から接続を切断するという手順は用意されていません。MVNOが持っているサーバはあくまで受身の動作しかできないわけです。しかし、L2接続になり、GGSNをMVNOが持てるとなるとこれががらりと変わります。MVNO側から能動的に接続の管理ができるようになるのです。

たとえば、時間課金を行う以上は、一定時間以上の連続接続を切断してやる、というような機能が必ず必要になります。これをMVNOが自由に設定できるようになります。さらに、今回のプリペイドサービスで言えば、チャージ金額がなくなったら切断してあげなければなりません。これも、L2接続が実現できたからこそ可能になったわけです。時間課金で安心安全に利用するためには、L2接続は必須の構成といっても過言ではありません。従来のb-mobile 3Gでは、ドコモ側の機能で1時間ごとに強制切断し再接続の認証時に日本通信側で超過チェックを行う、とすることで上限超過を防いでいましたが、この方式ではどうしても無駄が生じます。この誤差は切断ごとに数分単位でたまっていってしまうため、この誤差を統計的に相殺するにはどうしても数十時間単位のパッケージでしか販売できませんでした。これが、今回はわずか100分単位のパッケージにできたのは、間違いなくL2接続の恩恵と言えます。

また、これができた背景には、日本通信がウィルコムL2接続で培ってきた、プリペイドチャージ管理システムの存在があります。プリペイドのチャージ額とL2接続の管理をリアルタイムにできるシステムというのは、これができる会社はかなり限られています。おそらくキャリアであるウィルコムやイーモバイルでさえできないはずです。そのくらい多くのノウハウと技術が必要なシステムをあらかじめ持っている日本通信だからこそできた、と言えそうです。

ということで、では実際のサービスとしてどうかの感想。この手の高速モバイル接続で時間課金というのは、結構ありがたいかもですね。大体、HSDPAとかだと、使うと一発で上限額、というのが常識。二段階定額で維持費を安くしていても、使わないと決めたらその月の1日0時0分から末日23時59分まで1ビットたりとも使わないことを徹底しなければなりません。その点、Doccicaはチャージするときに実費を払うだけで後の維持費は無料ですし、使ったらつかっただけ引いてくれます。また、日本通信の人も言っているとおり、「使ってみなきゃわからない」(場合によっては使った後でもわからない)データ量での課金では、たとえプリペイドでもどの程度使えるのか予測ができませんが、時間というのは普段から慣れ親しんでいる単位ですし、何より表示データや利用方法によって基準がころころ変わるものではありません。従量とはいえ、定額に並ぶ安心感があります。

1分10円という料金設定も、非常にいいですね。5000円のチャージで500分。一ヶ月20日間で考えると、一日25分ほどの利用だと5000円/月で、他のモバイルと同等の料金になります。当然ながら、つなぎっぱなしでだらだらとWEB閲覧をするような使い方には向きませんが、たとえば、会社や自宅サーバに接続して大きなデータをさっとダウンロードしたい、というようなことが月に数回ある、というような要求なら、5000円のチャージで半年くらいは余裕で使えることになります。

あるいは、年に一度の帰省だけど帰省先の実家にインターネット環境がない、なんてときのために持っておくとすると、たとえば5日間の帰省で一日2時間ほどWEB利用するという結構ヘビーな使い方でも6000円ですみます。年間に均して考えると、月々500円の負担と同等です(有効期間延長料が必要みたいですけど)。

しかも、チャージ額以上は絶対に請求されないという安心感もあります。100%従量のいいところと100%定額のいいところをうまく取り入れているという言い方もできるかもしれません(逆にそれぞれの欠点も含んでいるわけですが)。

残念なのが、チャージ有効期間が最大90日@5000円、アカウント有効期間が最大150日@5000円で、実質月額1666円+超過月維持費300円のサービスになっちゃってて、あまり「いざというときの」という使い方が想定されていないこと。結局常に使い続ける人のためのサービスでは他社に比べてのアドバンテージが弱い気がします。また、有効期間があるためにちょっとほっといて忘れちゃうと失効しちゃうところも困りそうです。こういうのって「失効分も儲け」なので、企業的視点から見ればやりたくなるのもわかるんですけど、そこをあえて破ってみてほしかった。この際有効期間をどーんと3年とかに延ばしてもらえないものですかねぇ。そしたらとりあえず買っちゃうのに。

ということで、なんだか狙ったように3G MVNOなPCデータ接続サービスが矢継ぎ早に出てきた今日この頃、ちょっと他とは違う面白い料金のDoccicaについての一言でした。でわ~。

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携帯電話業界の近未来を予想してみる

2009/03/23

今日はいつに無く壮大なネタで。日本の携帯電話業界の将来について。将来の業界模様を予測してみましょう、という一言です。

もちろん、ここでは「どの会社がどうなる」というような話にはしません。もっと大雑把な、技術的、サービス的トレンド、業界全体の経営的問題などに踏み込み、たとえば「あの会社はあと3年持つかどうかだなぁ」なんてことは言いません(笑)。

まずはここ数年の動きを振り返って見ます。

2000年まで、携帯電話と言えば、通話と簡単なメール・WEBができるだけの存在でした。また、WEBと言っても、キャリアお仕着せの出来合いの公式サイトがどうにか見られる程度のもの。インターネットへのフルアクセスなど考えもよらない時代。アクセス速度も遅く、PCにつないでのデータ通信も非常に高価でした。

そこから1~2年で大きく変わったのが、さまざまなマルチメディアに対応した端末の著しい進化です。この時代に、現在のコンテンツの基礎がほとんど出来上がりました。この当時登場した、音楽、画像、アプリというのは、今でもコンテンツビジネスの基本要素です。

また同時に、ウィルコム(当時DDIポケット)といくつかの地域系PHS事業者が、業界で初めて「通信費定額」というサービスをリリースしたのもこの時期です。これを追って端末WEB閲覧の定額サービスが一般的になり、その定額の対象は音声通話にまで広がって今ではすべてのキャリアの最大の売れ筋商材ともなっています。

要するに、今現在最も売れているサービスの原型は、2001年から2002年ころにはほぼ形になっていた、と言えます。そこからの進化は、容量の拡大、対象の拡大、派生品の増加、料金の低廉化、という、量的拡大がほとんどでした。

このような流れから今後の業界を予測すると、ひとつの答えとしては、「今後も同じように量的拡大が続く」と考えることができます。たとえば着メロに始まって着うた、着モーションなどなどと容量増加をベースに進化してきた「音楽」についてはやはり同じように、じゃぁ次は3Dモーションだ、とか、マルチチャンネルだ、モバイルサラウンドだ、とか言うように発展するかもしれません。

このベースで考えると、キャリアにとっては、容量が増加し料金は下がり、というトレンドから、収益低下とコスト増大が必至と言えます。すでにその動きは起きていて、2008年度中間時点ではすべてのキャリアが減収になっています。にもかかわらず、容量の増加に対応するために設備投資は増えつつあります。

新しい技術を容量対策のために導入するといっても、結局物理法則には誰も逆らえませんから、周波数帯域が増えない限り楽にはなりません。結局はマイクロセル化を進めるしかないのですが、それは莫大な設備投資を伴います。新しい技術は、キャリアの収支の救世主とはなりえない、ということです。

結果、このトレンドは、ひたすらにキャリアの収益を押し下げることになり、キャリアはそれを補うために利用者数を単調に増やさなければなりません。加入者数に限っては「均衡」あるいは「縮小」という選択肢はありえない、ということになります。

当然ながら、この前提はとんでもない矛盾をはらんでいます。そもそも、携帯を使う人間の頭数が限られているからです。一人の人が複数の端末を持つようになっても、その人が携帯電話のために使える時間は結局限られていますから、回線数の増加にも限界がありますし、一人が複数の端末を持つことで回線数増加を図るにしても、今度は回線あたりの収益が分散することで更なる収益悪化圧力になるため、さらに回線数が必要となる、という自己ジレンマに陥ってしまいます。

このような視点から見ると、携帯電話業界の未来はきわめて暗い、といわざるを得ません。もちろん暗いとは言っても、それは成長が見込めない、というだけであり、電気や水道のような確実な需要がありますから、携帯電話業界が消えてしまうということはなくて、淡々と技術開発と設備投資が繰り返されることにはなると思います。が、その速度は0に向かって収束していくことが予測されます。

さて一方、ここ2、3年の話ではありますが、携帯電話業界では、いくつかの試みが見られます。たとえば、ドコモのiDやKDDIのじぶん銀行のような、金融・決済市場への参入。また、KDDIのau BOXのように、リビング需要に食い込もうとする試みもあります。

まだこういった試みは少なくはありますが、これは、量的拡大による収益性悪化を見越して、質的転換を図ろうとしているものと思われます。先ほどの話で出てきた「個人が携帯電話のために使える時間」の比率を、増やそうという試みです。

たとえば、決済のために携帯を使う場面を設定すれば、おのずから決済に使われる時間を携帯電話業界が握ることになります。一人頭で見ればわずかな時間かも知れませんが、それに日本の人口を掛け合わせれば莫大な時間です。いったんその時間を奪い取ってしまえば、そこにさまざまな付加サービスをのせて収益に変えることができるようになります。

「利用者の時間」というのは、これはもう非常に貴重な資源です。また、「利用者の時間」はそのまま「収益」に変換できる、きわめて有用性の高い資源ということもできます。携帯電話業界は、携帯電話以外のあらゆるサービスと、この「利用者の時間資源」の奪い合いをしていかなければならないわけですから、こんなわずかな時間とはいえ、とにかく奪いに行かなければならないわけです。

このようにして新たな利用シーンの創出、すなわち、質的転換を図るトレンドも確実に存在しますが、今のところ、まだ前者の量的拡大トレンドに飲み込まれてほとんど効果が現れていません。そもそもが、今現在携帯電話が握っている個人の時間資源はすでにかなり膨大で、ちょっとやそっとの増加ではなかなか効果が出ないのかも知れません。

このような理由から、今後は、一見「個人行動の聖域」とも思われているであろうさまざまな分野に、携帯電話が積極的に攻め込むことが予想されます。たとえば、防水端末を用意してお風呂時間を奪おうという試みもすでに広く始まっています。トイレや睡眠まではさすがに無理でしょうが、同じようにさまざまな生活行動時間に対して収奪の動きが始まるでしょう。決済やリビングでのくつろぎ時間を奪おうとする動きもこのひとつです。いずれ、家族やペットとのコミュニケーションの時間さえ奪おうというサービスが現れてくるかも知れません。友達と会うのも、携帯電話越しの仮想空間内で待ち合わせして仮想空間内の映画館に行って仮想空間内のカフェで注文すると玄関先にカフェデリバリーが飲み物を持ってきてそれを飲みながら携帯電話越しに他愛ない雑談をする、だったりするかもしれません。いや、携帯電話事業者は本気でそういうことを狙っていくだろうと思ったりします(世論とバランスをとりながら)。そうしないと、要するに「儲からなくなる」からです。

ということでまとめると、今後もコンテンツの大容量化と料金の低廉化が進んで携帯電話事業者の収益性は悪化し、あるいはいくつかの事業者は退場を強いられるかもしれませんが、大事業者を中心に個人の生活時間を奪うべく質的転換を狙った奇妙なサービスや製品が頻出するようになるだろう、というのが私の今後の業界展望。特に、今現在各社が力を入れている法人需要が頭打ちになったころ(2~3年後?)に、カンブリア大爆発よろしく突然奇妙なケータイがあふれ出てくるのではないかと思ったりします。そしてそれらが淘汰されていく過程で事業者ごと淘汰されるようなことも起こってくるでしょう。

ケータイカンブリア大爆発の後にどのようなものが生き残っているのかはまったく予想がつきませんが、結局事業者が整理淘汰されたことにより収益性が改善し従来どおりのシンプルなケータイが生き残っていたりするかもしれません。まぁこんなことが起こるかどうか自体も怪しいものですので、いちオタクの戯言と聞き流していただけますと幸いです。それでは。

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やっべ

2009/03/17

素で更新忘れてた。

ネタの書きためもないので、まともな更新は今しばらくお待ちを。

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ウィルコムの3Gサービスが発表

2009/03/09

ということで発表されました。ウィルコムのドコモ網利用モバイルデータサービスです。

とりあえず価格に触れておくと、基本料945円、ピークが5980円または7980円の二段階定額。条件が、最低5回線からで、14回線以下だと上限が7980円、15回線以上だと上限が5980円になる、というシステム。

これに加えて、PRIN利用料が525円ほどかかるとのこと。15回線以上の条件で考えると、これがまた、狙ったようにドコモの定額データプランと同じになります(プロバイダ料が必要なところも含めて)。メリットは開始価格が安いということくらいで、上限めいいっぱいまで使えば、その差額はわずか5円で、料金的にはなんら差別化はされていません。

そしてもちろん、KDDIの定額データともほぼ同じ条件、ということになります。こちらとの違いも、維持費が安いだけ。エリアの広い高品質な3Gでの定額データ、というくくりで見れば、きれいに横並びにしてきたなぁ、という感じです。むしろ、ソフトバンクのときと同じく、これ、わざわざMVNOにする必要はあるんかいな?という疑問さえわいてきます。

しかし、中身を見てみれば、これが、かなり毛色の違うサービスになっていたりします。KDDIのようにカードに特殊な仕組みを入れたり、ドコモのように専用の接続ソフトのインストールが必要だったり、ということがない、というのが、まず一つ目。つまり、個別のプロトコル規制や連続DL規制が入っていないということ(今のところ)。もちろんドコモMVNOは通信速度総量に応じた料金がかかってしまうので、総量規制は入るかもしれませんが、それにしたって、ドコモやKDDIの定額データよりはるかに使い勝手がよくなるはずです。

そして、これは今までの二段階定額サービスではあまり例がなかったことですが、ちょっと面白い料金になっています。というのが、945円の基本料に、30万パケットが含まれている、ということ。それ以降の単価が0.0126円/パケットなのですが、従来の二段階定額では、スタート価格に含まれるパケット数も通常は超過分の単価に合わせるのが通例だったんですよね。その例に倣えば、945円に含まれるパケット数は7万5千になるはずなんです。それにたいして実際は30万。なんと基本料の4倍のボーナスが含まれているんですよ。

30万パケットというと、約36MB。確かに、3Gでいったん接続して思う存分WEB閲覧とかしちゃうとこのくらい行っちゃうわけですが、一方、メールチェック(と必要な分だけの送受信)くらいなら一ヶ月でもここまで行くことはめったにありません。さらに、同一名義同士で無料分が共有できちゃうわけですから、たとえば最低の回線数である5回線だったとしても5人で180MBを一ヶ月で、という条件にしてしまえば、1回線945円ですんでしまうわけです。

実際の利用でそのように制限するのは難しいので(だからこそ定額が売れているわけで)、ここまでうまくことが運ぶとはさすがに言えませんが、こういった「きわめてライトな使い方向け」のプランとしては、おそらくもっとも使いやすい料金設定になっているといえます。他社の二段階定額は、二段階とはいえ、つないじゃえばほとんどの場合は一瞬でスタート価格を突破してしまうタイプ、すなわち選択肢が「使う」か「使わない」かのどちらかしかないプランばかりですから、びみょーに使いたいんだけど、という超ニッチな市場向けに存在感を出せる料金といえるかもしれません。

という感じで、一定の価値はありそうですが、その一方で、きわめて残念な部分もあったりします。というのが、PHSとのコンバージェンス。せっかく、低コスト省電力なPHS網を持つキャリアが提供する3Gサービスなのに、まったくそれが活かせていません。

先ほどの議論で出てきたようなライトな使い方なら、実はPHSの速度でもまったく問題ありません。ということは、PHSが使えるエリアなら、それを積極的に利用すべきだと思うわけです。むしろ、PHSをあえて選択するならもっとヘビーな使い方をしても安く済むよ、というようなプランであっても面白いかもしれません。たとえば、3Gで利用したパケットから、PHSを利用したパケット数に定率をかけて控除してあげる、なんていうプランも面白いかもしれません。もちろんその場合はPHS利用オプションは別途なんですけど、PHSを積極的に活用してコストを削減する、という使い方を自発的に誘起してくれること請け合いです。

そのようにしてコスト削減とPHS網の有効活用を進めながら、じんわりとXGPを開始する。たとえば、当初はXGPシングルでも、そのうち、XGP/PHS/3Gトライシステムな端末をリリースし、似たような形で「3Gを使うと高額だけど、PHS/XGPを積極的に使うことでコスト削減できますよ」というプランを提示。エリア拡大とともに徐々に3G利用が減少して行き、スムーズにXGP/PHSデュアルサービスに移行、ということができそうな気がします。

まぁとにかく、とりあえずこの3G単体サービスは、あまり世の中にインパクトを与えるようなサービスとは言えそうもありませんね。XGP/PHSとのコンバージェンスが始まってからが勝負。あくまでそこまでのつなぎと考え、しばらく様子を見ることにします。いや、買いませんよ、まぢで。

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WiMAXの商用レビューが出てきたよ

2009/03/04

UQのWiMAXのレビューが出てきているようですね。ということで、日本初のBWAサービスであるところのUQ-WiMAXについての一言。

レビューによると、どうやら、2~3Mbpsほど出ているようです。いやはや、結構出てますね。WiMAXで屋外フィールドでこれだけ出れば大したものです。

いやいやわかりますよ、10MHzも占有しておいてたったの3Mbps足らずでいいのか、という声。でもいいんです。だって、同じく10MHzを占有して通信を行うHSDPAだって、3Mbpsがやっとじゃないですか。理屈上は全く問題ないんです。

たしかに、BWAには周波数利用効率の上昇という期待がかけられていましたが、そんなもの、物理法則の前には全く無意味です。どんな技術だって越えられない物の理というものがあります。同じ帯域幅で同じS/N比ならどんな方式でも究極的な速度は同じ。情報を伝達するというのはそういうことです。ただ単に、「もっとS/N比が高ければどうなるかな?」という思考実験のすえ考えられたのがより高速な通信方式。無線機・アンテナ技術の発展でより高いS/N比を実現できるようになってきたので、そういった高速な方式が実用化の俎上に乗ってきたというだけの話なんです。

同じ理由で、WCDMAやPHSだって、高いS/N比を期待する高度化がおこなわれてきています。WCDMAはHSPAとして14.4Mbpsからさらに上を目指していますし、PHSなんてたった0.6MHzという超狭帯域で0.8Mbpsをすでに実現しています。同じレベルのS/N比が実現できる無線機やアンテナさえ使えれば、どの方式でも周波数利用効率は同じところまではいけるんですね。ただ、最初からそれを前提として設計されているかどうか、というだけで。

結局WiMAXも、最大40Mbpsとは言っていますけど、これは、現在の技術や公衆環境では実現できない極めて高いS/N比を期待した数字。屋外環境でMIMOが完全動作するなんてのはまず期待できませんし、周波数繰り返し利用でS/N比を下げる面エリア展開でQAM変調が威力を発揮できることなんてまれです。同レベルの無線機・アンテナを使う以上、結局は、従来誰かがたどり着けていたレベルがせいぜい、加えて、特に条件のいい場所でごく希に高速通信が期待できる、新しい無線通信技術に期待するのはこの程度と思っておくのが無難だと私は思っています。

余談になりますが、こう考えると、改めて、PHS技術の優秀さがわかります。PHSは自律分散の一つとして、チャンネルを使う度に「そのチャンネルのS/Nが十分に高いこと」を確認する「キャリアセンス」という技術があるため、理屈上は、S/Nの下がりやすい面エリアではなく高いS/Nの期待できるスポットエリアで展開する技術といえます。なので、普通は屋外でまともに使えるはずのない64QAMなんていう多値変調が使えちゃったりするわけです。

ということで、面展開する以上は従来の面展開技術がたどり着けていた場所がせいぜいで、そこにプラスアルファな条件がまれに見つかる、程度に考えておくのがよろしいかと思われます。

当然、これはXGPにも言えること。確かにXGPも自律分散とキャリアセンスは行いますが、その代償として、10MHzの全帯域を使いきれない可能性というものが生じてきます。XGPの場合、キャリアセンスと言っても10MHzの中身を900kHzごとに区切ってそれぞれの割り当て可否を判断しているだけなので、割り当て不可となればその分は単純に「捨てちゃう」。もちろんこれで「捨てちゃった」分は干渉低減、つまり他の利用者にとってはS/Nを上げてくれるという御利益がありますけど、本人にとっては実質の周波数帯域幅は10MHzに満たない帯域しか使えないことになります。これは、10MHzをべったりと面展開したことでS/Nが下がってしまう効果と全く同じになります(究極の理屈上は)。要するに、XGPに期待できるのはWiMAXと同程度まで、と思っておくのが間違いがありません。

興味があるのは、WiMAXのように低いS/Nでもとりあえず使ってみる方法と、S/Nが低い周波数はあえて捨ててそれ以外の部分で最大パフォーマンスを狙うXGPなやり方と、どっちのほうが実効速度が高くなるんでしょうね、というところですね。これは、UQとウィルコムの両社がしっかりとエリア展開をし、十分なユーザを収容してから徐々に答えが出てくることになるでしょう(結果、たいして違いはない、ってことになる可能性が高いと思うのですが)。

ということで、まぁとにかくWiMAXはこんな感じです、というのが情報として出てき始めたわけで、あとは、ウィルコムのXGP本格展開を待ちたいところです。といったところで本日はこれにて。

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ソフトバンクの定額データスタート?

2009/03/02

ソフトバンクがイーモバの回線を使って定額データをやる、という話、そもそも、最初から批判されることは明らかだし、イーモバの回線を卸で使う以上大きな儲けも期待できないし、いったいなぜそんなに急ぐのかなぁ、という意見もありましたが、サービス内容が正式に発表されて、狙いがはっきりしましたね。

一応内容を紹介しておきますと、イーモバ卸のデータプランは、2000円スタートの5980円上限の二段階定額。決して競争力がある料金ではありません。しかし、これにソフトバンク回線の従量制契約を足して、つまりソフトバンクも別途契約することで、なんとスタート価格が700円にまで下がります。ちなみに、ソフトバンク回線の基本料は300円。

異常ともいえるほどの大幅値引き、実に、イーモバイルの公称MVNO回線料金から見れば完全原価割れの価格と、ソフトバンク回線も完全に原価割れと思われる300円という価格に設定したところをみると、要するに、このサービスで儲ける気はない、ということが見て取れます。

つまり、単に「回線数」が欲しいんですね。広告宣伝や株主へのアピールに常に使ってきたのが、とにかく「純増数ナンバー1」という文句。いや実は、貸し倒れ引当金から逆算するとわかるんですが、不正契約されて料金未払いとなっている回線についても、強制解約にせずに回線数に貢献させているようです(デメリットも多いんですけど法的に禁止されているわけではない)。

ここまでして純増数1位にこだわってきたのですが、ここにきて、2007年初頭から始めたホワイトプラン+スーパーボーナスの支払い終了客の流出が見込まれること、特に、いわゆる「スパボ一括0円ケータイ」はまず間違いなく解約されることになります。この解約が始まるのが、もう今年中盤に迫っていますから、そうなるとさすがに純増数1位の維持は厳しくなってきます。

一方、今純増数2位にまで迫ってきているのはイーモバイル。実際はミニノートPCの割賦目的の利用がほとんどとはいえ、法人でのデータ定額利用の引き合いは他社を圧倒する勢いと聞きます。

そこで、ソフトバンクが考えたのは、イーモバイルからの卸を受けることでほぼイーモバイルと同じ価格での提供を可能にし、法人需要を分け合うこと。実際の契約回線数はイーモバイルに付け込まれますから、イーモバイルにとっても悪い話ではありません。加えて、ソフトバンクが抱えている膨大な法人営業部隊でこれを売り込むとなれば、イーモバイルにとっても非常にいい話です。

一方、ソフトバンクは、イーモバイル回線単体では高額に設定し、ソフトバンク回線をセットにすることで安くなる、という販売方法をとることで、イーモバイルに献上した回線数と全く同じ数を自分の純増数にプラスすることができます。もしイーモバイルの純増数すべてをソフトバンク経由で稼ぎ出すスタイルを確立できれば、イーモバイルとソフトバンクの純増数の差は永遠に詰まりません。純増数1位の座はもうしばらく安泰、ということになります。

実際問題として、ソフトバンクのセットプランの価格はイーモバイルと同額。全く同じものを全く同じ価格で売るわけですから、販売網が強いほうが圧倒的な数をとれると思われます。

もちろんソフトバンクはこれによってまた収支はかなり悪化するでしょうが、それはこれまでもやってきたこと。要するに、採算度外視で純増数を取りに行く、という経営スタイルをさらに強化していきますよ、という表明ともとれます。

ちなみにさっきから全く無視していますが、300円のソフトバンク網プラン、これ、全く何も使い道がありません。だって、1パケット0.084円ですよ。1MBダウンロードするだけで700円近く。もしHSDPA7.2Mbpsフルスピードでダウンロードできたらと考えると1分で3万円を超えます。使う人なんていないでしょうね。

いや、ほんと、これがやりたいだけだったら、最初からMVNOとか言わずに、イーモバと提携してセット価格販売をやるだけにしちゃえばよかったのにね。そうしたら総務省にまで目をつけられたりしなかったでしょうに。まぁさすがにそれをやっちゃうと回線数稼ぎが見え見えだし、月額300円の回線を売ったりしたらさすがに公取も動くんじゃないかと思ったり。いや、今回の異常なほどの割引設定のボーナスパックも公取に目をつけられてそうですけど(笑)。合計6480円のものがセットで1000円ってんですからねぇ・・・。

ということで、単にイーモバイルの販売数に自分の回線数を乗せたいというだけの今回のソフトバンクの新サービス。なんつーか、周波数の有効利用どころか、ソフトバンクの契約者数以外世の中何も変わらない、実につまらないリリースなのでした。でわ~。

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