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2009の過去ログ


工人舎PM1レビュー(2)

2009/12/09

丸一ヶ月以上使って、改めてPM1のレビューを入稿します。一ヶ月、結構いろいろといじくったりしつつ、なんつーか、OSの根元に触る系のサービスやツールには出来るだけ触れない方向で使っています。何しろ、デフォルトがすごく動作が軽いもので。

さて、なんつってもポイントの軽さですが、うん、まったく問題ないです。D4のときは、ためしに一週間ほど持ち歩いてみた以降はほとんど持ち歩く機会がなかったわけですが(これはバッテリが持たないことも影響していますけど)、PM1は、買ってから今日まで、一度も持ち歩かなかった日がないくらい。いや、正確にないですね、確かに。

軽さに加えて、バッテリがかなり持つことが大きいです。この重量でこれだけじっくり使える環境を持ち歩けるなら、というバランス感覚から言って、完全にD4を圧倒します。重量増による不快さを、PM1を持つことの利便性がはるかに上回っているということです。これが、1kg級のネットブックとかだとこうは行かないでしょうね。

ネット接続に関しては、結局のところ、無線LANに統一しちゃってます。モバイル時は、アドエス経由のテザリングで。いや、わかってなかったんですよ、最初。アドホックって、自動接続できないと思ってた。ちゃんと設定すれば、アドホックでも自動接続できるんですね。なので、PM1の無線LANはONにしたまま、アドエスでささっとテザリングをONにすれば自動で接続完了。アドエス側の操作を楽にするために有料ソフトを導入しようかと思ったくらいですが、とりあえず、HW3を買うかも知れないので、保留で。

そのPM1の無線LAN/Bluetoothですが、ONにしたままでもほとんどバッテリ消費に影響がないみたいです。たぶん連続使用時間は減ってるんでしょうけど、はっきり言ってぜんぜん気がつかない程度。それよりも、休止→再開するとWiFiが勝手にOFFになるのはちょっと困ります。BIOSの設定で「起動時WiFi ON」ってのがあるので設定してみましたが、休止時の動作が非常に不安定になったのでヤメ。まぁ、専用ボタンをぽちっと押すだけだし、使わないときは勝手にOFFと考えれば省電力と言う事もできなくはないし。

休止、スタンバイに入る時間は、一般のXP搭載ノートPCに比べると、かなり長いですね。ディスク書き込みが始まるまで10~20秒ほど待たされます。どうもデバイスがらみらしいです。たまに余計に時間がかかると思ったら休止に失敗して「SDIOの無線LAN停止に失敗したよ」とか言われることがあるので、どうも、WiFiデバイスが休止・スタンバイ突入のネックになっているようです。逆に休止・スタンバイからの復帰は並のXPと同程度。実際はこっちのほうが重要なので、突入に時間がかかる問題はほぼ無視。パネル閉じてほっとけばそのうち勝手に休止に落ちてるので、気にしていません。その分のバッテリ消費を気にするほどバッテリが逼迫するようなことも一度もありませんし。

マウスに相当するポインティングデバイスがない件ですが、これは確かにちょっと不便ですね。一応キー割付でカーソルの操作は出来るようにしていますが、いちいち切り替えるのはそれはそれで不便。何が一番不便って、「右クリックドラッグ」が出来ないことですかね。意外とこの操作使うので。Fnキー押しながらタッチすると右クリックの意味になる、みたいなツールってありませんかねぇ。

キーが小さい、少ない、のは、意外となれちゃいました。むしろ、もう少し小さくてもいいかも、と思うくらい。シフトキーとFnキーとCtrlキーを、もう少し同時押ししやすいように(つまりシフトキーをもう少し広く)してくれてたらよかったんですけどね。でもそうでなくても何かちょっとした工作で対応できそうな気がする。思いついて実践できたらまた紹介します。

こんな感じで、結構ヘビーに使い倒しています。なんつーか、かなり良いマシンです。バッテリへたりまで考えて予備バッテリ追加しようかな、なんて思うくらい。まぁ来年くらいにはまた同程度のよりよいマシンが出てきてるとは思いますけど。といったところで本日はこれにて。


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今日のショートコメンツ20091208

2009/12/08

こんな試み。近場のニュースにショートコメントの巻。


イーアクセス、イーモバイルを完全子会社化

あらら、単体の現金尽きちゃったみたいですね。まぁアレだけPCインセ販売してりゃ、持ち出しは大変なものだろうし。加入者200万 x PCインセ5万 = 1000億円 = イーモバの当初現金準備高。わはは、びっくりするくらいぴったりだ。ほんとに?


純増数速報

ソフトバンク一位だけど、フォトビジョン頼みだしなぁ。フォトビジョンはメールアドレスを割り当てる関係上、IP接続のほうにも計上されているらしいよ。なので、ソフトバンクの実質純増は38900、実質IP純増は-8300。それよりも、ドコモが順調にIP接続を減らしているのが、結構緊急事態かも。確かに相対的にはたいした数字ではないですけど、確実にアクティブ層が流出しているわけですから。一方、auはここに来てかなり勢いを盛り返しています。アクティブ利用者純増はダントツのトップ。ウィルコムは・・・いや、ほんとにやばいよ?どうするの?


ドコモ、家電制御のシステム販売に乗り出す

インターホンを携帯につなぐシステム、とか、私がずいぶん昔にここで提案したことなんですけどね。さっさと先を越されましたね。というか、マンションデベロッパー向けにシステムを売ってそれ自体を収益にする、というビジネスに乗り出す、というのが、面白いですね。モバイル側は他社でも良い、というのは、要するに、独自サービスを用意してそれを使うトラフィックから上がりを得るという従来モデルから完全に脱却していると見ることが出来ます。他社に簡単に真似できるシステムを提案する場合は、確かにトラフィック益モデルよりも、システム販売益を当てにした商売にしたほうが良いような気がします。盲点でしたね。

こんな感じで。ネタがないときに便利皆様により新鮮なニュースとコメントをお届けするための実験記事。いかがでしょうか。

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質問箱より:高速移動でバッテリ消耗はなぜ?

2009/12/07

さて今日は最近の積み残し質問から。

「高速道路を走るなど電波状況の良くない環境ではバッテリー消費が早いのはなぜでしょうか」

よく言われることでもありますし、実際にカタログなどにもこういった趣旨の注意書きがついていることもあります。ご存知の方には常識レベルかも知れませんが、改めて、取り上げてみたいと思います。

携帯やPHSでは、通信をしていない状況でも、無線機を動作させる時間があります。これは、待ち受けののためです。ネットワーク側から着信(誰かがそのケータイを呼び出している)があるかどうかを定期的にチェックする必要があります。

別にネットワークから送信される信号(電波)を受信するだけなんだから、電波を発射するわけでもないし、たいした消費電力でもなかろうに、と思うこと無かれ。無線機の電源を入れておくというのは結構なパワーを使います。通常、アンテナから受信した電波というのは、とてつもない弱さです。PHSで言えば、1Wにも満たない電力(1Wは一般的な家庭用照明の1/40~1/100、せいぜい豆電球程度)を、半径500m~1km、周囲長で言えば1.5~3kmほどの広範囲に薄く広くばら撒いているわけです。1kmの彼方にある豆電球を見ているようなものです。よほどの視力の持ち主でなければなりません。

それを補うために、無線機では、受信した電波をまずは非常に大きく増幅します。そして増幅した後に無線システム用のバンドフィルターにかけさらに増幅して今度は目的通信用周波数のフィルターにかけ、・・・ということを散々行ったうえでようやく、デジタル信号になってケータイ内蔵のコンピュータに理解できる信号に変換できます。受信するだけでもかなりの電力を消費してしまうわけです。

そんなわけで、受信だけとはいえもし無線機を動作させっぱなしだとおそらく3~4時間でケータイのバッテリーは空っぽです。それを防ぐために、ケータイの方式上、一定時間に一度だけ電波を受信すればよいように、端末とネットワークがタイミングを合わせて着信信号をやり取りできるようにしています。具体的には、ネットワークは、1回の着信の信号を5秒間連続で送信するから、端末は5秒に一回、一瞬だけ電源を入れてネットワークをチェックすればよい、というようになっています。この一瞬というのは本当にわずかで、1ミリ秒とか5ミリ秒とか、そういうレベルです。これで、無線機入れっぱなしに比べて消費電力を1000分の1とかに出来ます。この「示し合わせ」を最初にやっておけば、後は定期的にチェックするだけでよいわけです。

さてこれがケータイのバッテリが長持ちする仕組み。ということは、電波が良くない環境では、この仕組みを崩す何かが起こっているということになります。

端的に言うと、最大の原因は、定期的なチェックのときに、本来ネットワークが送信しているはずの電波が届かなくなることです。定期的なチェックのときに、「着信あり」の信号が着信時に送信されているのはもちろん、着信がない場合でも「今は着信はありません」という意味を含んだの空っぽのデータが送信されています。端末はその空っぽのデータを見て、その電波の強さを計測し、端末のアンテナバーの表示を変えたりしています。

この空っぽのデータさえ受信できなくなると、端末はとたんに狼狽してしまうわけです。あれっ、さっき5秒に1回って示し合わせたはずなのに、何もデータが来てない!と。

ここで端末が行う行動は、かなり無茶です。無線機をフルオープンにして、とにかく手当たり次第に電波を受信するのです。その中に、さっき示し合わせた相手(基地局)が見つかれば、もう一度その基地局からの受信を定期的にチェックするモードに戻ります。一方、もしそれでも見つからなかったら、とりあえず一番近くの別の基地局に相手をチェンジします。これに要している時間の間は、無線機は働きっぱなし。これで、かなりの消費電力になります。

さらに、定期的なチェックのタイミングが変わる場合があります。端末への着信をする場合、たとえば、日本全国の基地局が全部一斉に「着信あり」の信号を送信すると、これは電波の大変な無駄づかいです。ですので、エリアごとに適当な大きさに区切って、それぞれのエリアごとに呼び出しのタイミング、参加者をずらすことで電波の無駄づかいを避ける仕組みがあります。いくつかの基地局がこの「呼び出しグループ」に属して、協調動作しています。

端末は、無線機フルオープンで見つけた新しい基地局が、自分が今までいた基地局の呼び出しグループと同じか違うかを判断することが出来ます。もし違うとなると、今度は、新しい基地局と先ほどの「示し合わせ」をやり直します。この示し合わせでは端末からの電波の発射も必要ですので、消費電力はさらに大きくなります。

これで、電波環境が悪いと消費電力が大きくなる理由がわかってきました。定期チェック用の電波を受信し損ねると端末が驚いて消費電力の高い動作をしてしまうこと、違う呼び出しグループに移動してしまうとさらに消費電力の高い動作をしてしまうことです。高速道路で移動中というのはまさにこれが一番起こりやすい状況です。基地局からの電波が届かなくなることは頻繁に起こるし、常に移動しているので違う呼び出しグループに次々と「示し合わせ」をしなおさなければなりません。これが、高速移動中のバッテリ消費が大きくなる理由です。

ということで、本日はバッテリ消費激増のなぞをなるべく平易に説明してみました。でわ~。

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MIMOのXGPでの実現性について

2009/12/04

さて今回は、XGPでのMIMOの実現可能性について。

WiMAXでは最初からMIMOが規定されていて、10MHzシステムで40Mbpsを最大カタログスペックとすることが出来ていますが、それに対してXGPはMIMOが無いために、最大20Mbpsというところにとどまっています。スペック向上のためにも、MIMOへの対応は望まれるところではあります。

しかしXGPは、現状、スペック的にMIMOに対応していないといわれています。そもそも、MIMOに対応していないというのはどういうことなのか、ということを一つ一つ検討したうえで、実現可能性を論じてみたいと思います。

まず、MIMOをやるときに一番重要なのが、物理的なチャンネルの構造。たとえば、二本のアンテナから違うデータを適当にばら撒けば受信側で何の苦も無く分離できるか、というと、それはあまりに虫のいい話。通信速度向上には必ず何らかのペナルティがあるのが世の通信技術の常で、もちろん、MIMOといえどその枷から逃れられるわけではありません。

具体的には、物理的なチャンネルの中に、適宜「既知の信号」を埋め込む必要があります。最初からどんな内容なのかわかっている信号を埋め込んでおき、二本のアンテナで受信した後、カメラのフォーカスを合わせるように、その既知の信号がきれいに再現できる受信パラメータを探す、という作業が必要になります。もちろん実際はいろんな変換技術を使って一発で最適パラメータを当てることも出来ますが(これでも外すことはあるけど)、基本原理は「カメラのフォーカス」だと思ってください。

この際、実際のカメラのフォーカスでも、非常に広い範囲をあまり質の良くないレンズで見ると中央部と周辺部でフォーカスの合う点がずれてしまうのと同じように、広い周波数で同じことをしようとすると、周波数の高いほうと低いほうでフォーカスが合うポイントがずれてしまいます。これを救うために、件の「既知の信号」は、周波数領域のあちこちに満遍なく配置されることが多いようです。

で、たとえば、既知の信号二つA、Bを用意して、既知信号Aを期待しつつフォーカスを調整して既知信号Aが良く見えるフォーカス点を見つけたらそのフォーカスを固定して信号全体を読み取り、次に既知信号Bが見えるフォーカス点を見つけてから同じように信号を読み取ることで、二倍の信号を読み取ることが出来る、という寸法です。もちろん、実際には二つの信号は混ざり合ってAにフォーカスをあわせてもBの信号がぼんやりと見えてしまうため、Aの信号もはっきりとは読み取れなくなります。MIMOが理論値のとおりのパフォーマンスが出せないのは、このぼやけが原因です。

という感じで、この既知の信号を埋め込むことによる分離可能性が「利得」に相当し、その既知の信号で貴重な帯域を消費してしまうことがMIMOの「ペナルティ」です。もともとOFDMなどではこの既知の信号を使ったチャンネル推定が必須であったので実はこのペナルティの大半は原則的に受け入れ済みだったこと、また、昨今の技術向上でMIMOの利得が追加ペナルティを大きく上回ることが出来る(それだけの演算能力のある回路が安価に組めるようになった)ということが、実用化を助けたわけです。

さてここまでは前置き。では、本題、XGPでのMIMOの可能性はあるのか?という点ですが、要するに、現状の物理信号構成上、この既知の信号を埋め込む余地がある、あるいは既に埋め込んである、ということになれば、MIMOのハードルの一つは越えたことになります。

そして答えから書きますと、既にあるようです。これは、元々は、広い帯域を使うことにより周波数依存のエラーが起きてしまうことから来る品質劣化を防ぐため、全周波数域にトレーニングシンボルという既知信号を埋めてあるものです。これは先ほど出てきたOFDMで必須のチャンネル推定、これが元で埋め込み済みだったものです。つまり、MIMOを行うことは可能である、ということになります。ただ問題は、このトレーニングシンボル、フレームの先頭にしか置いてありません。端末が移動したり伝播環境が変化するような状況では、フレームの先頭でフォーカスを合わせても徐々に外れていく可能性があります。そんなわけで、相変わらず低速移動に限る、という条件付でのMIMO対応となりそうです(そもそもMIMOは移動中は効かないというのは伝送屋の間では定説になりつつありますが)。

しかし、もう一つ大きなハードルがあります。それは、手順、つまりプロトコルです。MIMOを行う際は、あらかじめ「今からMIMOをしますよ」「既知信号はこれこれを使いますよ」ということを教えてあげなければなりません。既知の信号とはいえ、やはりそれは隣とはかぶらないようにランダム性のある信号で、ということは、ストリームごとにどの信号系列を使うかを指定してやる必要があるわけです。あるいは、システムのフレーム番号的な何かからすべてのストリームの信号系列を一意に算出できるよう、標準規格で定めておかなければならないわけです。

この点、XGPでは、現状のパイロット算出基準に手を加えて、複数ストリームの場合のパイロット信号の規定を追加すると同時にMIMO開始・終了などを示すことの出来るプロトコルを追加することで対応することは出来るようになります。

実は最新版XGP規格では、こっそりとオプションとしてチャンネル割り当て時にMIMOを指定できる要素が追加されています。また、トレーニングシンボルに対しても、MIMOのストリームごとの算出方法が既に規定されていたりします。しかし、それまで。実際の通信チャンネルを開いてからMIMOを開始するとかやめるとか、あるいは、フレームごとにMIMOあり・なしを指定するような情報要素が規定されていません。

たとえば、チャンネル割り当てのときに送信するMIMO情報で一括して「今回はMIMOありね」と指定し、通信が終了するまでそのままでも良いのですが、このときに使われている(MIMO情報の入れ込みが可能な)メッセージは、こういう使い方はちょっと筋が違いますし、何より、端末が移動しはじめたりという条件変化に追随できません。また、すべてのPRUで一律MIMO-onということをすると一部の受信条件の悪いPRUでチャンネルが潰れてしまい、結果としてMIMOをやらないほうが良かった、なんてことになります。

そんなわけで、XGPでMIMOを使うには、各PRUの割り当てを指定するMAP情報に、各PRUごとのMIMOあり・なしを指定できるような要素の追加が望ましく、となると、これはかなり大改造になります。しかもここまでのビットの余裕はないように見えますから、これが実現する可能性はあまり高くありません。MIビットなどを変則的な使い方をして指定する、などという裏技が必要かもしれません。最終的にどこまで作りこむかはわかりませんが、今既に作業が進んでいるという状況なので、こればっかりは出来上がるのを待つ、ということになります。

そういうわけで、本日は、MIMOの説明とXGPでの可能性についてでした。でわ~。

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海外GSMケータイ事情

2009/12/02

こないだのGSM-W-SIM発表で、「いまさらGSMかよ」という声が、やはりところどころに見られるようです。GSMとは今どういう状況なのか、と言うのが本日のテーマ。

ご存知の通り、世界のほとんどの国が、現在GSMを運用しています。GSMがないのは、主要国では日本と韓国だけ。それ以外の国はほぼ例外なくGSMと他何か、と言う組み合わせで運用をしています。GSMの上位互換(?)であるWCDMAを運用している国でさえ、いまだに主力はGSMです。

どういうことなのか、というと、状況は簡単なんです。音声はGSM。データは他。ただ、そのように住み分けているんです。もちろん、WCDMA圏外だとかWCDMAがないとか言う状況ではデータもGSM系を使ってはいます。従来のGSMのカバーエリアを全部WCDMAで置き換えるような動機が、ないんですよ、日本以外の国では。

もちろん、日本は世界非標準のPDCしかなかったので仕方なく全部WCDMAに置き換えたわけですが、他の国では、実際、GSMが既に動いていて、この方式なら世界中どこでもローミングできる。世界中同じ方式で機器調達ができる。このメリットが大きすぎて、WCDMAに積極投資する動機をなくしてしまっているんです。

また、GSMは、特に音声を扱うという点だけに注目すれば、全く問題なく役をこなせています。世界のほとんどのキャリアは「音声はGSMで十分」と公言しています。音声をWCDMAに巻き取るのはナンセンスだとさえ考えています。GSMは一波の占有帯域が非常に狭いので、周波数繰り返し数を非常に大きく出来ます。半ばPHSに近い運用が出来てしまう、という圧倒的利点があります。

そこに来て、LTEです。LTEは、基本的にフルIPフラットネットワークで、音声運用は二の次と言うネットワークです。要するに、XGPと同じで音声運用には向かないネットワークアーキテクチャなんですね。私も、フラットネットワークで音声運用するというのは多少ナンセンスに思います。音声運用する場合は、信頼性と接続性を確保するために階層ネットワークにするべきだとおもうのです。おそらく世界中のキャリアもそのように思っているのか、「音声はGSMのまま、データを担っていたWCDMA網をLTE網にアップデートする」と言う方針を採るキャリアがほとんどです。むしろ、音声にそれほど使っているわけでもないWCDMAはとっとと捨ててしまったほうがよいとさえ考えています。彼らにとってWCDMAのメリットは高速なデータだけですから、より高速なLTEができれば、音声GSM+データLTEが自然なんですね(CDMA特許料も不要になりますし)。

このLTEが具体的に開発が始まり、導入のめどが立ってきたため、一部ではWCDMAなど3G系をスキップしてもいいと考えるキャリアが出てきています。チャイナモバイルなんてのはその典型で、国策であるTD-SCDMAという独自方式での展開は限定的に終わらせ、早くもTDD-LTEの導入に向けてスタートダッシュを始めています(某所に既に商用に近いLTEインフラが構築済みの模様)。LTEにむけてWCDMAへの投資をやめようと思う(だけどGSMはこれまでどおり)、と言うキャリアの話も何度か聞きました。

要するに、通信速度が方式の転換で明確に向上していくデータ通信向けのインフラは、順次最新の技術を採用していくのに対して、音声は転換が不要だということです。なおかつ、世界中のキャリアがその決断を続けていく限り、端末もインフラもより格安に調達し続けることが可能なわけです。みんながお互いに横を見て「まだ続けるよな?」と確認しあいながらGSMを音声向けに続けている状態。さらに、売り上げが音声しかなくデータは不要、と言う国は非常に数多くあり、それらの国は当然GSMのみなので、それらの国へのローミングを考えれば否応なく端末にはGSM機能が必要です。その意味ではGSMインフラを止めたからといって端末価格が安くなるわけでもありません。しかも、WCDMAに置き換えるとアクセス回線などの維持費が跳ね上がります。だから、高速データの不要な郊外山間(これがエリアの大半を占めるわけですが)はWCDMAに置き換えないほうがコストは安く済むわけです。

日本は蚊帳の外なのでおそらくこういう状況に鈍感になっていると思います。そもそもGSMを持っていないのでその議論に参加できないわけです。いやほんと、いっそのこと、現在の3GネットワークにGSMを少しずつでも併設していったほうが良いのではないかと個人的には思ったりもします。なんつーか、PDCの大失敗は今になってもかなり尾を引いているようです。

そういうわけで、世界的には、GSMはまだ当分主流だし、代替技術も育っていない、というか、誰も育てようという動機を持っていないというのが私の所感。そんな感じの今日の一言でした。

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エネループ スティックブースター(ちゃんと正式名称を書いてみた)

2009/12/01

期せずしてHYBRID ZERO3と同日にプレスリリースされていた、三洋エネループのUSB給電器の新型(以下スティック)、いやぁ大変だ。これも欲しい。

いや、今現在、充電給電両方の機能のある初代モデルを使ってるんです。これが、電池抜きで55g、サイズが60mmx60mmくらい、と、小さなポーチに入れるにはちょっとだけサイズが気になるんです。持ち物をシンプルにするよプロジェクトが進行中で、すべての携帯やモバイル機器への変換コネクタとUSBケーブルとコレと予備eneloopと超小型AC-USBアダプタをあわせた「何でも充電セット」と通信ケーブル、ポイントカードや会員カードとペン、常備薬や爪ヤスリ(爪がよく欠けるので)なども含めた「いつも持ち歩くよポーチ」を作って、仕事用カバンと普段用カバンの間はこのポーチを一つ入れ替えるだけで最低限必要なものは簡単にトランスポートできるような体制を整えているんですが、このポーチの中では、60mmx60mmと言うサイズはちょっと痛い。

しかし、このスティックは、充電機能が省かれる代わりに、サイズが直径18mm長さ150mm、そして重さが電池こみで76g、つまり電池抜きだとわずか22gという圧倒的な軽さ。持ち物を軽くするよプロジェクトも進行中ですから、この軽さもかなり魅力的です。

そもそも、充電はどうでもいい。っていうか、充電器が必要なのは、ぶっちゃけ仕事の時だけなので、USB充電器は仕事カバンに常備しているんです。普段のお出かけで、予備のeneloop4本(2回分)まで使い切ってそれでもなお電力が足りない、となる緊急事態が起こるとは思えないので、充電機能は不要なんです。だから、今の機種はややオーバースペックなんです。

だから普段の持ち歩き用としては最低限の機能のスティック、充電用にUSB充電器を別途、というのが、シンプルなんですよ。給電だけしたいときに充電機能までついた60mmx60mmx26mmの箱をぶらぶらとぶら下げているのはいかにも格好がわるい。ぶら下げるのは最低限で済ませたい。持ち物をシンプルにするよプロジェクトの観点からも、これは魅力的なわけです。

で、価格も1980円と激安。電池込みでこの値段は。いや、似たような機器が他からももっと安く出てるのは知っていますが、なんつってもeneloopで動作保障ですから。eneloop用にちゃんと調整してあることが期待されます。なおかつ、残念ながら失敗に終わった三洋支援プロジェクトですが、でもまだ復活の可能性があることを信じて進行中なのです。三洋から買うことに意味があるのです(そうなの?)。

そんなわけで、かなり買う気まんまんです。うーん、この時期にこういう購買意欲を刺激する品が出てくるのはやっぱりボーナスを当て込んでるんだよなぁ。それにまんまとはまるのも癪だけど、でもボーナスいらなくない?このお値段。

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UQのエリアが急拡大の報

2009/11/27

UQのWiMAXのエリアが、急激に拡大しているようです。というのは、つまり、基地局設置ペースがすごいことになっている、ということ。

UQのエリア設計に関しては実はものすごく興味深い情報を入手しているのですが、これはきっとまだ極秘だと思うので当分ここでは扱わないことにしまして、ひとまずは今回のエリア急拡大に関してのお話。

エリアマップの拡大予定を見てみると、とにかく面的に大幅に広がっていることがわかります。

余談になりますが、UQのエリアマップ、カバーエリアの表現が面白いですね。モバイル通信のエリアマップを描くときって地形を考慮したぼんやりとゆがんだ滑らかな境界を描くのが普通なのですが、UQのマップでは、かなりシャープなでこぼこエリア、しかも、端っこがミルクをこぼして飛び散ったような表現になっています。いや、実際こうなんですよね、無線エリアって。反射・干渉でピンポイントで電波が受かったり受からなかったり、ということがあるので、こういうミルクをこぼしたようなエリアになるんです。特にマイクロ化していくと。さらにビルが建ったりとか樹木が育ったりなんて言う些細なイベントでこのミルクの飛び散り方がぜんぜん変わっちゃう(ビルや樹木が無い方向の形状まで変わっちゃう)。手作業による設計ではこの辺のミルクのしずくの部分まで干渉制御するのが難しいのでマイクロセル化は難しいと言われているわけで、一方、PHSはそういったしずくの部分まで自律制御してくれるので簡単にマイクロセルが出来る、というわけです。

さて話を戻しまして。なんだかだで、モバイルにとって、エリアは最重要事項。そして、UQを使っている知人に話を聞くと、やっぱり、「あれ、こんなところでも使えないんだ」という場面に遭遇することが多い、との感想を持つことが多いようです。

こういった口コミもありますし、何より公開されているエリアマップからは使えないエリアが非常に大きいことが簡単にわかるわけで、なかなかUQの加入者が伸びていない原因の一つであることは間違いありません。そこで大幅に前倒ししようとしたのだと思うのですが、えーと、増資とかしてないのにお金とかどうしたんだろう(笑)。きっとベンダファイナンスで広げてるんでしょうねぇ。

しかしそれにしても、かなりの勢いです。年度末までに6000局といいつつ、先日時点で既に5000を超えているようですから、さらに上積みする可能性が高いですね。都市部を主にカバーするだけなら、おおよそ1万もあれば大体日本中の都市がカバーできるレベルだと思いますので、早々に「どこでも大体使える」という評価に近づくと考えられます。

その一方、やはり屋内は相変わらず弱いようです。新しいモバイル事業者は必ず屋内カバーで悩むことになるわけで、イーモバイルも都心屋内カバーはまだほとんど手がついていないですし、WiFi面カバーを打ち出したライブドアワイヤレスも結局ほとんどの場所で屋外専用になっています。技術的にはその中間くらいの特性、周波数的にはWiFiよりもさらに厳しい特性を持っているWiMAXですから、やはり、特にビル乱立の都心部では厳しいようです。

屋内に浸透させるにはどうすればいいのか、というと、それはもう、近くに基地局を建てて電波が飛び込むようにするしかないわけですが、その一方、WiMAXにはWiMAXの困った事情があります。それは、件の干渉。先ほどのエリアマップの話にもあるとおり、都心など複雑な伝播環境では、ミルクをこぼしたような電波の飛び方をしてしまうわけで、これを正確に設計して配置するのは相当骨が折れます。

WiMAXでは、FFRという「周波数帯域の一部のパワーを落とし、そのパワーを落とした部分を隣の基地局と少しずつずらすことで干渉を抑える」技術が使えるのですが、結局ミルクこぼし伝播では、ごく一部のしずくが遠くまで飛んでいってしまうことがあるわけで、せっかくパワーを落として隣の基地局とずらしてもさらにその先の基地局に干渉してしまう、ということが起こってしまうわけです。

こうなると一定以下のマイクロセル化はかなり難しいということになります。一方で、屋内カバーを広げるために基地局を打つ、というのは、要するにセル分割によるマイクロセル化。このジレンマがあるため、どうしてもカバーしきれないところが残ります。2.5GHzという屋内浸透しにくい周波数帯では特にこの問題が重くなってきます。

一応、UQでは屋内カバー用のソリューションをいくつか用意していて、周波数の一部も屋内専用にすることで屋外との干渉を起こさずに屋内カバーを充実させる手段は残していますが、単純に面カバーを広げるよりも、この屋内カバーを充実させることのほうがはるかに難しく時間がかかる作業になると考えられます。都心で他のサービス並みのエリアカバーが実現できるのは、まだまだだいぶ先になるのではないでしょうか。

という感じで、本日はUQのエリア急拡大の一言でした。でわ~。

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工人舎 PM1 充電グッズ

2009/11/26

工人舎PM1の周辺機器ネタ。

持ち物を少なくするよプロジェクト進行中ということもあり、持ち物を少なくしたいわけですが、いくらバッテリ長持ちといえやっぱりPM1をとっさに充電したいこともあります。

かといって、純正のアダプタを持ち歩くのもいくらなんでも厳しい。そこでこれを試してみました。

TIMELY USB電圧ブースター USB SuperCharger 9V

USB5V500mAを9V300mAに変換してくれるグッズ。USBコネクタのまま、電圧だけを9Vにアップ。PM1の充電電圧に必要な電圧にまで昇圧してくれます。これに、

USB-DCプラグ(3.4mm/1.3mm)

これを組み合わせて、ウィルコムショップで買った超小型USB ACアダプタにつないで見たら。

あっさり充電できました。

電流は500mAしかだせないアダプタなので、その他のUSB給電グッズとの組み合わせも多分大丈夫。電流が小さいので万充電には時間がかかると思いますが。

あくまでいざというときの短時間分の充電用と割り切れば、これはいけます。

あ、もちろん、AC駆動はさせちゃだめよ。あくまで、PM1を休止状態にしておいて充電できる程度。電源入れた状態だと電流が制限オーバーしてアダプタ壊れちゃうかも。

そんな感じで、今日は便利グッズのご紹介でした。

続報:上で紹介した9Vアダプタ、何回か使っていたらちゃんと充電できなくなってしまいました・・・。電流値が明らかにオーバーした使い方をしていたのがよろしくないようです。安定して使えるグッズ情報大募集。

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Reply on そして、これだけ問題が、ある。

2009/11/25

ということで、散々文句を書いたら、情報のほうから勝手に集まってきてくれました。ひゃっほい。

あ、ウソウソ。情報提供くださいました皆様、ありがとうございます。

問題のキーロック、表面にある「←」というキーを長押しという操作になる模様。これはこれで、ちょっと問題ですよねぇ。「←」というキーにどういう機能があるのかわかりませんが、結局他の機能を持ったキーにキーロックを割り付けているわけですから、根本的な解決になっていません。これだったらスライド連動とかのほうがマシ。

このハードウェアで実現できるレベルの理想を言えば、サイドキーでのキーロックON/OFF、それから、スライド連動。スライド閉でのON/OFFをサイドキーで制御。スライド開では無条件でキーロックOFFに、くらいが何とかなるレベルかなぁ、という気がします。それから、表面のキーでキーロックは、誤操作の可能性が高くてあまりよろしくないです。無造作に鞄に入れておいたら、キーロック解除→電源OFFというコンボをやられること請け合いです。

でその表面のキー、画像を見る限りはタッチパネルキーなのですが、どうやらメカニカルキーだとの噂。とはいえ実物を触ってみるまでどうにもわからないというのがホンネです。なぜかというと、どうもこの「表面はメカニカル」の情報元が、いずれもあいまいな書き方しかしていない。メカニカルなのはテンキー部分だけと読もうと思えば読むことが出来ちゃう。他の記事ソースもすべて、「テンキー部分はイルミキーをやめた」という情報しかなく、やはり表面のキーに関しては特段の記述が無いわけです。前面オールタッチパネルをやらかしちゃった03の次の機種なわけで、ここははっきりしておかないとかなり厳しい。

期待できるポイントとしては、表面の終話キーに「電源マーク」があるところ。電源ON/OFFをタッチパネルではさすがにやらんだろ、という常識的な部分が、前面キーがメカニカルだと期待させるポイントです。まぁ、そういった常識を悪い意味で打ち破ってくれるのがウィルコムなので、はっきりした情報源が出るまでやっぱり期待しないほうが精神衛生上よろしいわけですが。

充電端子とWLAN/BTに関しては、これはもう確定情報のようです。まぁ仕方ない。妥協できないレベルでもないですし。microUSBの端子カバーが簡単に取り外せれば、まぁ何とかなるレベルですかね。

一方、WLANがインフラモードルータにならないかもしれない疑惑は、auのE03HTにも搭載されていたWalkingHotspotが使える見込みがかなり高い模様なので、これで何とかできるかも。と言っても、問題のProfessional限定のライブラリ、たぶんPHSには対応していないので、ルータに出来るのはCORE 3Gのみ、なんてことになると思います。これは、人柱報告を聞いてからでも遅くは無いかも知れません。最悪、Adhocで使えますし。

しかし、この辺のところがはっきりしないと、やっぱりHW3をメイン回線に、という決断は出来ません。一方、HB3のオリジナルカラーキャンペーンの終了が迫っているので、決断が迫られているのも事実。

昨日はHB3買っちゃうぜ、って書きましたが、上記のとおり、いろいろと希望が出てきたので(※希望とは稀(マレ)な望(ノゾ)みと書きます)、どうしようか、最後の思案中。

折衷案。HB3のオリジナルカラーをあきらめてHW3情報が出揃うまで待つ。こ、これしかない・・・かな?

オリジナルカラーキャンペーン、延長してーーーーー。

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しっぱい on WalkingHotspot

2009/11/24

先日コメントでちょこっと書いた、WalkingHotspotというソフト。WindowsMobileでインフラストラクチャモードのAP動作するテザリングソフトということで、試してみました。

結果。失敗。

Professionalでしか動かないようで、ClassicのZERO3シリーズではうんともすんとも動きません。Professionalにのみ搭載されているモバイル接続用ライブラリを叩いているみたい。

ってことは。Professionalを搭載しているHW3では動くってことじゃん。

なんだ、いけるじゃん、コレ。コレさえ動けば、かなり強力な環境が作れます。たぶんウィルコムが最初から内蔵するのは公式サイトにあるWifiSnapになると思いますが、そんなの無視してこいつ入れちゃえばOK。ついでにWCDMAの音声を開放する魔改造を誰かやってくれれば最高。

それはともかく、えー、HoneyBee3を買うことにしました。

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