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2008/11の過去ログ


WILLCOM 03のワンセグ

2008/11/28

WILLCOM 03のワンセグ。あんまり使わないから思わず忘れちゃいそうになったりしましたが、使ってみると、意外といいですね、コレ。ってことで、今日は03とワンセグな話。

で、話をさかのぼらせちゃったりします。もう2年以上も前になるんですね、W-ZERO3[es]が発売されたのって。あの当時、携帯にワンセグってのが徐々に普通の機能になり始めていて、おそらくウィルコムとしてもそろそろ対応しなきゃまずい、ってことになったのだろうと思うのですが、[es]発表と同時にワンセグチューナも発表されました。

で、おばかな私はホイホイと買っちゃうわけですよ、そのワンセグチューナを。形としては、[es]の背面にぴったりとはまるように整形された、まさに専用品のチューナ。せっかく専用品なんだから、と思わず。1万5千円くらいしましたか。今思えばなんと言う無駄遣い。

と言うことで、届いたワンセグチューナを早速試してみて、もう、絶望した。文字通り絶望した。なんつーか、映らないんですよ。テレビが。自宅で。デジタル放送のエリア外とかそういう話じゃないんです。なぜなら、同じ場所で携帯のワンセグは全く問題なく映るわけで。なんつーか、すさまじいまでの低感度。チューナと本体の間に金属板ないしはアルミ箔などの防電磁装備をすれば改善するなんていうウワサも信じていろいろやりましたが、自宅2階のベランダでようやく受信可能、と言うレベル。

もうZERO3のワンセグは信じない、と心に決めたのです。そういうわけで、アドエスのワンセグチューナにもぴくりとも反応しませんでした。どうせうつりゃしねーよ、と。

で、WILLCOM 03が手元に来ました。ワンセグなんて正直どうでもいいと思っていたんですよ。おまけでついているなら、ひょっとするとたまに昼休みにでも使うかもな、程度で。

ところが、ある日何気なく自宅で使ってみると、バリバリに映る。全然よゆー。なんか、ふつーに使えるレベル。多分採用しているワンセグチップが変わったとか何とかの理由もあるんでしょうが、やっぱり最初からワンセグ視聴を前提に設計してあるんだなぁ、と思った次第。

車で時速60km/h以上で走行していても全く乱れないわけで、これまで、カーナビについていたアナログテレビではぐちゃぐちゃで見られなかったようなときでも、きれいで鮮明なテレビを見ることが出来る。なんか、結構役に立ってますよ、これ。

と言うことで最後に03のワンセグに要望。その一。データ放送に対応してくれー。デジタル放送の最大のメリットであるデータ放送に対応しないのは、本当にもったいない。データ放送経由でパケットアクセスがあればARPUも向上するわけですが、ここに気づかないのか気づいて手無視しているのか、経営的視点で見ても非常にもったいない。もう一つは、録画に対応してくれー。深夜番組を録画しておいて通勤中に見る、なんていう使い方は、いまさらくどくど説明するまでもないワンセグ利用法の王道。デジタル放送はコピーコントロールの関係でそのままメモリカードに転送できないことが多く、携帯端末で録画番組を楽しもうと思ったら本体で録画するしかないのが大勢。本体で録画できないのでは、ワンセグの魅力の結構な部分をそぎ落としてしまっているわけです。

これらは単純にワンセグソフトであるところのStation Mobileが対応していないのが大きいと思うんですよね。だって、ワンセグチップのデータポートから出てくるビット列は同じはずなんだもん。ハードの都合と言うよりは、完全にソフトの都合。今からでもがんばって出来ないことはないと思うんですけど。処理能力に問題があると言うなら、例えばデータ放送画面を開いたらTV画面は1fpsくらいに落とすとか、録画中は画面表示をしないとか、いくらでも工夫のし様はあるはずなんです。

と言うことで、意外と使えるけど、一般の携帯ワンセグに比べるとまだまだな03のワンセグについての一言でした。でわー。


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今日のウィルコム081126

2008/11/26

以前TrayMeterの結果も見てみたい、と言う要望がありましたので、ご紹介。

TypeG TrayMeter結果

昔の8xとか見たいに、加速していく段階が、階段状にきれいに見えるようなことはなく、じわじわっと加速していく感じですね。

おそらく、下の変調方式からエラー率を見ながら徐々に高速な変調方式に切り替えていく、と言うようなアルゴリズムになっているのだろうと思います。ただ、やっぱり瞬間的な「ダンマリ」はありますね。1ドットが0.5秒なのですが、0.5秒以下くらいのダンマリはやっぱりチョコチョコと見えます。

また、どうも、スロットの立ち上げは1つずつではなく、ある程度まとまったデータがインターネット側から降ってくると8スロットが一斉に立ち上がっているように見えます。そう考えないと説明がつかないような急加速が、何度かの試験のうちに散見されました。この一斉立ち上げがどういう条件で起動されているのかはわかりませんが、これもTypeGになってからの特長といえそうです。

と言ったところで本日はこれにて。

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KDDI大苦戦?

2008/11/21

KDDIの純増数の伸びがこのところ落ちていて、携帯電話業界最下位という憂き目にまで遭う始末、いよいよKDDIは大苦戦というところなのではないか、というような雑誌記事をよく見ます。何かにつけ、KDDIは一人負け、という趣旨の取り上げられ方をするわけです。

確かに、純増数はかなり鈍っています。数年前のウィルコムの純増数にさえ届かないような状態がここ半年ほど続いていて、加入者数という一方からの判断としては確かに勢いを失っていると見られても仕方がありません。

他方の見方としてARPUを見ることも出来ます。これについても、競争の激化で確実にARPU低下の一途をたどっています。データ通信費用定額化の波は確実に業界に押し寄せていて、さらにはその料金の低価格化も今後大きな流れとなってくるでしょう。この流れの中でARPUを上昇させるのは実質不可能に近いとさえ思われます。

加入者数は増えない、ARPUも下がる、これは、ウィルコムと同じトレンドを10倍にして再現しているだけに見えます。そういう見方をすれば、確かにKDDIは不調なのかもしれない、と誰しも思ってしまうでしょう。

しかし、私は全く違う見方をしていたりします。おそらく今業界でもっとも成功しているのはKDDIだと思うんです。ソフトバンクが自滅覚悟の攻勢をかけ、草刈場となりかねないドコモが反撃する、そういった戦いの中で、KDDIだけはただ淡々とサービスを提供し高い評価を維持しています。一見華やかなコンシューマスマートフォン市場に参入しないことも、そもそもスマートフォンがコンシューマ向けビジネスとして不要、と切り捨てているだけに過ぎないと見えます。

このことは、決算短信などを見てもわかります。特に重要なのが、事業別の損益。通信事業(通話通信料)と附帯事業(端末販売)のバランスを見ると、例えばソフトバンクは通信事業の赤字を附帯事業の黒字で補う、という関係であるのに対して、KDDIは全く逆、附帯事業の大赤字を通信事業の大黒字で逆転して営業利益を上げています。ドコモはKDDI寄りの中間、附帯事業はやや赤字、通信事業がそこそこの黒字、という関係。

携帯電話事業者の本業は、いうまでもなく通信事業です。だからこそ端末販売という事業はあくまで附帯事業として枠の外に置かれているわけです。本来は、この附帯事業の売上がゼロでも成り立つのが通信事業なんです。そういう視点で見ると、そもそもソフトバンクは完全にアウト。そしてドコモよりはKDDIの方が通信事業の利益率は上。純粋な通信事業者としては、実はKDDIが一番上手く行っているわけです。

こういう事情があるので、ソフトバンクはとにかく新規加入を取り端末を爆発的に販売し端末販売粗利を取りに行かなければなりません。その結果として加入者数の増加という数字に表れているに過ぎません。逆にKDDIは、新規加入というのは附帯事業の赤字を増やすだけの無駄な存在。現状の加入者数で十分すぎるほどの利益が出ている以上、本来は新規加入なんて必要ないんです。それよりも、現状顧客の満足度を上げるほうがよほど重要な仕事。だから、赤字を増やすだけの端末販売(=新規獲得)を抑え、その分をネットワークに投資しています。

そもそも携帯電話の保有数が総人口に近づき、アクティブな年齢だけに絞ればおそらく普及率は100%を超えているはずです。理屈の上では加入者が増えるわけがないんです。加入者が増えないことを当然のこととして受け入れてその上で事業が成り立っているKDDIと、2台目だ3台目だM2M需要だといってとにかく回線数を掘り起こしわずかな収益に対して無駄な費用を垂れ流すドコモやソフトバンク、どちらが成熟した企業であるかは一目瞭然と言えます。

もちろん、「成熟した」というと聞こえがいいけど要するに「成長をやめた」ってことだよね、と言われると、確かにそうなんですが、最近の乱売競争を見ているとむしろ私は「このへんが一旦立ち止まる潮時じゃね?」なんて思っちゃうんですよ。もちろん、ドコモみたいに乱売を続けながらも技術革新を起こせる無敵のプレイヤーはいますけど、それ以外は、やっぱりここいらで(加入者数競争的には)立ち止まって、手持ちの駒(インフラ、技術、加入者数)を使って何が出来るかを考える頃だと思うんですよ。その根拠はやはり普及率が実質100%を超えたこと。

携帯電話の持つ機能がほとんど横並びとなった今、純粋な機能論で言えば2台目の携帯電話は必要ありません。ほとんどの場合、2台目が必要とされているのは、エリアや料金、つまり「品質とコスト」が理由です。しかし、品質とコストは、きっちりと投資していけば必ず改善します。ほとんどの2台目携帯が必要なくなるのは単に時間の問題なんです。

つまり、私としては、この100%を実質超えたであろう今こそ、きっちりと投資を行い、1台目携帯の席を譲らない算段を始めるべきとき、と思うんですね。そういう意味では、加入者獲得に無駄な資金をばら撒くより、投資にまわしているKDDIは、数年後にはまた大きく注目される携帯キャリアになるのではないか、と思ったりします。

と言うことで、何かと苦戦と言われるKDDIですが、私は苦戦していると言うよりは「あえて目立たず臥して時を待っている」と言うように見ています。証券化した不動産の買戻しなど財務強化も進めていますし、これほど「わが道を行く」でしかもしっかりと顧客満足1位を取れているのは、ある意味すごいことだと思ったり。一番「苦戦」と言う言葉から遠いところにいるキャリアじゃないかなぁ、と思う次第です。と言ったところで本日はこれにて。

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W-OAMとW-OAM TypeG

2008/11/19

AX530Sを使っていることはお話したかと思いますが、これに関して、「今どの変調方式で通信しているかが推定できる方法はないでしょうか」というような質問をいただきました。

まずいきなり答えを書いてしまうと「かなり難しいです」となります。というのは、AX530Sで採用されたW-OAM TypeG、この方式での変調方式の変更は(理論的には)5ミリ秒単位で行われます。5ミリ秒前と今では変調方式が違う可能性があるということです。

ということで、ここで改めて、W-OAMの仕組みを考えて見ます。まず、W-OAMについて。この方式は、PHSのチャンネルのうち、情報を載せている部分の変調方式を切り替えることによって、エラーは多いけど速く、逆に遅いけどエラーは少ない、というようにいろいろな特性を持たせることが出来る方式です。

一番速度が遅いBPSKでは、通信速度が格段に落ちる(理論上は半分以下)代わりに、エラーに対して強くなります。これは、電波が弱くても通信できる、ということです。逆に、一番速い8PSKは、速度が倍近くになる代わりに電波が弱いと通信できません。

この変調方式、電波状況に応じて時々刻々と変更するのが基本なのですが、旧来のW-OAMでは、この切り替えに、PHS規格で定められている「TCH切り替え」という機能を使っているようです。これは、一方が相手に対して「これこれこういうパラメータのチャンネルに切り替えたいんだけど」と要求し、相手が「おっけーわかった、じゃぁ○秒後にいっせーので変えるよー」と返事をくれたら「「いっせーの」」で切り替える、という手順で行われます。

見てもわかるとおり、めちゃめちゃ手間がかかります。しかも、このメッセージのやり取りに使っているのは非常に速度の遅い付随チャンネル。とにかく変調方式の切り替えに時間がかかるわけです。高速で移動していたりするときには環境の変化に追いつけない可能性もあります。

一方、W-OAM TypeGは、これとは全く別のアプローチを使っているようです。いや、おかしいんですよ。TypeGの最大速度は800kbps、1チャンネルあたり100kbpsなんです。一方、無印の1チャンネルあたりの速度は52kbps。本来、W-OAMの最速変調方式8PSKに対してTypeGの最速64QAMは単純計算で倍はあるはずなんですね。つまり104kbps。実際はフレームが最適化されるため、128kbpsはないとおかしいんです。8チャンネルで1024kbps。

その答えは、実際に28kbps分損をしている、ということ。その28kbps分はどこに行ったのか、というと、実は、「次のフレーム(通信の最小単位、PHSでは5ミリ秒)でどの変調方式を使うか」という情報を伝えるのに使っています。これはもう送信側が一方的に宣言しているだけなので「おっけー」とか「いっせーの」という手順が一気に省かれます。つまり、めちゃめちゃ短時間で変調方式を切り替えられるということです。

この「次に使う変調情報」を受け取った端末は、次のフレームでは、その方式にのっとって復調(変調を解くこと)を行います。その結果、そこにはさらに次のフレームの情報が載っているのでそれを覚えておいて次の受信に進む・・・というわけです。もちろん反対側の基地局も同じことをやっています。

「TCH切り替え」と違うのは、「おっけー」と「いっせーの」がいらないこと。元々TCH切り替えでは、相手が要求したチャンネルに対応しているかわからないという前提のため、必ず「おっけー」が必要でした。また、TCH切り替えは一旦チャンネルを切って新たに張りなおす、ということに相当するため、きちんと同期を取り直すために「いっせーの」が必要なわけです。

しかしTypeGでは、そもそも通信開始時に相手がTypeGに対応していることが前提でチャンネルを起動していますから、まず「おっけー」がいりません。また、その切り替えは「次のフレームで必ず」と決められているので、同期を取る必要がなく(というか同期を維持したままなので)「いっせーの」が省略できます。

ということで、TypeGでは、きわめて追随性の良い変調方式切り替えが出来ます。高速移動中でも安定しますし、日常で使っているときでも、使用者のちょっとした身じろぎや窓の外を車が通過したなどの些細な要因で電波状況が変わりますから、これらに即座に応じてエラーが起こりにくい方式に変わるため、平均的な使い心地はかなり上昇します。

というわけで、「今どの方式になっているか」を察知するのはかなり難しいです。最高条件の64QAMが続いているとか、最低のBPSKが続いている、という状況を除けば、すさまじい勢いで変調方式は変化しているわけです。

ということで、ご質問をきっかけにW-OAMの解説を改めてしてみました。ちなみにここに書いた情報は、一応とある情報筋からいただいた情報をもとに推測したものです。間違っていないつもりではありますが、自信を持って正しいともいえない情報であることを最後に付け加えておきます。といったところで本日はこれにて。

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ソフトバンクの取扱説明書が有料になります?

2008/11/17

ソフトバンクが取扱説明書を有料化・・・とセンセーショナルなタイトルで情報が出回っていますが、実際は単なる非同梱化、という一件。しかし、これはないよなぁ、と製造業関係者の私がちょっと考えてみたりするわけです。

取扱説明書ってね、なんと言うか、そもそも製品の一部、製造者と消費者の関係を、企業同士の取引として例えれば、これは「納入仕様書」に他ならないわけです。企業同士の取引であれば、この「納入仕様書」を提出しなければ、ビタ一文支払いません。いくら成果物を持ってこられても、納入仕様書がなければ、門前払いにします。少なくとも私の会社は。

取扱説明書は、その対消費者版。少なくとも私の会社ではそう位置づけていますし、多くの製造業では同じように位置づけています。その中身は、当然商品の使い方を説明した部分が多くを占めているわけですが、はっきり言ってこんなものはどうでもいいんです。それよりも重要なのは、「この商品はこういう仕様です」「こういう用途に使ってください」「こういう使い方はしないでください」「こうやって保管してください」という、商品の仕様そのものに関する記述が必ずあることです。

これは、もう製造者責任法なんていうキーワードを出すまでもなく、モノを作る会社としては、当然利用者に知らしめるべき最低限の情報です。その商品に起因する事故や不利益を防ぐための製造者としての最低限の良心ですし、当然裁判沙汰になれば製造者を守るための最大の根拠となります。

特に携帯電話なんてーのは、「通信機」ですから、通信路や通信内容に関する製造者の責任を明確に示しておく必要があるんですね。通信路の破断により経済的損失をこうむった、というような事例がないとは言い切れないわけですから。もちろん、キャリアの末端にあって「料金を発生させる機械」として直接的に経済的損失を与える可能性もあるわけですから、電気通信事業の端末設備としての責任所在も表記することが重要です。

取扱説明書ってのはそんだけ重要なモノなので、それを同梱しません、で、よくもメーカ側が納得したものだ、という驚きのほうが大きいですね。もちろん簡単な説明書はくっついてくるらしいのですが、そこに上記の重要な説明事項が盛り込まれているかはわかりません。インターネットからダウンロードできる、とは言っても、それが可能な利用者はどうしても限られます。さまざまな手段をとって99.9%にすることは出来ても、100%にするのは絶対に無理でしょう。全員が等しく読むことが出来ない以上、「説明責任を果たした」ことにはならないのです。これは、メーカにとってはものすごいリスクなんですよ。

なので、今回の件が本当に「同梱しません」で済んでいるのかが、そもそもの疑問になってきます。つまり、表面上は「同梱しません、必要な人は購入してください」となっていても、実際の現場では「説明責任上必ず購入してください」という売りつけが横行することになりはしないか、という疑問です。

まぁどちらにしろ、数々の説明責任を、取説同梱なしでどのように果たしているのか、今後の情報を待ちたいところですね。下手に紙ペラの責任説明書を何枚も同梱したりすれば、そのコストの方がかえって高くなったりしますし(紙なんてタダみたいなものですからね、どちらかというとお金がかかるのは「手間」の方)。そうなると、何のための非同梱化なのかがさっぱり、ってことになります。

「実質取説購入義務化」なんていう最悪のシナリオはさすがにないとは思いますが、いやまてソフトバンクなら・・・なんて思っちゃったりもしつつ、といったところで本日はこれにて。

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LTEの基礎の基礎

2008/11/14

LTEってのはなんでしょうか、という話を、実はまだ一度もしてなかったような気がする今日この頃。ということで、とりあえず、今回はLTEの話をして見ます。

一つ、LTEを取り上げなかった理由として、XGPに対して圧倒的に高スペックで、下手にXGPの敵を持ち上げることないジャン、という視点もなきにしもあらず、なんですけど、実際のところを言うと、実はLTEもXGPも親戚同士みたいな技術なんですよね。特に、下りはOFDMA、上りはSC-FDMA、なんていう考え方、実はもろにXGPでも規定されています。なので、実は何かが圧倒的に違う、というところはないわけです(今のところは)。

ということで解説をしたいわけですが、といっても、その辺の情報サイトや用語サイトに載っているような通り一遍の説明をしても全く繰り返しになってしまって面白くない。やはり当サイトらしく、自力で規格書を読み解いた上で解説してみるわけです。

ということで、読みました。泣きながら(笑)。膨大な規格書を。XGPと違って本当に豪奢で詳細なんですよ、3GPPの規格書って。

とりあえず、物理的な要素から説明しますと、下りの伝送方式には、XGPやWiMAXでもおなじみのOFDMAを使っています。これは、もう完全にXGPやWiMAXと同じ。直行性のある(=お互いに干渉しにくい)周波数ごとにサブキャリアという小さな搬送波を大量に重ねて送信する方式。周波数間隔も7.5kHzまたは15kHzと、WiMAXなどとあまり変わらないため、特性はほとんど同じになります。ドコモだけはこれにさらに独自に符号化を施して信号強度を上げる方式を研究しているようですが、3GPPにはまだ取り入れられていません。変調方式は、BPSKから最大64QAMまで。チャンネルごとに使える変調方式が細かく規定されているので全チャンネルというわけではありませんが、周波数あたりの伝送能力は基本的にはWiMAXと同じになります。

ということで、周波数あたりの限界能力という点で見れば、LTEもXGPもWiMAXも全く同じになります。例えば、XGPは10MHz幅で上り下りあわせて約60Mbpsの伝送速度となります。これに相当するLTEでの能力は、10MHzで約55Mbps。XGPの方が256QAMまで使える分少し高速ですが、実地では256QAMなんてのが実用になるとは思えないので、同じ土俵、64QAMまでで比較すると、XGPは45Mbpsとなります。XGPでは時分割する分使えないガードタイムが生じ、ちょっとだけ効率が落ちますが、LTEでももっと上のレイヤでやはりアクセス分離のためのガード要素が必要になるため、実質はほぼ変わらないと見て問題ありません。

で、LTEでの規格上の最大帯域幅、20MHzでは、伝送速度は約111Mbpsということになります。よく「LTEは100Mbps」と宣伝していますが、これはこの単発での速度を表しているんですね。ここにさらに上位レイヤのヘッダなどが乗ってくるため、実際にサービスで利用できる速度はもう少し低くなります。めんどいので計算はしないんですが(オイ)。

また、LTEは最初から4ポートMIMOまで対応します。MIMOが完全に動作すれば、これはもう単純に4倍速になりますから、理論上の伝送速度は約444Mbpsということになります。もちろんこれも実地で出ることはありえなく、特に、基地局からある程度の距離がある環境では、QAM系変調とMIMOが両立する可能性はかなり低いです。仮にQPSKとMIMOの組み合わせが利用可能と仮定すると、最高速度は約148Mbps。実際は、MIMOをフルに使った状態で148Mbpsから444Mbpsの間のどこかの速度が限界ということになるでしょう。

上記の議論はすべて「割り当てられた帯域を一台の端末で完全に占有した場合」です。実際には、XGPなどと同じく、一つの帯域を複数の端末で共有することになりますし、制御用、マルチキャスト用などである程度のブロックが占拠されます。割り当ての単位は、180kHz x 1msecの単位。例えば20MHz幅なら、110個/1msecの単位が用意されます。この1個当たりの速度は、最低336kbpsから最大1008kbps。順番は逆になりますが、ここから上で書いた最大速度を導くことが出来ます。ということなので、例えば一つのセル内に110人の利用者がいて、しかも全員が同じ量のデータを連続でダウンロードする、という状況を作れば、最悪336kbpsしかでない、ということになります。実際は時間方向で非常に細かく制御するので、ここまで酷くなることはないと考えられます。

後は、移動性、すなわちモビリティですね。これはもう、電波の特性的にはXGPやWiMAXと全く同じなんですが、3GPPお得意の細かい測定と報告プロトコルが規定されているので、XGPよりは移動に強くなる可能性がありますし、ハンドオーバもWiMAXやXGPよりははるかに高速、高精度に動作するプロトコルとなっているようです。何より、3Gの延長と考えれば送信パワーが違います。移動に関しては極論「ハンドオーバしなくて済む距離」が長ければ長いほど良いわけで、パワーが大きい=セル半径が大きい=ハンドオーバしなくて済む距離が長い、ということで、移動に関してはLTEの方がかなり有利でしょう。

下りのデータレートの話ばかりでしたが、上りについて。LTEでは上りについては速度重視とせず、信号強度を重視したつくりです。説明ではSC(シングルキャリア)と呼ばれていますが、どうも規格書をきちんと読んでみるとやっぱりOFDM変調を使っているように見えます。ただし、多重無し。また、場合により周波数ホッピングも行うので、この場合は信号強度がかなり強くなります。この伝送速度は、下りと同じく1008kbps。ということは、上りも下りと同じく、最大110Mbpsが可能、ということになってしまいますが、実際には、共通の制御用チャネルや、参照信号などで帯域が削られてしまうようです。正確な値はちょっと読み込めてないのでごめんなさい、なのですが、おそらく半分以下、ということになると思います。

最後に、LTEの今後の拡張について。いろいろと研究はされているようですが、まだこれといって具体的な決定はないようです。一応、LTEの規格書の上では、通信速度は1Gbps/500Mbps、移動速度は500km/h、周波数利用効率は30bps/Hz、というすさまじい目標が掲げられていますが、どのような技術でこれを可能にするかのロードマップはまだないようです(とりあえず8x8MIMOを使うとかそういう強引な話だけはあります)。まずは第一世代LTEが実用化されてみないと、こういった目標が本当に実現できるのか絵に描いた餅なのかの判断がつかない、というところでしょう。

ということで、早ければ2010年にもドコモあたりが実用化すると見られているLTEですが、基本的には従来技術の応用。一番のポイントは、実はシンプルで処理の速いネットワーク側の工夫だったりするようです。ネットワークプロトコルはまた今度にでもきちんと読んで解説してみたいと思いますが、今日のところはこのへんでご勘弁を、というところで本日はこれにて。

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今日のウィルコム081113

2008/11/13

さて先日導入したAX530Sですが、本日はUSB接続で計測した結果をご紹介。

測定時刻 2008/11/13 10:43:19
サーバ1[N] 260kbps
サーバ2[S] 296kbps
上り送信速度: 150kbps(158kbps,19kByte/s)

測定時刻 2008/11/13 10:46:59
サーバ1[N] 259kbps
サーバ2[S] 331kbps
上り送信速度: 140kbps(148kbps,18kByte/s)

測定時刻 2008/11/13 12:52:50
サーバ1[N] 218kbps
サーバ2[S] 329kbps
上り送信速度: 180kbps(183kbps,22kByte/s)

測定時刻 2008/11/13 15:23:13
サーバ1[N] 227kbps
サーバ2[S] 327kbps
上り送信速度: 160kbps(162kbps,20kByte/s)

ちょっとサボってデータは少ないですが、PCカードスロットで使ったときとほとんど数値は変わらないですね。これだったら、PCカードスロットがあるならPCカードスロットで使ったほうがいいかもしれません。

ただ、USBならではの利点もあります。それは、接続がべらぼうに速いこと。USBケーブルをつないだ時点で電源が入って位置登録などのイニシャル手続きが終わっていることが理由だと思いますが、とにかく速い。3~4秒で接続完了。イーモバでさえ5秒以上はかかることを考えると、これは過去に例を見ない速さ。他のアダプタを利用した過去の経験から比べてもべらぼうに速い、と思ったくらいなので、これはもう、よほどアダプタの作りが良いのでしょう。この点、USB利用オススメ。

後USBならではの問題として、安定性の問題。USBの電源供給ってあまり安定しないことが多いので(特に変なHUB経由だと)、端末が一瞬の電圧低下でハングしちゃったりってことが起こることは、過去さまざまなUSB通信機器を使ってきて経験していたので、消費電力の大きい530Sもちょっと心配なのですが、これまで数日使ったところでは、特にそういった問題は起こっていません。きわめて安定しています。朝一番に接続してそのまま夜まで放置していても平気。重ね重ね、530Sはよく出来ています。

ところで、今使っている場所が光化エリアなのか、というのも実は気になるところ。ping値がアレだけ小さいことを考えると光化エリアなんじゃないかとは思うんですが、いまいち自信がありません。だって実際に500kbpsを超えたことがないですからね。

今度はもうちょっと条件の良い屋外などで測ってみたいところです。といっても最近寒いから外で計測はヤダ。暖かくなってからね(ガビーン)。

さて先日は「動画系は無理」とは書いたんですが、Youtubeに関して言えば、全く問題なく見られます。まぁこれはイーモバもそうだったんですが、ちょっと速度が足りなさそうに見えるウィルコムでも、Youtubeは全く引っかかることなくスムーズに見ることが出来ました。Youtubeって最大350kbpsらしいんですが、今のところはダメだった動画はなかったですね。計測サイトでは300kbps前後ですが、実際に連続ダウンロードしているときは350kbpsくらいは出ているのかもしれません。

ということで使い始めて数日ですが、「イーモバイラネ」で安定してきています。実は、11月に入ってから、イーモバの利用を止めています。このままAIR-EDGEだけで済むなら、イーモバのほうは無利用=月額1050円で済みますから、料金も節約になるわけで、まんまと作戦は成功しそうです。本当は両方バリバリ使って、特に全く同じ時間同じ場所でのスループット比較などしてみたかったのですが、目下の諸々の経済状況(主に私の財布の中身)がそれを許してくれなさそうなので、まぁ当分はAIR-EDGEのみの運用でいこうかな、ということで。一応使っている場所(端末を置いている場所)は10cm以上のずれはない程度同じですので、前までの結果と比較していただいて結構です。要するに、私の職場たる都内某所2F屋内での結果としては、AIR-EDGEは300kbps前後、イーモバは500k~1Mbps程度、ということですね。この速度差と月額千円強の料金差、どっちを優先しますか、ということで上手く住み分けが出来そうな感じです。

といったところで本日はこれにて。

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ドコモ2008冬

2008/11/12

ちょっと先日のドコモ発表の新端末群についての一言を書いてみたくなったので書いてみむとす。

いや、びっくりですよ。一挙に22機種ですか。めちゃめちゃ気合が入っています。んでもって、今までの900シリーズ、700シリーズって言うくくりをなくしちゃったんですね。まぁ、今までのくくりそのものがかなり恣意的で、逆に無理に機能を閉じて700シリーズにしただろ、ってなものがあったくらいですから、これをやめてしまうのは、まぁ悪くないのかな、という気はします。

一方で、なんだか、4種類に新たにカテゴライズするみたいですね。PRIME、STYLE、SMART、PROですか。うん、このくくりのほうが、わかりにくいですね(笑)。最初、ドコモ狂っちゃったのかと思った。そのくらい、意味不明なくくりです。何より、型番を見てもどのシリーズなのかさっぱりわからない。それならヘンテコなくくりなんて最初からしなきゃいいのに、とは思うんですけど、なんと言うか、商品性がものすごくかぶってる機種がいくつかあるので、無理やり差別化するためにヘンテコなくくりを無理くり作った、って言う苦しさは見て取れます。

で全体的にいえるのが、タッチパネルが大流行ってことですね。iPhoneを意識してるのかどうなのかわかりませんが、全体的にタッチパネル対応が多いです。タッチパネルによる操作自体は、UIを工夫すればかなり直感的で使いやすくなる、という利点がありますので、搭載の判断はなかなかよろしいのですが、難点として、感圧型タッチパネルだとディスプレイ面が柔らかくなって質感が落ちる、というものがあります。まだ実物を見れていないのでこの辺がどうなっているのかわかりませんが、ガッカリな質感でなければよいのですけどね。また、iPhoneバリのオールタッチパネルというのはさすがにやりませんでしたね。ケータイの操作はやっぱりメカニカルキーがメインで、タッチパネルは便利な補助、というのが、正しい流れだと私も思います。

あとタッチパネルで気になるのが、誤操作防止。タッチパネルはとにかく誤操作をしやすいんです。特に、常にタッチパネル面が表に出ているスライド型など。端末を支えようと親指をあてがったところタッチを検出されて重いアプリが起動したり、なんてのは、本当にイライラするんですね(03で体験済み;笑)。このへんの誤操作防止と利便性のバランス取りはかなり難しいと思うので、タッチパネル黎明期とも言える今回のモデルにはあまり期待が出来ないかもしれません。

で、タッチパネルの話はどうでもいいんです。今回の新モデルでものすごく気になったところがあるんです。というか、もう、根本的に私自身は絶対機種変更しないな、と思える重大な欠点があってですね、それが気になってるんです。

あのさ、905、906シリーズでほぼ行き渡った、「全機種GSM対応」はどこ行っちゃったの?

スマートフォンを除くと、GSM対応って、実質1機種しかなくなっちゃった。GSM対応端末が欲しいと思ったら、もう選択の余地がない、ってことです。え、ドコモさん、本気でビジネスユース取りに行ってる?って思うんですよ。

海外でWCDMAが普及している国はまだ少数派。サービスインしている国でも、WCDMAエリアはGSMエリアよりはるかに狭いのが実情。少なくとも私が遊びや出張などで行き来する海外の都市では、WCDMAが使える場合のほうが珍しかったですよ。まだ海外渡航需要を満たすには、GSMは必須の機能だと思うんですよ。

それが、ほぼすべての端末が軒並みGSM機能を削除、って、本気ですか、って感じです。なんつーか、905シリーズの時にがんばってGSM対応のチップ作ったんじゃなかったの?って。

元々ドコモがGSM対応に弱かったのは、例えばauやソフトバンクが出来合いのチップを海外から調達していたからパッケージとして入っていたGSMにも簡単に対応できたのに対して、ドコモは自前でチップ開発をしていたからなんですよね。もちろんGSM入りのチップ開発自体はずっとやってて、それがようやく905シリーズで花開いたか、と喜んでいたのが、今回のモデルで先祖がえりしちゃって。なんじゃそりゃ。

多分、最近のアプリケーションの重厚化にあわせてコアの処理能力を大幅に向上させる必要があり、新しくチップを焼きなおしたんでしょうけど、そのときに検証工数のかかるGSMをそぎ落としちゃった、ってことなんじゃないかと勝手に想像したりします。本当にもったいない。

このGSMに関しては、今後の姿勢やロードマップなども全く語られなかったので、来春以降の機種にも期待が出来ないのかもしれません。以降も、季節モデル群ごとに1機種か2機種くらいをちょぼちょぼと出していくのかもしれません。そうなったら、やだなぁ。いろんな選択肢のある906シリーズが現役のうちに、手になじむ機種を見つけておいたほうがいいのかもしれません。幸い、新サービスのiコンシェルなんてのには全く興味ないですし。

ということで、個人的にはかなりガッカリのドコモ冬モデル。まぁそれだけ、私自身ドコモに依存してきている、ということなのかもしれません。んーむ、本当にドコモとウィルコムだけは手放せなくなってしまったなぁ。といったところで本日はこれにて。

なんか、GSM対応してました。しかもほとんど全機種。私の見間違い?にしてはあまりに壮大な見間違いです。一応全機種確認した上でP-04/05しか対応していないということでガッカリしてたんですけど・・・。絶対掲載ミスだと思うんだけど、証拠がない(苦笑)。ということで、お詫びして訂正します。

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今日のウィルコム081110

2008/11/10

はい、タイトルは間違いではないですよー。

ようやく買っちゃった。W-OAM TypeG 8x、しかもUSBも対応でジャストPCサイズにもなっちゃうというカード端末としてはまさにフルスペックのAX530S。こいつを待っていた・・・いや、薄ぼんやりと、USB対応な8x端末が出るかも、というウワサを聞いていたので、「早く比較しろボケ」の声に耐えつつ出るのを待っていた530S、発売と同時に予約購入してしまいました。ちなみに、回線は旧アドエスの休止中だった回線を復活させて投入しました。

ということで、とりあえず本日の測定結果。

測定時刻 2008/11/10 08:59:06
サーバ1[N] 290kbps
サーバ2[S] 313kbps
上り送信速度: 120kbps(129kbps,16kByte/s)

測定時刻 2008/11/10 10:11:40
サーバ1[N] 258kbps
サーバ2[S] 262kbps
上り送信速度: 200kbps(200kbps,25kByte/s)

測定時刻 2008/11/10 11:39:22
サーバ1[N] 211kbps
サーバ2[S] 343kbps
上り送信速度: 190kbps(197kbps,24kByte/s)

測定時刻 2008/11/10 13:40:06
サーバ1[N] 238kbps
サーバ2[S] 283kbps
上り送信速度: 180kbps(186kbps,23kByte/s)

測定時刻 2008/11/10 14:59:38
サーバ1[N] 229kbps
サーバ2[S] 255kbps
上り送信速度: 210kbps(218kbps,27kByte/s)

測定時刻 2008/11/10 17:05:37
サーバ1[N] 241kbps
サーバ2[S] 291kbps
上り送信速度: 190kbps(190kbps,23kByte/s)

・・・あんまり速くねー(笑)。これならイーモバのほうがまだマシかも。まぁそれでも、200~300kbpsも出ていれば、普段のWEBブラウジングには全く困らないレベル。というより、WEBブラウジングに関して言えば、なぜかイーモバ(先月末時点)よりも快適(理由は後述)。問題はやっぱり動画系コンテンツですね。かなり厳しい。実質無理。突っかかりつつも何とか見れていたイーモバと比べると、かなり無理がありました。

ただ、上りに関しては、最近は64kbpsが指定席だったイーモバに比べると、少なくとも150kbpsが出ていて、かなり快適。VNCやリモートデスクトップに関しては、イーモバよりもはるかに快適に操作できます。これには、RTT(レスポンス)の改善も一役買っているようです。実際にRTTがどのくらいなのかをpingで計ってみると。

Reply from 66.249.89.104: bytes=32 time=77ms TTL=243
Reply from 66.249.89.104: bytes=32 time=72ms TTL=243
Reply from 66.249.89.104: bytes=32 time=69ms TTL=243
Reply from 66.249.89.104: bytes=32 time=71ms TTL=243
Reply from 66.249.89.104: bytes=32 time=104ms TTL=243
Reply from 66.249.89.104: bytes=32 time=63ms TTL=243
Reply from 66.249.89.104: bytes=32 time=65ms TTL=243
Reply from 66.249.89.104: bytes=32 time=65ms TTL=243

うぉ、こんなに早くなってる。いや、100msecは絶対に切れないだろ、と思っていたんですが、余裕で切ってますね。びっくり。最近はイーモバも平均で200msecくらいかかっていたので、WEB閲覧などでの快適さは、上りの速度が速い(=リクエストの送信が速い)のと、このRTTの早さで下り速度の遅さがだいぶ挽回されている結果なのでしょうね。

で、肝心の530Sの使い心地。まずPCカードスロットのあるPCの場合ですが、ジャストPCサイズはやっぱり快適です。実はこれまではWS014IN+W-SIMを愛用していたのですが、全く問題なく移行できます。挿しっぱなしで邪魔にならないのは本当にいいですね。530INは本当に出っ張りがでかかったんで使いにくかったわけですが、これがほぼゼロってだけで価値があります。っていうかよくこの大きさに2系統入れちゃったよね。これなら、530IN位の大きさでよければ4系統くらい入っちゃうんじゃなかろうか。

感度、といっても比較対象がないので微妙なのですが、少なくとも、ロッドアンテナも引き出し機構も全部押し込んだ状態、つまり本当にジャストPCサイズの状態で使っても十分使えます。全部引っ張り出した状態で200~300kbps出る環境で、全部引っ込めて使っても150~200kbpsは安定して出るので、人目をはばかりたいとき(笑)でも安心です。

PCから離してUSB端末として使う場合ですが、ケースも兼ねたアダプタが結構おしゃれです。通常のUSBケーブルで机の上に置くのもいいですし、ノートPCの液晶ディスプレイに取り付けられる機構も備えています。SANWA SUPPLY AD-3DUSB14 3DUSBアダプタ←こういうのを使って直付けしてしまうことも無理じゃなさそうです。

今日は実はUSBアダプタを持ち出し忘れたので、USBアダプタを使うとどのくらい感度が良くなるのか(あるいは悪くなるのか)を検証できませんでしたが、近いうちに試してみる予定です。ただ、このアダプタが意外なほどコンパクトで使いやすそうで、SIIもなかなか良い仕事したなぁ、という感じですね。

ということで、実は初めてTypeGを使ったわけですが、こんなに違うとは思いませんでした、正直。別口で聞いていた情報なのですが、TypeGは上りと下りの変調方式を独立して制御できるそうです。しかも、フレーム単位で変調を切り替えられる。他の通信方式では当然とも言えるこの機能、昔のW-OAMではだめだったんですよ。上りと下りは必ず同じ変調方式だし、切り替えタイミングも秒の単位。そのため、環境によっては下りは8PSKで十分だけど上りは8PSKではエラーレートが上がりすぎる、なんてこともあるわけです。で、それが改善されるタイミングも数秒ごとにしかめぐってこない。これが、パケ詰まりとして見えてくるわけですね。そう考えてみると、無印からTypeGってのは驚くべき改善ですね。一年以上もほっといてごめんなさい(オイ)。

ということで、TypeGになるだけでこれだけ快適、となると、W-SIMのTypeG対応版がものすごく待ち遠しいですね。同じ4xとはいえ、これだけスムーズで滑らかな使い心地になるとなれば、03などでのWEB閲覧の体感的な速度はかなり向上するはずです。問題は、W-SIMであるが故の感度の悪さをどれだけ克服できるか、というところでしょう。多分このへんの目処がなかなか立たないために、TypeG対応W-SIMがなかなか出てこないのかなぁ、という気がします。

ということで、(自分で所有した端末としては)TypeG初体験の本日の一言でした。でわ~。

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ウィルコムビジネス安心サービスを読み解く

2008/11/07

さて先日後回しにしたビジネス安心サービスについて、今日はちょっと語ってみたいと思います。

いや、そもそも法人向け専用サービスなので、個人でウィルコムを使っている限りは一生縁がないサービスなわけで、まぁどうでもいいっちゃぁどうでもいいんですが、ちょっとこれ、技術的に面白いサービスなので一言に取り上げてみちゃったりするわけです。

ちょっとその出来る機能を丸ごとコピペ抜粋してみますと。

本体メモリデータ消去・設定初期化+電話機全操作ロック
外部メモリデータ消去
電話機全操作ロック
オートダイヤルロック
発信(通話)許可設定
ライトメール・Eメール送信許可設定
Web接続許可設定
外部デバイス動作許可設定
データ閲覧許可設定
オンラインサインアップ動作許可設定
位置情報通知設定
警告音鳴動
共有電話帳書込み
ソフトウェア更新

これだけのことが出来ます。しかも遠隔で、リアルタイムに。

従来は、一応最近の端末すべてで、「データ消去」「電話機ロック」をすることが出来ました。当初はライトメールやサブアドレス発信などのみの対応でしたが、追ってWEBからの制御が出来るようになりました。まぁ要するに特定の情報を持ったライトメールや発信者番号からの着信でロックがかかるような機能だったわけです。

で、簡単に言ってしまえば、その機能を大幅に拡張したのが今回のビジネス安心サービス、ということになるでしょうが、これはちょっと、単純な拡張とは思えないほど、充実してしまっています。

例えば、外部メモリ消去とか発信禁止とかの系統は、今までと同じプラットフォームで実現するのに全く無理がありませんが、共有電話帳書き込みとなると、これはもう全く別。ライトメールなんぞに電話帳データを乗せて送るなんてのはまず無理な話ですから、つまり、何らかのライトメール信号を契機にどこかにあるサーバにアクセスしてダウンロードする、という動作をすることになります。

つまり重要なのが、その「管理用サーバ」の存在なんですね。おそらく、その他の制御を行うためのWEBインターフェースもその管理用サーバに統合してあると思われるわけです。となると、今までの「単なる電話機単体の機能としての遠隔ロック機能」とは全く別物の、ネットワークサービスである、ということがうかがい知れます。

従来の遠隔ロックサービスも、MyWILLCOMからできるようになるなど徐々にネットワークサービス化していたわけですが、今回のビジネス安心サービスはそれを一気に進めてしまった、と考えられます。そして今後も対応端末を増やしていくとのことなので、きちんとした標準インターフェースになっている(日本無線端末専用のインターフェースではない)可能性が高いともいえます。

これ、法人では結構使いでのある機能だと思いますよ。例えば、業務時間外になったら一斉に音声発信ロックをかけて業務外利用を防ぐ、ということも出来ます。それだけなら端末にタイマーでも仕込んでおけば良いわけですが、別途依頼すれば遠隔でロックの解除も出来ます。この場合、きちんと会社の管理者を経由して依頼することになるので、個人で勝手に解除してしまうような不正も防げます。電話、メール、WEBを個別に遠隔制御できるので、例えば、平日19時以降電話は禁止だけどメール連絡による一時解除が可能、22時以降はメール連絡による解除も不可(メール、WEBもロック)、土日は電話、メール、WEBすべて禁止、なんて運用も出来ます。

それより個人的にうちの会社でも導入してほしいのが、電話帳の自動更新。社内で連絡を取り合う人の電話番号は結局自力で電話帳登録することが多いのですが、その人が退社したり電話を変えたり、または新人が入ってきたり、というたびに自分で管理するのは本当に面倒なんですよね。その部分を、共有電話帳として社員あるいは事業部単位ぐらいで共通化し、誰かが一元管理してくれると本当に便利。その「誰か」が私にならなければ(笑)。

説明によれば法人しか提供しない、ということになっていて、まぁぶっちゃけ個人では確かにほとんど使い道が思いつきませんが、でも、大学のサークルくらいになら開放してあげてもいいんじゃないかな、という感じの、便利なグループウェアといえます。電話帳だけじゃなくてスケジュールやToDoなども共有できるとさらに良いかも。このへんは同期するデータの種類を増やすだけですから、インターフェースにはさほどインパクトを与えずに自然に拡張できそうな気がします。

ということで、技術的に興味を持ったところから、実際のサービスを見てみると思いのほか便利そうだったビジネス安心サービス。もし私がちょっとした会社のシステム担当で社員に業務用ケータイを持たせるって話になったら、検討してみてもいいかなあ、と思ったりします。といったところで本日はこれにて。

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