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2008/10の過去ログ


2008年冬新端末とガッカリ祭り

2008/10/31

ということで、何機種か発表されたわけですが。ここで例によってやっぱりというか当然というか、大ガッカリ祭りが開催されている模様です。ということで今回はこのへんを勝手に分析。

今回発表されたのは、HONEY BEEのカメラ付きバージョン、東芝のW-SIMスタイル端末、日本無線の防水端末。後は03の色替えとデータカード。まぁ数があまり多くないっちゃぁ多くないですが、出ないよりマシ、と言ってしまえばまぁそれも確か。

で、まずはHONEY BEEのカメラ付きについて。これは、今年の初めにHONEY BEEが発表されたときに私自身も「この端末にカメラをつけなかったのは酷い手落ちだ、理解できない」という趣旨のコメントをつけた記憶があります。そういった不満がやはり一般からもあったと見えて、今回のカメラ付きと相成ったのだろうと思うのですが。

これはつまり、「最初からやっとけよ」というのに対応しただけなんですね。カメラがついた以外は何一つ進歩していない、というのが、ガッカリを誘っているようです。私も、せっかく新機種として出すなら、せめてJavaアプリには対応しろよ、と思ったくらい。一番の売れ筋端末が、ARPUアップに大きく貢献できるはずのアプリ、ガジェット非対応というのは、経営的に見てもちょっとダメすぎだろ、なんて思います。8ヶ月、新端末を開発するとすれば短い期間ですが、すでに出来上がっているソフトを移植して検証するだけなら十分すぎる期間だと思うわけです。せめて330Kで動いているものは載せようぜ、と思うんですけどね。カメラ付いてるのにQRコード非対応なんて、頭がおかしいとしか思えない。

次に、東芝端末。これは、ウィルコム初のスライド端末ということもあって、なかなか前評判は悪くないようです。ガジェットにも対応しているし、アプリも動くし、カメラも200万画素で十分すぎる性能。

ただ、これは逆に、あらゆる点で今現在ウィルコムが提供できるものを搭載してしまったがゆえに、「形が違う以外、何が違うの?要するにWILLCOM 09のスライド版みたいなもんでしょ?」という感想をもたれてしまう。「あと一つ」が足りなかったがゆえに、ガッカリを誘っているといえます。

最後に日本無線端末。これはそもそも法人向けという触れ込みで発表しています。そのためか、ガジェットも非対応だし、カメラも無し、標準になったはずのデコメも無し。そのかわり、防水最薄、ビジネス安心サービスによるきめ細かい管理に対応、という機能を搭載しています。

この端末のガッカリ要素は、ずばり「防水」。防水なのが悪いといっているわけじゃありません。ただ、防水って、どっちかというと個人向け機能じゃないですか。防水端末がある程度の需要を持っているのは、お風呂や炊事中に電話を使いたい、という、個人需要が大きいじゃないですか。ビジネスで防水を求めるシチュエーションなんて、そうそうありません。従業員をずぶぬれで働かせる会社なんてイヤです(笑)。だから、せっかくの防水端末なのに、上で触れた各種エンターテイメント機能を省いちゃったことが、非常にガッカリされているポイントだと思います。

ということで、総じて言えるのが「せっかく作ったのに、なんかもったいないところが多い」ということですね。「24時間通話無料のウィルコム」+「コンパクトな防水端末」ってだけで相当売れる要素があるのに、売れた後にARPUが上がる余地がない。「携帯PHS全端末中でトップセールスを記録した超売れ筋端末」+「カメラ」ってだけで相当ARPUが上がる可能性を秘めているのに、カメラが使える用途は無料のメール添付用だけ。これはいけません。ユーザのガッカリの前に、通信事業経営上よろしくありません。相変わらずこのへんの経営センスがないなぁ、と思います。

そして、東芝のWILLCOM LU、これは、悪くない端末、そつなくまとめてきた感じはするんですが、ハイエンドを求める人々の期待を大きく裏切っている気はします。確実に売れる端末、リーズナブルで手に入れやすい端末、これが今後のウィルコムを支えていくのは間違いないと思います。とはいっても、やはり「話題になる端末」も、ほしいところですよね。初代ZERO3のような。これは、ファン心理として「裏切られた」と感じてしまうのも仕方がないかもしれません。

ただまぁ、ね、今回の端末群は、マクロな視点で見れば、間違いなく最大のマスを稼げる端末だとは思います。値段も手ごろ、サイズも手ごろ、それぞれがしっかりと差別化されている。横並びが当然の携帯電話市場から見れば異端ではありますけど、逆に「かわいい端末がほしいならコレです!」とか「スライドが良かったらコレ!」とか「防水はコレしかないっすよ!」って言う、「ウィルコムを買いに来た人を振り分ける」という目的は果たせるわけです。

そうなんですね、今現在、「この端末があるからウィルコム!」って言う新規加入者は、ほとんどいないんですよ。ほとんどが、音声定額が目的。そんな人に、継続的に淡々と選択肢を供給し続ける、という視点から見れば、十分なラインナップ。発表会でも「音声はいまだ純増」と言われていた通り、音声に関しては、今は「現状のバランスを出来るだけ崩さずに継続するフェーズ」なんですよ。ここで無理してハイエンドを出して冒険する必要はないわけです。

この「冒険しない」がウィルコムの至上命題だとして今回のラインナップを振り返ってみると、なるほど納得、という感じではあります。ユーザとしてはちょっとガッカリではありますけど、狂信的ファンとしては「今はそうだよね、無理すんな」という共感を、ちょっとだけ覚えたりします。

とはいっても、上記で指摘した「ガッカリポイント」が正当化されるわけじゃないですので、ウィルコムさんには、ぜひとも改善の努力をお願いしたいところです。お金をかけなくても出来る改善点が必ずあるはずなんです。ソフトの更新だけでもびっくりするほど改善できる可能性は十分あります。次の春モデルを待たせないで改善の努力をぜひともお願いしたいと思います。でわ~。


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今日のイーモバ081030

2008/10/30

今日のイーモバ、また忘れてた。

先日も書きましたが、とりあえず修理に出すのは延期。例の酷い症状が出なくなったので。

ということで、ずいぶん溜め込んでた結果。多いので、別ページで。

http://www.phs-mobile.com/?page_id=452

9月いっぱいまでは結構へんちくりんな結果が多いですが、それは例の怪しげな現象のせいです。10月からは、比較的速度は安定化してきていて、大体500~1000kbpsほどが出ることが多くなりました。

で、下りが極めて安定してきたんですが、代わりにというかなんと言うか、上りが、64kbpsしか出なくなりました。ちょっとしたブレはありますが、ほとんどの場合で上りのリンク速度は64kbpsになっていることが見てとれます。

上りに関しては、周波数の逼迫という原因よりも、基地局の処理能力に引っ張られることが多いので、これはこれで同時接続数がかなり多くなっていることが伺われます。にもかかわらず下りの速度が安定しているということは、同時接続は多いんだけど、めちゃくちゃなダウンロードを連続的に行うような使い方は減ってきた、という感じでしょうか。

当初のヘビーな使い方をする人ばかりという状況から、平均的なユーザにまで利用層が広がった、と見ることが出来ます。イーモバにとっては願ってもない状況でしょうね。この状態を維持しつつ加入者数を増やしていければ、増波可能な数にまで到達できると思われます。

ただ、そういう落ち着いた利用者が増えてきた、ということは、逆に言うと、スループットのピークもなくなる、ということですね。ちょっと前までは時々見られた2Mbpsに近いくらいの突風が今後はほとんどなくなるということでもあります。正直、今の私の環境ではyoutubeもかなり厳しい状態になってきています。まぁ、そこそこの速度が安定して出ている、というのは悪いことではないので(私の応援するウィルコムはその方向を目指しているわけですから)、もっと速いサービスが出てくるまでのつなぎとしては十分ですし、そもそも固定回線並のパフォーマンスを求めていないので、十分な使いでがあります。

いまんとこ、悪くないっす。

で、そろそろ、ウィルコムのTypeGの導入を考えたりして。ほら、USB接続可能な端末が出てくるし。

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ウィルコムミーティングに期待

2008/10/29

さて、発表されましたね、いろいろ。そんな中で私が特に気になった発表が二つ。一つはウィルコムミーティング、もう一つがビジネス安心サービス。ビジネス安心サービスについては日を改めるとして、今回はウィルコムミーティングについて。

いやこれ、私がずいぶん前に書いた、ボイスミーティングの復活ですよね。めでたい。しかも、今回は以前のボイスミーティングみたいに「事前に部屋を予約して部屋番号を取得後別の方法で部屋番号を知らせてミーティング」みたいな手間がかかりません。部屋の設定から召集までがWEBやガジェットで一発で出来ちゃう。これは便利ですよ。

で、通話料が定額プランなら無料、というのは、大変よろしい。で、以前私が提言したのが「通話料無料でいくらかの定額料をいただく」という形だったわけですが、その定額料に当たる部分として、利用料というのが設定されました。これが、1分10円の1000円上限。要するに定額料1000円なわけです。

この定額料、んー、正直に言うと、ちょっと高いかなぁ、という気がします。もいっこ別のプランも作ってほしかったですね。例えば、使っても使わなくても毎月300円かかるけどそれ以上の利用料がかからない、みたいな。1000円じゃなくて800円だというだけでも全然印象が違うと思いますし。このへん、ウィルコムって相変わらず見せ方がへたくそですよね。税込み1050円って言う表示と(例えば)税込み997円っていう表示だと受ける印象が全然違うのに、わざわざ桁が上がるところを上限にしなくても、という気がします。ありとあらゆる分野で実践されてきた値付けメソッドに従わない理由が何かあるんでしょうか。まさか回線あたりわずか5%の増収なんでしょうか。5%増収しても10%利用者が減ったら意味がありません。

まぁ値付けに対する文句は置いておくとして、ともかくこれで、ウィルコム同士なら誰とでも無料通話、というウィルコムの特長を活かす下地が出来たといえます。例えば他人同士でも24時間通話無料、という特長を活かせる関係として、例えば恋人同士というつながりは、結婚や破局という形で必ず終わりが来ますから、(結婚後はもっとお得な他社の家族通話無料を使うと考えれば)100%の解約が待っています。一方、友達同士という関係は、そう簡単になくなるものではありませんし、とはいっても自己負担で家族定額を組んで電話を持ち合うほど深い友人関係というのもあまりないわけです。だから、ウィルコムが狙うのは間違いなくこの「友達同士」なんですね。

しかし、友達同士という関係は、多くの場合は「多対多」になります。「1対1」の関係が基本の通常の電話というツールはあまり役に立たないわけです。そこでウィルコムミーティング。最大7人という制限はつきますが、多対多という関係をそのまま遠隔で実現できます。夜遅くでも、友達同士の会話をそのまま続けることが出来るわけです。

また、ここには、ウィルコムの、というより、PHSの最大の特徴である、「音質の良さ」も活かされます。携帯電話ではどうしても分析符号化の影響で「その声が誰の声かわかりにくくなる」という現象が起こってしまいます。ですので、たとえ携帯で同じサービスを実現したとしても、自分以外に6人もの人がいると、さすがに誰が誰だかわからなくなる可能性が出てくるわけです。しかし、原音に忠実なPHSなら、この問題はきわめてクリアになります。元々よほど声が似ている人同士でなければまず間違うことはないでしょう。

ということで、ウィルコムさんにはぜひともこれを強力にプロモートしてほしいですね。いや、このサービスをプロモートできるかどうかでウィルコム音声サービスの命運が分かれる、というくらいのサービスだと思います。出来れば当初はキャンペーンで値下げして、とにかく使ってもらうのがベスト。あとは、販売店の店頭での積極的なアピールです。なんせ、友達同士の井戸端会議という需要を満たせるのはこのサービスだけですから、とにかく顧客に見えるところにガンガン露出していかないといけません。もう、これ専用のCMを打ってもいいくらいの話。とにかくこのサービスの認知度を徹底的に向上させる、これが、ウィルコムの音声が生き残る道です。

ということで、月1000円はちょっと高いよぅ、という苦言をつけつつ、このサービスはウィルコム音声サービスの浮沈を握るかも知れない、というほど重要ではないかと思う、ウィルコムミーティングについての一言でした。でわ~。

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続々・株価

2008/10/28

ということで実は昨日撤退。損失は秘密。そうだ、樹海行こう♪

ソフトバンクが決算発表を一週間ほど前倒ししたみたいですね。本日も日経平均が大きく戻すなかでソフトバンクだけは日中ストップ安(大引け前にはそこそこ買いが入ったみたいですが)で、一体何が起こっているのやら。

野村證券がソフトバンクについて「ARPU上向き、EBITDA改善で今後毎期3000億の有利子負債返済」なんていう観測を出しているようです。この情報を少しでも早く確定させるための決算発表前倒しなのかとは思うのですが。

ただねぇ、実は、割賦債権流動化債務のパススルー償還だけで、来期1600億以上は自動的に返済されるんですよ。

現時点で、通信事業収支がマイナス、端末販売事業でそれを補っている、という状態であることを考えると、今後も続けて端末を割賦販売し続けるのはとめられないし、当然、それによる持ち出しを補填するためには割賦債権を流動化し続けなきゃならない。

同じペースで端末販売を続けていく以上、割賦債権流動化債務のパススルー償還と同額以上の流動化債権が組まれるわけですから、返済分(1600億円)を上回る新規の有利子負債が発生します。

ってことは、「3000億の有利子負債返済」って言っても実質の有利子負債の減少高は1400億円以下、ってこと。

決算発表会で「有利子負債を毎期3000億減らします」ではなく「有利子負債を毎期3000億返済します」という表現だったら要注意、ということで。

某所で「暇?人がアップを始めました」なんて言われちゃいましたが(笑)、万一ソフトバンクが潰れたら業界全体を巻き込んだカオスになるはずなので、いろんな意味ですでに動いています(逃)。

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XGPのネットワークと認証方式

2008/10/27

現行のPHSはダイヤルアップで認証していますがXGP(次世代PHS)の認証方式はどのようなものになるでしょうか、というご質問をいただいたので、今回はこの話。

といってもこれまた解説というよりは考察の域を出ないわけですが、というのも、正直に言ってしまえば「知らん」が答えになってしまうわけで、ただ、あるヒントを頼りに何とか考察らしきものが完成したのでこうやって文章にしていたりするわけなので、まぁ間違っててもごめんなさい、ということで一つよろしく。

まず認証方式を考えるには、XGP、というよりウィルコムのCOREのネットワークがどのようになるかを知らなければなりません。ところが。実は、XGP通信規格書で定めているのは無線区間のみ。バックボーンについては全く触れていないのです。これは従来のPHS規格も同じで、バックボーンは好きなネットワークを使うヨロシ、ってな具合で、中国やベトナムのPHSでもかなり好き勝手なネットワークを作っているそうです。

ということで、もうこれは完全にウィルコムがどうなのか、という問題になるわけです。まずここで大きな条件分岐として、そのネットワークが、回線交換ベースなのか、パケット交換ベースなのか、という問題があります。ただ先に答えを書いてしまうと、回線交換で20Mbpsなんていう速度を扱うようなネットワークは日本には存在しません。ウィルコムが自前で構築する可能性を除けば、回線交換ベースということはありえない、ということになります。そしてもちろん、ウィルコムが全国をカバーする回線交換網を自前で構築できる可能性はゼロです。天下のNTTでさえISDN網の整備に数年を費やしたというのに、ウィルコムがそのISDNをはるかに超える速度の回線交換網を整備できるわけがありません。親会社のカーライルが総力を挙げて支援しても多分無理。

ということで、おそらくパケット交換ベース、というよりIP網になるだろうと思います。となると、このIP網の上で、端末の認証をどう行うか、という問題になります。一応選択肢は二つ。一つは、一般のブロードバンドのようにPPPoEで対向サーバまで擬似的に回線交換を通してしまうこと。もう一つは、IPそのままで通信し、認証は無線LANなどでおなじみのEAPなんちゃらを使うこと、です。

しかしここで問題なのが、XGPが移動体であるということ。PPPoEは、移動できないんです。厳密に言えば、普通に買ってきた装置を組み合わせるだけでは移動に対応できない。途中のノードをすべて専用品として開発する必要があります。絶対無理とは言いませんが、開発に充てられる期間やウィルコムの資金力から考えると、ちょっと難しい。

一方、IPそのままで通信する方式は、実は、簡単に構築できる目があります。それが、WiMax向け機器を使っちゃうこと。WiMaxではMobile IPという移動体向けのIPの拡張版を使います。ちょっと前まではMobile IPと言っても結構特注品に近いものでしたが、韓国やアメリカでWiMAXのサービスが始まった今となっては、WiMAX向けのMobile IP機器が割りと簡単に手に入るんですね。また、フルIPな移動網といえばEV-DOもあります。こちらもKDDIが実際にサービスを行っていて、それ向けに開発されたMobile IPな装置が一そろいあるはずです(こっちはきっと価格が劇高だと思いますが)。

で、ここまで書いてから、たねあかし。実は、ここまでの推論はある資料で見た事実に合致するように結果ありきで誘導してきています。その資料とは、こちら(pdf注意)。MVNO向け説明会の資料なのですが、この中に実は、ネットワークの構成と認証についての答えがかかれていたりします。

後半のほうのページに書いてあるのですが、ネットワークの構成として「ASN-GW」「Mobile IP HA」という文字が見えますが、これ、WiMax向け機器とほとんど同じネーミング。つまり、WiMax向けのバックボーンそのものか、少なくともかなり似通ったアーキテクチャのネットワークとなることが見て取れます。で、認証方式には「EAP-MD5」という文字が見えます。これは、無線LANの認証で使われる802.1xで使える方式の一つ。

つまり、ネットワークはWiMaxと同じフルIP、認証方式は無線LANと似たようなEAP-MD5というハイブリッドな感じになる、ということです。

従来のPHSが回線交換のPPPだったので、整合性がいいとはお世辞にも言えませんが(相互ハンドオーバなどはもちろん出来ない)、代わりに、フルIPで比較的安価なネットワーク、既製品の簡単なカスタマイズで実現可能、認証モジュールの調達性が良い、などなどといった利点もあります。もちろんこれはユーザから見た利点ではないので、正直に言うとちょっと不満な感じではありますが(従来どおりPPPを使った接続のほうが絶対に使い勝手は良いはずなので)、2009年春あるいは10月にサービスインするという超々特急開発であることを考えれば、まぁ仕方のない妥協だったのかもしれません。

となると、結局ユーザにはどういう感じに見えちゃうのかな?と考えると、例えば、無線LANカードと同じように見えるのかも知れません。802.1xはWindowsなどでは標準で搭載しているので、無線LANカードに見せかけてしまうのが一番負担が少ないといえます。とはいっても、無線LANそのものでは、例えば企業イントラなどでよく使われるワンタイムパスの対応は難しいでしょうし、好きなプロバイダを選ぶようなシステムにするのも難しいかもしれません。3G携帯電話ではよく使われている、端末内でPPPを終端してPC側には通常のダイヤルアップに見せかける、という方法が一番しっくりくる気がします。

ということで、認証方式について考えつつネットワークのアーキテクチャにまで話を広げてしまいましたが、いずれにせよ、回線交換ベースだった現行PHSとはかなり違ったシステムになり、使い勝手も違ってきそうです。今後これをどういった形でPHSとくっつけて、一体サービスにしていくのか、が、XGP普及の鍵といえるでしょうね。といったところで本日はこれにて。

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続・株価

2008/10/24

死んだ

なんだよ800円安って

さすがのドコモ、KDDIも5%ほどの下げ。

ソフトバンクは・・・ス、ストップ安・・・(汗)。

先日は「潰れるとみんな困るという立場があるから大丈夫」なんて書きましたが、もはや困るどころの話じゃなくなっています。

それこそ「2兆円捨ててもいいから許して」と逃げ出すレベル。

ウィルコム・・・上場してなくてよかったね。

さすがに週明けくらいからは、ちょっとやりすぎたか、っていう買いが入ると思うんだけど・・・。

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株価

2008/10/23

いやーやばかった。一瞬8000円割っちゃうかと思った。まぢ死ねる。

まぁどうせ下値さぐって7000円台突入なんでしょうけど・・・。売りたててみようかなぁ(←それはそれで危ない;笑)。

昨日インフラ系は強いって話をしたんですけど、日経がそこそこ下がった今日も、大手の電気ガス通信はほぼ全社上がってます。大幅な下げを記録したのはイーアクセスとソフトバンクだけ。値動きが証券会社のそれに近いですね。やっぱりインフラ事業者じゃなくて投資会社と見られているんでしょう。

明日はあがりますように。

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CDSについて勉強してみたけど結局関係ない話。

2008/10/22

最近私のような門外漢でさえ聞くことが多くなった言葉に、CDSというものがあります。あ、ご心配なく、一応、通信なネタにつなげていくつもりです。

さてこのCDSですが、リーマンブラザーズ破綻からAIGの実質破綻、そして世界中の金融保険会社を恐怖のどん底に陥れている元凶と言われていて、50兆ドルだの60兆ドルだのといったとんでもない額の証券が紙くず同然になってしまうのではないか、なんてことを言われているようなものらしいのですが、イマイチピンと来ません。

ということでいろいろと勉強してみた結果をまとめて言いますと。CDSの正しい使い方そのものはおいておくとすると、「CDSの証券は、その券面に書かれた対象企業が倒産するとお金がもらえるトトカルチョ券みたいなもの」と理解するとわかりやすいかもしれません。

つまり、「潰れる会社予想投票券」。CDS券を購入した後は、その対象企業が潰れないかなー、とわくわくしながら待つようなもの。元々は、ある会社にお金を貸した会社に対して「もしそのお金取りっぱぐれたら肩代わりしてあげるよ券」として発行してあげる保険商品だったわけですが、それさえも資金調達のために売り飛ばしてしまったりした結果、「対象(お金を借りた会社)が潰れたらお金がもらえる券」になっちゃってます。

当然ながらこういうものが流通すると自然と市場が形成されて、いわゆる「相場」というのが出てきます。「Aという会社が潰れたら1億円もらえる券だよ、さぁ、いくらで買う!?」という感じですね。たとえばAという会社が経営磐石潰れる見込みゼロ、なんて会社なら、当然ながら「まぁせいぜい100円かな、っていうかイラネ」ですが、これがたとえば明日潰れるとわかっている会社なら「1000万で買う!」「いやこっちは5000万で!」「9000万まで出す!」ってな具合にどんどん上がっちゃう。そりゃそうです、買えば1億円もらえることがわかっているんですから。

つまり、潰れそうな会社を対象としたCDSほど価値が上がる、という性質のモノなんですね。

で、実は、少し前から、日本の主要企業を対象としたCDSの相場が公開されています。よーく見てみると、なじみのある社名も結構あります。

そんな中に、携帯電話のトップ3、ドコモ、KDDI、ソフトバンクの値を見ることが出来るわけですが、この3社の中で、ソフトバンクの値が飛びぬけています。現時点で700ポイント越えは、ドコモやKDDIが2桁ポイントでうろうろしているのと比べると、飛びぬけて高い値です。ドコモやKDDIに比べると圧倒的に「ソフトバンク倒産」に賭ける人が多い、ということです。

もちろん、世界恐慌一歩手前の今の経済状況から考えると一時的にCDSが大幅に上がることもあるわけで、と考えるにしても、ちょっと桁が違いすぎるわけですね。先日の株価の話もそうなんですが、私なんかが知りえないさまざまな情報を持つ専門家が多数を占める取引市場の猛者がこういった評価を出している、というのは、やはりソフトバンクにとってはかなり深刻な事態であるといえます。何より、こういった数字が一人歩きした結果として新たな資金調達が出来なくなってしまいます。「どうせ貸しても潰れるんだろ?」と思われたら誰もお金を貸してくれません。

ソフトバンクはとにかくお金を借りてそれで借金を返している会社ですから、誰も貸してくれなくなる(あるいはそう思われる)だけで、一気に破綻への道を転げ落ちてしまう不安定さがあります。今日はとうとう株価も1000円を切ってしまい、不安感は広がっているようです。

本来、インフラ関連の会社ってのは、不況にはめっぽう強いんですよ。なぜかというと、言葉遊びに聞こえるかも知れませんが、インフラを持っているから。つまり、例えば通信事業者なら通信設備や価値のある不動産をしこたま持っているので、やばくなってもそれを担保にお金を借りる、ということが出来ます。ところが。ソフトバンクだけは、絶好調の頂点にあった時点で、設備も不動産も子会社株式もぜーんぶ抵当に入れてしまっています。ソフトバンク自身によるキャッシュフローの説明を見てもらえばわかるんですが、昨年度も設備投資した額のほぼ全額に近い額をリース化資金調達(言葉は違いますがやっていることは抵当に入れて借金をすることと同じ)しています。古くなった基地局を取り替えるときに、「じゃぁこの基地局1億円で買うね、ところで銀行さん、この基地局担保に9500万円貸してよ」ってことを同時にやってるわけです。

で、これは私個人の思いではあるんですけど、公共事業(電気、通信、放送、etc.)を営む会社は、その事業の継続に絶対必要な設備を軽々しく抵当に入れちゃダメだと思うんですよ。本当に最悪の状況、もう会社が潰れるかもしれない、という状況にでもなったら身売り覚悟で全設備をどこかに預けることもやむなし、とは思うのですが、ソフトバンクみたいに、通信に必要な設備を全部証券化してバラバラに切り刻んで売り払っちゃうなんてのは、はっきり言って公共事業を営むものとしては無責任に過ぎると思うんです。こんなことしてると、もし何かが起こったとき、例えば基地局設備のうち2007年6月から7月に更改した基地局だけが誰かの手に渡ってしまい、「誰か」が基地局利用料をよこせさもなくば停波するぞ、と脅して本当に停波しちゃったりして、結果サービスの公平性が失われる、なんてことが起こらないとは言い切れないわけです。

まぁ、最初から最悪の事態を想定して事業を行う人なんていませんが、ソフトバンクのCDSがやけに高い、という事実を見て、なんとなく、もしソフトバンクにクレジット危機が起こったらどうなっちゃうんだろう、なんてことをついつい想像しちゃったわけです。実際にそんな危機がそうそう起こるとは思えないのですが、とはいえ、事業や設備を切り売りしているソフトバンクの姿勢は、ちょっと通信事業に対して真摯ではないように見えてしまいます。私が古いタイプの人間だからかなぁ。

ということで、なんとなく最近の金融危機の仕組みを調べて勉強していたらたどり着いちゃったCDS市場、そこにいた携帯3社(というかソフトバンク)の値を見ていて思ったことをつらつらと書いてみたりしました。それでは~。

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請求書が有料化してしまったのです

2008/10/20

やっぺ、うっかりスルーしてた。いや、ウィルコムの、というか、もう各社共通仕様に近いんですが、料金明細書が有料化、って言う話。

プレスリリースで言うとこのへんなんですが、請求書(というか料金明細)を発行するのに105円かかるようになりますよ、というお話。

文面を見る以上は、どうやら10月からは自動振り替えの人は料金明細の発行が止まり、申し込んだ人だけに明細書が届くようになる、のと、振込み払いだった人には自動的に発行料が発生しちゃいますよ、という感じ。

私自身は自動振り替えなので、振込み払いだったらどうなっちゃうのかを実際に見てみるわけには行きませんが、まぁ要するに、この際、自動振り替えに変えちゃえ、という動機付けにもなっているわけですね。これは、他社も同様で、auを新規で契約したときも、「クレジットか自動振り替えにしない場合は来年10月(つまり今からみれば今月)から請求書発行料がかかりますよ」と言われた記憶があります。まぁ業界全体の流れっちゃそうなんですが、先鞭をつけたのはもちろんソフトバンク。ホワイトプランでARPUが下がることを懸念して少しでも小銭を稼ごうと導入したのが始まり。仮に100万人が請求書発行料を支払えば1億円ですから、バカにならない額です。さらに加入者規模の大きなドコモやauが追随値上げに走りたくなるのもわかります。まぁ、ドコモだけは、発行しなければ105円値下げ、と、他社よりは良心的な対応でとどめています。

そんな中ウィルコムがこれに追随してどんくらい儲かるんでしょうか。いや、加入者400万しかないことを考えると、これで発行料を払うのなんて数十万程度、月々数千万円の収入。ぶっちゃけびみょー・・・。

ただ、振込み払いの場合、特にコンビニで振込みを行うと結構事故が起きるようですし、そもそもユーザが振込みを忘れてしまうという場合もありますから、これを自動振り替えに誘導する、という意味はあると思います。事故や遅延での損害額はバカにならないはずです。何よりそういった事故が原因で入金が遅れ、その結果、解約にいたる、ということも往々にして起こりうるわけで、それを防ぐ意味でも是が非でも自動支払いに誘導したいはずなんですね。

となれば、自動支払いでなければ余計なお金がかかりますよ、としてしまうのが一番なわけで、業界全体が請求書発行に料金がかかるような体系に移行してしまった今がまぁ潮時だったのかなぁ、という気がします。

いやね、実質値上げなのはその通りなんですけど、もうここに来て「ウィルコムは他社と違って請求書発行料を取りません」なんてのは、何のアピールにもならないんですよ。業界自体がね、変わっちゃったんですよ、某社の参入で。いかに加入者から余計なお金を搾り取れるか、というのが業界の常識になったんです。昔は「キャリア対キャリア」という構図だったのが、今は「キャリア対加入者」。キャリアと加入者は敵対する関係になっちゃったんです。安い料金で加入者を釣ってうまくだまして高い料金を取る、という某社のやり方は、良心的ではないけれど商売としては非常に上手い。だから、そういう某社が参入してきた以上、同じ方法で対抗しないと絶対に勝てません。某社は価格だけでなく市場の信頼関係も破壊しちゃったわけですね。

ということで何はともあれ、ウィルコムも追随で、これでほぼ業界すべてが「請求書発行者が料金的にやや不利になるシステム」に移行し終えたことになります(ただしauは謎の延期中)。今後はこれが標準になると思えば、まぁそれほど腹も立たないですよね(そうか?)。

てことで、当家では、全キャリア請求書(料金明細)無しとなりました。まだどうなるかよくわからんですが、やっぱり紙で明細が来ないと、料金確認サボって料金が最適化されづらくなるんだろうなぁ、なんて思います。まぁ、そういう増収効果もあるんだろな、なんて思いつつ、本日はこれにて。

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意外なことに今までなかった「どこでもWiFi」

2008/10/17

先日ウィルコムが発表した、どこでもWiFiについてのコメントが聞きたいというメールを何件かいただきましたので、本日はその話。

記事については、とりあえずこのへんを参照していただくとして、その内容を簡単に書き記しておくと、W-SIMスロットと無線LANアクセスポイントを内蔵し、充電池(eneloop)で駆動する、インターネットブリッジ装置、という感じ。

実はこれと似たコンセプトの装置は結構昔からあるんですよね。つまり、AIR-EDGEなどの無線インターネット接続端末を無線LANやイーサネットでつなげる装置。有名なところではRoosterとかがありますが、これ以外にも過去にはいくつか製品がありました。

こういった製品が必要になる理由としては、たとえば、最近はPCカードスロットを備えたPCが極端に少なくなっている、という実状があります。それに対して、電力や動作に対して非常に高い安定性を必要とするハイエンドのモバイルデータ端末は、やはり、USBよりはPCカードとして開発されることが多いようで、最近でこそHSDPAではチップが低消費電力になったおかげでUSB端末が主流になっていますが、EV-DOやウィルコムのTypeGなどはまだPCカードタイプしかラインナップがありません。こういった通信端末をどのようなPCからでも使えるように、ということで、上記のようなコンセプトの製品がいくつかリリースされてきました。

で、今回のどこでもWiFiは、確かにこれらの製品と機能性は非常に近いものがあるわけですが、一つだけ、非常に重要な違いがあります。それが、充電池内蔵、という点。過去のもろもろの装置はほぼすべてが固定利用を前提にしていて、電力を優先で供給されていましたが、どこでもWiFiは、バッテリのみで2時間ほど駆動するようです。これにより、電源の取れない場所でもWiFi経由でインターネットが利用できるようになります。

まぁなんつーか、誰もが考えるんだけどなぜか製品化されなかった一品なんですが、なんか、ようやくウィルコムがやりましたか、って感じです。ゲームショウで披露されたというのもポイントですね。最近WiFi内蔵の携帯ゲーム機が一般的になってきたことが、これが実現した大きな理由であることが伺われます。

そういえば、潰れちゃったアイピーモバイルも、当初からこういうコンセプトの端末を作ると言っていました。当時、私は確か「最大の問題は多分バッテリー」と言うようなコメントを出した気がするのですが、その点、PHSなら消費電力はきわめて小さいし、無線LANも半径1~2メートル届けばいいのなら無線出力も最低に絞ってしまってもかまいません。WCDMAなどよりも先にPHSで実現したのは、やはりPHSの省電力性のおかげかもしれません。

その省電力性をアピールするかのように、バッテリーにはeneloopを採用。普通に考えたら容積容量比率の高いリチウム系を使うのがよさそうなものなのですが、そこをあえて容量効率の低いeneloop。もちろんeneloop含め単三乾電池は非常に入手性が高くとっさの交換が容易、という特長があるわけですが、これを可能にしたのもPHSの省電力性の賜物といえるでしょう。

発売は来年春とずいぶん先ですが、これは結構使い道がありそうです。数が売れるとは思いませんが、W-SIMユーザに新しいインターフェースの選択肢を与えるという意味では、非常に重要な製品かなぁ、と思うわけです。出来れば、XGP版も早期の開発を望みたいですね。XGPはさほど省電力ではないのでバッテリが厳しいのと、そもそも当初はW-SIMサイズが実現するとは思えないので専用機になってしまうという難点もありますが。

後は、サービスの価格ですね。普通に考えれば新つなぎ放題の3880円、ということになるのでしょうが、携帯ゲーム機ユーザのネットゲーム向けとしては、この料金はやや高め。専用プランの検討も示唆しているようですが、どうにかして安い価格を実現してほしいですね。重要なのは請求額よりも(加入時に参考にされる)表示価格。なので、(上限料金を見られる)単純な二段階定額はやめたほうが良くて、たとえば、新つなぎ放題の割引サービスとして「月のデータ送受信量が○○MB以下なら自動的に1940円に割引します」みたいなのを新設するのが良いと思ったりするのです。いや、やってることは二段階定額とほぼ同じですが、要は見せ方の問題で。

ということで、これがジャケットだけ購入できて、そこそこお安い値段なら、W-SIMerになっちゃった私も一台サンプリングして見たいですね。今までW-SIMでネット接続するたびにUSBが一つ占拠されていたのが軽減されるというだけで結構な価値があると思うのです。複数機器で同時接続可能ならさらにいいんでしょうけど、どうでしょう。詳細仕様の発表を待ちたいところです。といったところで本日はこれにて。

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