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2007/07の過去ログ


固定・PHSの定額サービス

2007/07/30

ウィルコムが固定-PHSの定額サービスを開始と言うニュースが出ているみたいですね。なんとまぁ、センセーショナルなタイトルでしょう。

と言う斜に構えた言い方をしているのには、ちょっとだけわけがありまして。いや、記事をよーく読んでみるとわかるんですが、内線網の構内交換機(PBX)をITXに直結します、と書いてあるわけで、実際には固定電話というよりは、ITXをキーノードとした内線網的サービスに近いんですよね。ウィルコム網に直結された内線電話とウィルコムPHSの間が定額になります、と言う話で、これは、従来通りの意味での固定電話との発着が無料になると言うのとはちょっと違うわけです。

いやね、構成自体は、ドコモのOFFICEEDとかなり近いんですよ。ちょっとつながっている順番が違うのと、そもそものコンセプトが違うのをのぞけば。OFICEEDの場合は、まずFOMA網には屋内基地局をくっつけて、その先にPBXを付けます。そうすると、PBXにくっついた固定電話と、屋内基地局のエリア内のFOMA端末の間が内線通話となって、無料になる、と言うものです。

それに対して、ウィルコムの場合は、ITXとウィルコムのIP網を介した大きな内線網を作っちゃうことに相当します。ドコモの「屋内基地局」という部分に、ウィルコムの全基地局がぶら下がっちゃってるイメージ。だから、ウィルコムのどの基地局のエリア内でも内線通話になるから無料ですよ、と言うように、ドコモのOFICEEDからの連想でこのサービスを説明することができちゃったりします。

そう言う意味で、「固定とPHSの間の通話が定額に」というタイトルはちょっと行き過ぎなんじゃなかろうか、と斜に構えて見ちゃう向きもあるわけですが、これ、ちょっと別の側面から見ると、結構すごいサービスかも、なんて思っちゃったりします。

いやね、先ほど、ウィルコム網全体を使った内線網、って言ったじゃないですか。でも、これを無理に「内線網」って言う必要ないんです。なんとなれば、ITXさえあればどこにでもつなげるわけですから。ってことは、これって「公衆網」ってことになりますよね。固定回線の公衆網ですよ。

つまり、これって、「ウィルコムが固定電話事業に参入した」ってことになるんじゃないでしょうか、なんて、元記事のタイトルよりもセンセーショナルなことを言ってみたりして(笑)。

いや、理屈上は同じはずなんです。例えば、KDDIが直収電話サービスとしてやっている「KDDIメタルプラス」ってのは、NTTの交換局までKDDIが自分で電話網を引っ張っておいて、交換機を一個おいておきます。で、あとはユーザと交換機をどうにかしてつないで(どうにか=ドライカッパですが)、KDDI独自の固定電話ですよー、って言ってるわけです。ウィルコムの場合は、交換局までIP網を引っ張って、そこに交換機(ITX)をおいて、ユーザの電話とその交換機をつなぐって言ってるわけじゃないですか。形上は、直収電話サービス、つまり「固定電話事業」と全く同じなんです。

まぁ、実際の所、03とか06とかの番号がもらえるようなサービスになるとは思えず、結局は独自の内線番号での利用になるでしょうから、固定電話事業とまで言い切るのは言い過ぎだとは思うのですが、いやいや、いずれは03とか06を使えるようなきちんとした固定電話サービスにまで昇華させるかもしれないですよね。で、ゆくゆくは法人だけでなく、個人向けにも・・・妄想しすぎですかそうですか。

と言うことでタイトルにつられてついつい読んじゃった記事について、妄想混じりに考察してみました。詳細は正式発表を待つことにしまして、本日はこれにて。


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低電磁波ケータイ・・・

2007/07/26

ウィルコムも最近はとみに「PHSは低電磁波」と言うことを売り文句にしているようですが、実際の所はどうなのでしょうか。いや、と言うのが、そもそも、携帯電話程度の電磁波が健康に被害を与える可能性はあるやなしや、と言うことなんですが。

と言う辺りの話は、ずーっと昔にコラムでぃーぽで書いたのですが(恥ずかしいのでリンクなし;笑)、てきとーな仮定をおいて計算してみると、何ともグレーゾーンな値になってしまう、と言う結論が出ていました。と言うことで、今現在でも、まだケータイレベルの電力と周波数の電磁波が健康に悪いのかどうかはよくわからん、と言う状態だったりします。

実のところ、人間がこのくらいの強さの電磁波とつきあい始めてから、おおよそ1世紀ほどしかたっていない、と言うもっともな言い分もあります。つまり、よくわからんものは避けるに越したことはない、と言う理屈です。

そう言う理屈で言うなら、やはり比較的電磁波の小さいPHSを使うことには、全く意味がないとは言い切れないと言えます。特に、例のコラムでの考察もありましたが、電磁波による影響は周波数依存の効果(量子的効果)よりも強度依存の効果(熱的効果)の方が強いことはかなり確からしいので、周波数の高低や帯域幅の広狭よりも、総電力の大小の方が重要であると言えます。よく、「CDMAは周波数拡散しているので周波数当たりの電力が小さいから安全」と言うマコトシヤカな論説を聞きますが、それはあくまで特定の共振周波数を持った特定の電子機器にのみ当てはまる命題で、健康被害ということになれば、やはり総電力量を基準に議論すべきであると言えるわけです。

ただ、やはりここで断っておきたいのは、「ケータイによる健康被害があるかないか」という議論はまだ白黒ついていませんが、もし「ある」になれば、やはりPHSもひっくるめて「ある」になる、と言うことです。だから、もし「ある」になった場合、一切の被害を避けたいならPHSでさえ使わない方が良い、と言うことになります。もちろん、生活の中にはPHS程度の電磁波を出す機器は山ほどありますから、PHSを使うのを避けたところであまり意味がないと言われればそれまでなのですが。

と言うことで、ケータイの電磁波の影響を客観的に示すために使われる「SAR値」というのがありますが、これも、総電力量(と端末の形状など)に大きく関わっている数値で、もし健康被害があるなら、その程度はどのくらいになるか、と言う指標として用いることができます。

実はこのSAR値の計り方もかなりいい加減で(なんて言うとTELECだかどっかの人に怒られそうですが)、人間を模した人形に電話する形で電話機を押しつけて、頭部に吸収される電磁波のエネルギーを測定する、と言うものだったりします。そりゃもう、電話機のくっつけ方でいくらでも変わる値だったりするわけです。はっきり言って、電話機のあて方で1~2割は違うと思って間違いないです。つまり、公表されているSAR値は、誤差が上下1割くらいあると覚悟しておいてOKです。と言うくらいいい加減なものなので、しゃちこばって小数点以下3桁も表示しているのは、ぶっちゃけかっこわるいなぁ、なんて私は思っていたりします。

と言うようなSAR値ですが、何はともあれ、総電力量の小さなPHSは総じて優秀です。もっとも高い機種で0.175とかですから、おおざっぱに言えばウィルコムは0.2以下に収まる、と言えます。一方、ドコモ・ソフトバンクのW-CDMAでは、最大で1.62なんて数字もありますからおおざっぱに1.8以下、auのcdma2000では最大1.38なんて数字が見えるので、おおざっぱに1.5以下、と言ったところでしょうか。

もちろん、実際に公表されている数字は機種毎にばらつきがありますが、基本的には、電波の強さは方式によって決まります。あとは、アンテナと頭部の位置関係のみ。そして、その位置関係も実際には測定する人のさじ加減一つでどうにでもなるものなので(そりゃ、人頭模型に端末を押しつけて突っ張り棒で固定するなんて言う測定方法ですからねぇ;苦笑)、実際には方式毎の可能最大SARを比べることがもっとも意味があることだったりします。

そう言う意味で言うと、W-CDMAやcdma2000の1.5~1.8と言う数字に対してPHSは0.2と、約1桁違うと言うことができるわけで、これを持ってきてウィルコムは「安全」と言っているのだろう、とは思うわけですよね。

まぁ、私自身は携帯もPHSもひっくるめて、そう言った程度の電磁波でたいそうな健康被害が出ることはないだろうと(勝手に)思っているので、ことさらに「PHSの方が安全」と強調されても・・・と言う気はするのですが、えー、私の「気がする」は往々にしてハズしますから(爆)。と言うことで、気になる方はPHSをどうぞ、なんて投げやりな結論にしつつ本日はこれにて。

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ワイヤレスジャパン行ってきた!

2007/07/18

と言うことでワイヤレスジャパンが始まって本日が初日。取引先の商品紹介の関係で行くことになったので、ついでに個人的に楽しんで来ちゃいました。

取引先の人とのお話も30分ほどで終わったので、「じゃ情報収集してきまーす」と上司と別れて会場をうろつくことにします。

会場ですが、入り口いきなりの所にウィルコムのブースがあります。うちわ配ってます。例によってあどえす一色といった感じ。なんだかあどえすにたかっている人が非常に多かったので、あどえす体験は後回しにしてウィルコムブースを一回りしてみます。

いや、次世代PHSの基地局と端末がまた出展されてますね。ウィルコムフォーラムで動いているのを見て驚かされたので、今回はほほぅ、と言う感じではあるのですが、前回動いていたのは三洋製。今回は基地局・端末ともに京セラ製です。これで少なくとも2メーカーが次世代PHSの基地局の実績を持っていることが確かになりましたね(前回京セラ製端末の参考展示だけはありましたが)。とりあえず、今のPHSの基地局の二大メーカーが次世代でもがんばってくれそうで、何より、と言うところです。

で、お隣のALTELのブースにふらーっと立ち寄ります。ここもPHS一色。まず目を引いたのが、GPS内蔵W-SIM。なんかもうすでに動いているらしいです。ただ、感度があまりよろしくないので、鋭意チューニング中とのこと。発売が楽しみです。ついでにその隣(?)に、自営2版対応W-SIMと言うのが落っこちてました。これ、すごいですよ。W-SIM対応端末ならそのまま内線PHS端末になるってことです。やっぱり、W-SIMの良いところは、こう言うように、端末を変えずに通信機能だけをアップデートできることですよね。ALTELのW-SIMシリーズには期待したいところです。

もののついでにドコモ、KDDIのブースも見てみましたが、あまり面白いものはなし。新端末の紹介がブースの8割を占めていました。まぁせっかく動く端末が飾ってあるんだから、ってことで一通りさわってみましたが、うーん、すごいですね。画面がきれいだし動きもきびきびしています。インターフェースも各社趣向を凝らしていて、非常に使いやすいものばかりです。iPhoneのインターフェースがどうとかちまたでは騒いでいますが、いやいや、auの端末のインターフェースの方が100倍使いやすいですよ(iPhoneの動画などを見る限りでは)。ウィルコムも一流のインターフェースデザイナーを雇うなりしてがんばって欲しいものです。

と言うことで、たどり着いたシャープのブースで、あどえすにさわりました。こっちは全然人がいなくて、待ち時間なしで時間無制限でさわり放題。思わずかぶりつきです。

さわってみたファーストインプレッションとしては、「液晶きれい!!」「質感イイ!!」。ZERO3シリーズのこれまでの鈍重な質感から、きれいに垢抜けた感じになってます。実際に動作させてみると、これがまた結構きびきび動きます。ほんの少しのクロックアップなのにここまで違うんですかね。Operaの起動もかなり速いです(とは言え10秒近くかかるんですが)。

せっかくなのでそのままWEBページを表示させて、Xcrawlの使い心地を試して見ますと、これがまた、さくさくスクロールしてくれて、非常に気持ちいいです。試作機レビューで感度に難ありなんて言われていましたが、(おそらく)商品実機の展示機のXcrawlは、感度もちょうど良く、かなり快適でした。少なくとも片手で操作する分には、側面上部にページスクロールキーのある旧[es]より断然快適にWEB閲覧ができます。テンキーのボタン配置も、片手操作を意識した傾きと重心で、とことんケータイライクな片手操作を意識した作りだなぁ、という感じですね。[es]で片手操作を多用する私にとっては、非常にうれしい作り込みでした。

唯一難点があるとすれば、テンキートップとタッチパネル表面の段差でしょうか。ちょっと段差が大きすぎですね。ソフトキー部分のタッチがしにくいです。まぁ、ソフトキーは上部の二つのハードキーに割り当ててしまえばいいので(WindowsキーとOKキーはそもそも私は滅多に使わないので)、大きな問題とはならなそうです。

ついでに、QWERTYキーの押し心地も試してみましたが、旧[es]になれているとちょっと違和感がありますが、キーが柔らかくて断然楽です。旧[es]はキーが難くて腱鞘炎になりそうなくらいでしたが、あどえすはかなり良い感じです。

と言うことで、いや、色があまり好きじゃない色なので色違いが出るまで待とうと思ってたのに、なんだか欲しくなってきました・・・あどえす。危ない。まじ危ない。どうしよう。

と言うことで、(とりあえず)ワイヤレスジャパン訪問記でした。でわ~。

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地震緊急速報について考える

2007/07/10

さて、携帯各社が緊急速報導入へと言うニュースがありましたが、これについて、一言。もちろん、ウィルコムでの導入の可能性についても考察してみます。

まずは、これがどういうものか、と言うご説明。皆さんもニュースなどですでにご存じかもしれませんが、そもそもは、気象庁が地震前兆波をとらえて即座に速報を出すシステムを開発しています、と言うのが話の発端です。その仕組みは、もちろん私は専門家ではないので細かいところはわからないのですが、各地に設置された震度計のデータをリアルタイムで監視し、地震が発生した場合は即座に震源と規模を算出、そこから地域ごとの予想震度を出して地域別に地震が起こる「前」に配信するシステム、と言うことになっています。つまり、具体的には「東京23区に5秒後に震度4の地震が来ます」というような情報が気象庁から配信されることになるわけです。

もちろん、気象庁が各家庭に届ける手段があるわけではありませんから、ここから先は、各固定・移動体キャリアと協力して、いかに素早く確実に届けるか、と言う開発を行っていて、そんな中の一環として、今回携帯各社が具体的な導入目標を発表しました、と言うことです。

さてでは具体的にどんな方法でお届けするのか、と言うことになりますと、もちろんまだ予想の範疇に過ぎませんが、まず、メールシステムを使う方法は絶対に使えないと言うこと。メールは個々の端末にそれぞれ呼出をかけて、チャンネルを確立して、メッセージを送って、と言うことを行いますから、それだけでも1秒や2秒はかかります。加えて、それだけの情報を一斉に送信するわけですから、特定地域の地上網の負荷は半端ではありません。安全確保どころか通信網が一瞬でダウンしちゃいます。

と言うことで、おそらく、特殊な呼出メッセージか一斉報知メッセージを使うことになると思われます。通常、携帯電話の基地局は常に一斉報知メッセージを特定のチャンネルで送信し続けています。端末はその一斉報知信号を受け取ることで「圏内」と判断するわけですが、この一斉報知メッセージに特定の印を付けてやり、その印を読み取った端末が即座に地震警報を鳴らす、と言う仕組みなら、一定地域の端末に一斉に情報を配信すると言うことができます。

これと近い方法で、呼出メッセージを使うこともできます。端末は、一斉報知情報とともに呼出メッセージも常に監視しています。これは、自分宛の呼出がかかってないかを見ているわけです。この呼出メッセージには、「全員向け」という設定もできますから、全員向け呼出をかけ、また、その呼出メッセージに特定の印を付けておけば、一斉報知を使うのと同じように速報を実現できます。

ただ、私はちょっと気になることがあるんですよね。それが、「間欠受信」という仕組み。携帯電話は、バッテリーの消耗を防ぐために間欠受信を行っています。これは、常に無線機に電源を入れて全てのメッセージを監視するのではなく、一定間隔毎に数ミリ秒だけ無線機に電源を入れてメッセージを読み、また無線機を切る、と言うことをすることでバッテリーの消耗を抑えるわけです。もちろん、基地局側もそれを見越して、同じメッセージを繰り返し送って、どのタイミングで間欠受信をしている端末にも確実にメッセージが届けられるようにしています。

しかし、端末は、この「間欠受信」のタイミングでしか、ネットワークからのメッセージを受け取れません。そしてこの間欠受信の間隔は、実は、1秒程度のスケール、おおざっぱに1秒前後と思ってもらって間違いありません。おおざっぱに言って、1秒に1回しか端末はネットワークからの情報を聞いていないことになります。

すると何がマズイのかというと、もし地震速報が出て、それが即座にネットワークに乗せられたとします。しかし、それを読み取る端末側が1秒に1回程度しかネットワークを見に行っていません。だから、端末で地震速報が表示されるのは、間欠受信間隔が1秒だとすると、最悪で1秒、平均0.5秒は遅れることになるわけです。地震速報自体は、大体5秒前に発報されると言われています。これは、5秒あれば、地震に備えた最低限の行動をとることができるから、と言われているからです。それが、4秒ないし4.5秒に縮まる、というのは、結構影響が大きいのでは無いか、と私は思ったりします。

この問題は、実際、解決の見込みはありません。例えば、この地震速報のために間欠受信の間隔を短くしよう、なんてことになれば、これは、その会社の携帯電話全てのバッテリーの持ちが突然悪くなることになるわけです(間欠受信の間隔はネットワークから指定するパラメータなので)。速報性を高めるためにそもそもバッテリー切れの危険性を高めるのは本末転倒というもの。だから、この問題に関しては、携帯電話各社は「最悪1秒前後の遅れがあります」と言うことを周知した上で導入する、と言う方法で対応せざるを得ないと私は考えています。

さて、ちなみに、ウィルコム。ウィルコムがこの方法を導入できるのか?と言うことになるわけですが、まず一つは、そもそものPHSの報知情報は、3G携帯のように柔軟性と拡張性のあるものになっていない、と言う問題があります。つまり、「緊急速報有り」という印を入れる余地がそもそもない、と言うことです。これは、呼出メッセージも同様です。なんとしても導入するとなれば、報知情報のフォーマットそのものを変えた完全にオリジナルな報知情報を、速報有りの時に送信するようにするしかない、と思いますが、さて、10年以上も前に導入され、パケットも1chがやっと、なんて言う基地局でまでその独自報知情報に対応できる能力があるか、と言うと、さすがに疑問と言わざるを得ません。かといって、では新型基地局のあるエリア限定、となれば、そんな速報に意味があるのか、と言う話にもなります。

また、PHSでは、間欠受信を1.2秒に一度行います。つまり、携帯各社と同じく、速報に1秒前後の遅れが出てしまうことは許容せざるを得ないことになります。私の話っぷり(携帯は遅れますよ~)からひょっとするとPHSだからマシと言いたいのかな、と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、そう言うことはなくて、むしろ間欠受信間隔を調整できない分PHSの方が不利であるとさえ言えるわけです。

まぁそもそもの話として、携帯電話で速報をしても、ポケットや鞄に入れた端末が警報を出してもそれに気づいて手にとって端末の画面を確認して、なんてことをやってるうちに揺れが来ちゃうと思うわけで、携帯電話を利用した地震速報の実用性自体に「?」という感想を持っていたりするわけですが、まぁ、問答無用に大音量の警報音が鳴るとすれば、電車でみんなの端末が一斉になり出すなんて言う壮観な状況になるのはそれはそれで面白いかな、なんて思ったり。まぁそれよりも、街角や交通機関内にこまめに有線速報端末を配置していく、と言った行政によるインフラの整備の方がよほど実用的なんじゃないかな、と思ったりしつつ、本日はこれにて。

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音質は良いけど品質は?

2007/07/06

PHSは音が良い、というのはどのくらいの共通認識になっているのかはよくわかりませんが、少なくとも私自身は、PHSの音質の良さが、PHSを使い続ける大きな理由となっていることは確かです。

最近でこそ3G携帯ではそこそこ良い音質となってきていますが、それは、3Gの帯域がまだまだ余裕があるから。特に格安のパケット定額サービスがこれから続々と登場することが予測されますから、利用者密集地での周波数逼迫はいずれ起こることでもあり、そうなれば、回線確保のために自動的に音質を犠牲にするシステムが働くことになるのが3Gの宿命でもあります(ドコモなどは繁華街ではすでに音質低下が起こっているそうです)。それに比べれば、PHSはほぼ確実に32kbpsもしくは最悪でも16kbpsの帯域が確保されるわけで、音質に対する信頼性は遙かに上であると言えます。

しかし、ここではもう一つの音に対する感覚の指標である「品質」のことを思い出してみます。「音質」はコーデックの絶対的な音質であるのに対して、品質は伝送路の信頼性、とでも言えます。つまりは、送信された音声データがどれだけ確実に最終的に相手に届くのか、と言う指標であるわけで、これは主に、ネットワーク上や端末内で起こる遅延や無線区間上のデータ欠損等により損なわれるわけです。

と言う意味で言うと、PHSはまだまだ「品質」に改善の余地があると言えます。シンプルなネットワークとコーデックのおかげで遅延こそあまり起こりませんが、無線区間でのデータ落ちは他の方式に比べて非常に多いと言うことです。これはよくある「プツ」とか「ガリガリ」とかその他無音になったりする、通話中のノイズとして現れます。こういったノイズは、せっかくのPHSの音質の良さを台無しにしてしまうと言うわけです。

このPHSの品質の悪さは、とにかく「電波が弱い」ことが最大の原因といえます。電波が弱いということは、それだけ環境雑音に対して相対的に影響を受けやすいということです。じゃぁ電波が弱いのはなぜ?と言うと、これはもう、最初に法律でそう決めちゃったから、と言うしか無いわけで、これはいわばPHSの宿命的部分でもあります。

しかし、せっかく音質は良いのに品質が悪い、では、もったいないですよね。例えば一つの答えとしては、電波が弱くても距離が近ければ十分な強さで電波が届くから品質は劣化しない、と言う方向性があります。これはつまりマイクロセルであるわけで、都心や各地方の大都市の中心部ではこれでもかと言うほどマイクロセル化されていて、品質については他の携帯電話に遜色ないレベルを維持しています。

そうはいっても、やはり郊外や高速移動中などでは品質は落ちてしまいがちになるわけで、とりあえずその昔旧DDIポケットでは「ツインウェーブ」というハンドオーバ機能を作ってこれを少しでも解消しようとしました。また、feelH”端末ではダイバシティ受信を標準搭載としてノイズによる影響の軽減を試みました。ただこの頃はまだまだ「小出し」のイメージはぬぐえず、AIR-EDGE登場とともにデータ通信に軸足を移してからは音声の品質アップに関してはほとんど無策、むしろダイバシティ受信を端末から削ったりと品質をないがしろにするようになっていたと、私は感じています。

しかし最近は、音声W-OAMの標準搭載やその他ダイバシティ技術の搭載など、特に品質に力を入れているように感じます。大変喜ばしいことです。とは言え、正直、まだまだ甘い、と言わせていただきます。確かに、WX320Kを使い始めてから劇的に品質は向上しました。しかしそれでも、まだまだ時折、ブツブツに遭遇するわけです。これは相手側(同じくウィルコム320K)が原因である場合もあったりします。つまり、「下り」はBPSKやダイバシティ受信でよくなったかもしれないけど、「上り」はどうなってんの?と言うことです。

特にPHSは、上りは10mWと非常に小さな電力しか許されていません。私が思うに、PHSの電波の弱さによる品質劣化は、この上りでこそ一番大きく起こっているのではないか、と思ったりするわけです。しかし、これは端末を改造して手っ取り早く改善すると言うことは非常に難しいことです。そう言うわけで、おそらく下りよりも上りの品質改善はウィルコムにとっては急務ではないかと私は思います。

上りの品質を改善すると言うことは、送信出力が定められている以上、端末をいじくっても大して効果がありません。つまり、基地局側での思い切った改善が必要なわけです。私が一つ注目しているのが、例の8本アンテナ。聞いたところによると、この8本アンテナ、ダイバシティ受信してはいますが、構成は4本ダイバシティ×2、だそうです。まずこれを、8本ダイバシティ受信できるようにするだけで、上りの品質は大幅に改善するのでは、なんて思ったりします。

またさらに言うと、アンテナ位置を、あと数メートル高くするだけでも受信品質は格段に上がるはずなんですよね。障害物のある環境での電波伝播理論によると、1.9GHzで半径500m(直径1km)の伝播を考えた場合、もっとも高い障害物から6mの高さがもっとも効率が良くなるようです。周囲に他の障害物がないビルの上に基地局が建っていると考えると、最も高い障害物はビル自身になりますから、ビルの屋上から少なくとも6mの高さにアンテナを設置すべきなんですよね。今、設置しているウィルコムのアンテナを見ると、どうも屋上から2~3mほどの高さに見えますから、あと3~4mほどポールを伸ばしてあげれば格段に品質が上がると思っているのですが、どうでしょう。

とまぁ細かい件を取り上げていけば品質アップのネタはまだまだいっぱいあると思うので、とにかくウィルコムにはせっかくの音質を活かすためにもあらゆる方策を試してみていただきたいところです。もちろん、今後出る端末のダイバシティ搭載等は絶対の標準とすることが前提で。と言ったところで本日はこれにて。

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ホワイト家族24

2007/07/04

またまたほっときました。えーと、ウィルコム定額プランの最大のライバルたる、ソフトバンクのホワイトプランが、家族間通話が24時間無料となりました。

この辺、ソフトバンク(と言うか前身のボーダフォン)にはノウハウがあったわけで、昔やった家族通話定額でどの程度のトラフィックが発生したかの情報はあるでしょうから、とりあえずネットワークに致命的なダメージを与えないぎりぎりの線でウィルコム対抗をしてきた、と言った所でしょうか。その辺は、ホワイト家族24の前提条件である家族割引の加入条件からも読み取ることができます。

曰く、副回線条件は「家族割引グループに属しているいずれかの契約者と同住所が確認できること」か「(同姓・異住所の場合は)家族割引グループに属しているいずれかのご契約者が同一の保険証に記載されていること」となっています。つまり、少なくとも有職(年収130万円以上)の別居家族は対象外(扶養対象にならないので)ということになります(それ以外にも条件はたくさんありますが)。

と言うことを考えれば、一般的な生活を考えれば、ホワイト家族24の条件は、「同居である」か「別居の学生」程度が限度と言えます。ここまで限定された定額なら24時間にしてもさほど問題は無いでしょう。実際、同居家族同士が夜間に長電話する可能性は皆無ですし、別居の学生という条件を満たすのも期間が限られているため加入者の絶対数が少ないはずです(学生時に申し込んで就職後もあえて放置すると言う方法で家族割引は継続はできますが、それによりトラフィックが増えるまでにはまだ数年の余裕があるでしょう)。

しかしまぁ、ホワイトプランは当初は「究極のシンプルを目指す」なんて言いつつ、結局なんだかんだと難しい条件(値下げではありますが)がどんどんついて、複雑奇怪になってきました。さらには、端末限定で端末料金も基本料も一年間無料なんて言うこともどこぞではやっているそうで、なんというか、ソフトバンクらしいっちゃぁらしいですが、相変わらず公取を敵に回すようなことばかりやってますね。過去代理店によって蔓延ったYahooBBモデム押しつけ商法を思い出すと、ソフトバンクの携帯電話の行く末が何となく見えてくるような気がします(そう言えばあのときも押しつけモデムの代金を「債権」扱いにしてがっぽり資金調達していましたね)。

ただまぁ、宣伝効果は非常に大きいわけで(ウィルコムが「24時間」と掲げ始めたのを追っかけてわざとらしくプラン通称に「24」の文字を入れる巧さ!)、うかうかしてホワイトプランの知名度が上がれば上がるほどウィルコムの定額プランが誤解されてしまう可能性が高くなります(今でも、ウィルコム定額プランのメール無料はウィルコム同士だけだと思われつつあるようです→そのうちウィルコム定額プランの24時間定額は家族のみとか思われるのでは・・・とか思ったり)。と言うことで、ウィルコムも「口コミに頼る」なんて言ってないで、そろそろ本格的にマスコミ宣伝を展開しないとまずいですよー、と言う今日の一言でした(そうなの!?)。でわ~。

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