PHS-MOBILE.COM
モバイル版
モバイル一般記事は無線にゃんで更新中!

コメント投稿はここからユーザ登録をしてください


phsmobileのtwitterを見る

070を持とう!

24時間定額対決


シンプルな定額。WILLCOM


ソフトバンクでお困りの方へ

データ通信レスポンス比較

07年02月の記事を閲覧中



更新履歴
なんでも質問箱
「今日の一言」とかで答えるかもです。お気軽にどうぞ





2007/02の過去ログ


イーモバイルサービス開始

2007/02/27

そうそう、またほっといたんですが、イーモバイルがデータサービス開始とのこと。まぁ、ぎりぎり公約通りの年度内開始となったわけですが、それにしても3月31日って(苦笑)。

と言うことでサービスのスペックはと言うと、W-CDMA HSDPA3.6Mbps仕様のデータオンリーサービスと言うことで、とりあえず国内移動体という視点で見れば最高速クラス。そして、その料金がオドロキの料金。

と言うのも、月額5980円で、PC接続も完全に使い放題というお値段になっています。これは、ウィルコムのつなぎ放題より若干安いレベル、おおざっぱな視点で見れば完全にウィルコムのつなぎ放題対抗価格と見ることができます。

また、端末は、データカード型各種に加えて、シャープ製のPDA型を投入するようです。これをあえてスマートフォンと言わないのは、もちろん音声通話やSMSができないから。この辺ができない以上、ネットワークからのプッシュ型サービスは期待できず、となれば単なるオンデマンド接続ができるPDAとしか見ることができないわけで、スマートフォンと言うのにはちょっと無理があるかなぁ、と言うところです。

と言うことで、このサービスのスペックと価格を見る限り、ウィルコムの中の人は戦々恐々としているのだろうなぁ、と言うのがウィルコムファンとしての感想となるわけですが、(一応)業界人としてこれを見たとき、これはちょっと微妙だなぁと思うところもあるわけです。

まず、その価格。5980円というのが実際に安いのか?と言うと、実はそうでもないんです。今、データ需要はほとんどが法人向け。しかし、特にauは、法人向けにPC完全定額を相対で積極的に提供しています。

そのお値段は、これははっきりとした相場があるわけではありませんが、ぶっちゃけ、5980円と比べても十分競争力のある価格で提供している場合が結構あるようです。これは、法人需要ならではで、と言うのも、法人の場合、利用量と利用時間、利用場所が非常に正確に予測できるため、PC完全定額もかなり安く提供できると言う事情があります。

そして、ウィルコムもそれよりさらに安く提供していると言う話も聞きます。しかしそれでも、現在法人市場はauの独壇場。それは、サービスのスペックも然る者ながら、何より「エリア」です。ドコモが法人市場でauにいまいち勝ちきれないのも、FOMAの狭いエリアというイメージのため。ほとんどの企業は、多少価格が高くてもエリアが広いキャリアを選ぶ傾向があります。

そう言う視点で見ると、イーモバイルのエリア、現状東京23区、名古屋市内、大阪市内、京都市内、と言うのは、はっきり言って無線LANに毛が生えた程度、そして拡大が明言された6月までのエリア拡大計画を見ても、16号線以内など、ちょっと移動体としてはあまりにエリアが狭すぎると言わざるを得ません。ちょっと価格が安いくらいではなかなか目の肥えた法人には採用されにくいと思われます。

と言うことで、まぁ最初はいわゆる初物好きの人たちを中心に結構売れるだろうとは思うのですが、個人データ需要をある程度満たしたところからはしばらく低迷するんじゃ無かろうか、と思ったりします。その個人データ需要についても、そもそも一般の携帯各社がフルブラウザ定額を導入したためPCでの定額データ市場はかなり落ち込んでいるという話も聞きます。

と言うことで、法人に受け入れられるには「エリア」が問題、個人に受け入れられるにしてもその「個人市場の縮小」が問題、となかなか前途多難なイーモバイルですが、モバイルデータの一つの選択肢として今後も注目していきたいところです。ではでは。


ついったーに投稿

Posted in 未分類 | コメント無し »

ドコモすげぇ

2007/02/21

ドコモすげぇ。

いやさ。この間、ちょっとドコモショップに行ってきたわけですよ。なんのこたーない、手元の端末の卓上ホルダを買いに行っただけなんですけどね。ドコモショップに行くなんて1年以上ぶりだったわけですが、もう入った瞬間からすげぇという感じ。

なんと言っても、お店が恐ろしいほどきれい。いや、インテリアがどうとかとか言う前に、とにかく隅々まできれいに掃除されている。今日開店したばかりじゃ無いかと思うほどきれいに掃除されているんですよね。また、インテリアそのものも、白を基調にしたシンプルなインテリア。徹底的に掃除できないと逆に汚さが目立つような白のインテリアなのに、それでもぴかぴかに掃除されてるんです。

んでもって、店員さんが、これまた礼儀正しく何でもしてくれるんです。まずお店に入って、整理券を取りに行くと、どのようなご用ですか、と来るわけです。で、オプション品を買いに来ましたと言うと、それではこちらの券をとってお待ちください、となるわけです。

でもって、銀行とかそう言うところで渡されるような券を渡されるわけですが、ここからまた違う。銀行とかだと10分とか平気で待たされますが、ものの1分ほどでお呼びがかかります。とにかく窓口がたくさんあって回転が非常に速い。

で、窓口に行って卓上ホルダくださいな、と言うと、さっと手元から卓上ホルダカタログが出てくるんです。ウィルコムプラザだとこう言うとき、えーととかんーととか言いながら後ろの棚をごそごそ引っかき回してようやくカタログが出てくるんですが、ドコモショップでは一瞬。それも、それほどしょっちゅうあるとは思えない卓上ホルダ単体買いの人のための、機種別一覧表がさっと出てくるんです。これはもうスキル云々の話じゃないですよ、サポートシステムそのものの勝利です。

で、ものを選ぶとすぐにインターホンで倉庫番の人に在庫を確認し、在庫ございますので少々お待ちください、となり、またものの1分で卓上ホルダが出てきます。でお会計をすませて、お店に入ってからここまで10分もかかってません。

しかも、倉庫から在庫品が出てくるまでのほんの少しの待ち時間には、別の店員がドリンクを持ってくるんですよ。コーヒー、ジュース、お茶などなどからお好きなものをお選びください、と。なんだよこれ、たった630円の卓上ホルダ買いに来た客にここまでするか?ってくらいのサービスなんですよ。

まぁだから何ってわけじゃないですよ。ウィルコムにここまでやれなんてまーったく期待してませんから。えぇほんとに。

ついったーに投稿

Posted in 未分類 | コメント無し »

スーパーボーナスはインセモデルを破壊できたか?

2007/02/19

さて、ソフトバンクがインセンティブモデルを破壊するスーパーボーナスを開始、というのはどのメディアでも語られていることですが、このスーパーボーナスが、本当の意味でインセンティブモデルを破壊したのか?について考察してみる一言。

さて早速シミュレーションをしてみます。まずは前提条件。現在の加入者数を1600万とします。そして、今現在の解約率がどうやら1.2~1.5%程度のようですので、とりあえず毎月20万人が解約する、と固定します。その上で、毎月どの程度の加入があるのか、どの程度が機種変更するのか、をある程度パラメータとして振ってみてシミュレーションしてみます。

ちなみにシミュレーションモデルは、まず、インセモデルでは、毎月の新規加入者数に対して各40000円のインセ、機種変更者に対して30000円のインセが出る、とします。一方、スパボモデルは、ある時点で新規加入または機種変更した人は、そこから24ヶ月にわたって2000円の特別割引がある、とします。これが販売費用(営業費用)で、つまりこの販売費用がインセモデルとスパボモデルでどんな関係になるのかな?と言うのを時間を追って調べてみるわけです。

さてではまずは今現在もっとも考えられるパラメータ。毎月10万純増とし、新規加入は毎月30万。また、機種変更率は、一般的には2年~2年半と言われていますので、間をとって27ヶ月とします。そうしてシミュレーションした結果がこちら。

スパボでは、当初の出費(インセ)は限りなくゼロですが、スパボ利用者が増えるにつれ、特別割引拠出額が増えてきます。そしてそれが一旦落ち着くのが、スパボ開始後24ヶ月の時点。ここで、最初にスパボを利用し始めた人のスパボ割引終了となり、そこからは特別割引拠出額はさほど増えなくなります。一方その間、インセは新規加入+機種変更に対して常に一定額出続けるわけで、この分は完全にスパボよりも無駄な出費と言えます。

しかし、24ヶ月ほどたってみると、そこから先の販売費用は実は余り変わらないことがわかります。また、実際の細かいパラメータによって時期は違ってくるでしょうが、スパボモデルの方が販売費用が大きくなってしまうと言う逆転現象も起こりうるようです。

また、例えば、毎月の純増数を5万人程度と少なめに見積もると、こうなります。

このように、純増数を小さく見積もる(新規加入を少なく見積もる)と、インセとスパボの逆転するタイミングが早まるようです。

また一方、純増は10万のままで機種変更率を上げると、こうなります。

このように、スパボモデルがインセモデルを超えるタイミングが同じく早まってしまうようです。

いずれにせよ、インセモデルとスパボモデルは、2年がたってしまうとさほど大きな差はなく、実は根本的には似たようなシステムだと言うことがわかります。

ではどのようになればインセモデルよりスパボモデルの方が明らかに財務を改善できる、と言い切れるのでしょうか。こちらを見てください。

この条件では、インセはスパボを大きく引き離して多額の販売費用をかけています。つまり、このような条件になれば、スパボの方が財務に優しい、と言うことです。ではこの条件とは?

実はこの条件、「毎月60万が新規加入し55万が解約する」という条件です。つまり、解約率が極めて高いと言う条件で、スパボはインセよりも有利になります。と言うのもそのはずで、スパボはインセと違って解約時のとりっぱぐれがありません(このシミュレーションでも、解約時には残金は回収する、となっています)。つまり、解約が多いほどインセモデルは損をする(相対的にスパボモデルの方が有利)というわけです。

と言うわけで、スパボの威力が発揮されるのはまさにこの「解約率が高い時」だったりします。しかし、通信事業者にとっては、解約率が高いと言う状態は非常によろしくない状態。このような状態を想定しなければ従来モデルと大して変わりのないスーパーボーナス、これが果たしてインセンティブモデルを破壊できたと言えるのかどうか・・・は皆さんの判断にお任せして、本日はこれにて。

ついったーに投稿

Posted in 未分類 | コメント無し »

買っちゃった!

2007/02/16

WX320K買っちゃった。わーわー。

まず何が違うって、もうほんと、さくさく。WX310Kと比べても、全く動作がきびきびしてます。これ、いいっすよ、まぢで。やっぱり、ベースバンドチップのコアCPUがちょっとだけ良いのに変わったのが、効いてるんでしょうか。多少なりとも影響はあったのではと思ったりします。

Operaの起動速度はそれほど変わりませんが、起動してからの閲覧が、また結構さくさくです。フルブラウザの使用感に関しては、他社携帯電話にもほとんど遅れをとっていません。終えるときも、割と素早く待ち受けに戻れるのが、大変よろしいです。

あと、絵文字がきれいになりました。ちゃんとカラーになって。もうほんと、310Kなんて、いつの時代の端末よ、とつっこみ入れたくなるような、単色絵文字でしたからね。それがきれいなカラーになって、また、京セラオリジナルなアレンジも加えられてたりしてなかなかよろしいです。何が良いって、にゃんこ絵文字が、三毛猫なんですよ。イイ!

ただ、絵文字がきれいになった代わり、フォントそのものが余りきれいじゃ無くなりました。310Kまで使われていたスケーラブルフォントじゃ無くなって、固定サイズフォントになったようで、どの画面でもフォントのジャギーが目立ちます。前までのフォントが気に入ってたのでここはちょっと残念。

京セラ初のJava搭載ってことで、とりあえずサンプルを動かしてみましたが、とりあえず当たり前に動きます。引っかかったり動作が重くなったりなんてこともなく、完成度はなかなか高いです。Javaの起動自体も十分早くて、まぁ普通に使う分には全く問題ないですね。結局余り使わなさそうな予感はしていますが。

あとさりげなく売りの機能っぽいRSSリーダーについてですが、こちらはまだフィードを食わせてないのでどのくらいのものかはわかりません。が、とりあえずOperaサービスにアカウントは登録しましたので機能する状態にはなっています。待ち受けにアイコンが出ていますが、さて、新規RSSがあるとこのアイコンがどうなるのかな?という感じですね(←取説読め)。

そして誰もが気になっている通信品質について。まず、310Kに比べて、待ち受け時のつかみがかなり良くなっている感じです。いや、310Kでどうしても着信に失敗してしまう場所で、ほぼ確実に着信するようになりました。待ち受け品質向上は全く期待していなかっただけに、これは非常にうれしい所です。

で、もちろん通信中の品質も良くなっています。なんと言っても、音声通話が全く途切れない。雑音の一つさえ入らない。これはすごいです。いや、一般の携帯なら当たり前のことなんでしょうけど、今までちょこちょこ雑音が入っていた場所で全くきれいに聞こえるようになったのは、すばらしい改善です。でその音質がPHSの高音質ですから、もはや携帯の音なんて足下にも及びません、なんつーことを言ってみたり。

パケットについても、対応エリアでは確実に快適になってます。また、移動中も切れないですし、意外だったのが、地下鉄でも結構トンネルの奥まで粘ってくれて、今までより格段に快適になっているところ。地下鉄設置局も実はW-OAM対応だったのかな?とにかく、W-OAM対応の威力を思いっきり体感させていただいております。

と言うことで、特に突出した機能があるとは言えないスタンダードな端末だけれど、品質、快適さが確実に向上した、名機と言えそうです。買ったのブラックなんですが、いやこれほんと、デザインもおとなしくまとまってて持ってて変に意識させないところがとてもグーですよ。お勧めです。と言うことで本日はこれにて。

ついったーに投稿

Posted in 未分類 | コメント無し »

ドコモPHSはどうなる?

2007/02/12

さて、某所でドコモPHSの乗り換え先希望者割合なんつって、3人とか4人とか(笑)って言うアンケート結果が公開されていたりしましたが、実際、ドコモPHSについては今後どうなっていくのかを考えてみる一言。

まず、私の所にかすかに届いている情報としては、どうやらドコモPHSは来年度中には停波する見込みのようです。実際サービス終了宣言をしてからまもなく丸2年、来年度いっぱいまで続ければ丸3年になるわけで、猶予期間としては十分すぎる程あったわけで、そろそろ停波という話になっても良いかな、と言う気はします。

さてそうなったときにどのような選択肢が考えられるか、と言う点です。

まず一つめ。070番号の再利用はあきらめてもらって全員FOMAに巻き取ってしまうと言う案。これは、これまた詳細未定で報道されたFOMA64kデータ使い放題プラン、これが@FreeDの受け皿となる、と言うことで間違いないでしょう。そのように見れば、FOMA64k使い放題プランは@FreeDと同レベルの月額料になると予想できます。

ただ、もちろん64kの回線交換での提供はできないでしょうから、パケットで最大ベアラ速度を64kに制限したものとなり、さらにある程度の帯域制限(日足、月足でのデータ量制限など)がかかったものになると思われます。とにかくPCで使い放題というのは破壊力がありすぎるため、これらの制限は必須でしょう。

という感じでFOMAに乗り移ってもらえば、ドコモとしてもFOMA利用者数を増やせるし将来的な高速サービスの潜在利用者の囲い込みもできてとても良いあんばいです。ただ、ユーザにとっては、(もし上記の制限がかけられれば)少々サービスレベルが下がることになるわけで、必ずしも万人に受け入れられるとは言い難いかもしれません。

さて二つめの案ですが、ドコモPHS利用者を全てウィルコムで巻き取ると言うプラン。ドコモPHSが完全停波すると言う条件なら、アステル沖縄→ウィルコム沖縄と同じやり方でドコモPHSユーザを電話番号そのままでウィルコムに巻き取ることができます。

これなら、もちろん電話番号が変わらないため通常の電話として利用していた人にも迷惑がかかりませんし、ウィルコムなら@FreeDと同レベルの料金で同レベルのスペックのデータサービスを行っていますから、こちらも乗り換えはスムーズに行くと思われます。むしろ、W-OAM対応エリアなら最大100kbpsにサービススペックは上昇しますから、十分に理解の得られる巻き取り策と言えます。

ただ問題があるとすれば、50万人にも及ぶドコモPHSユーザ全員にウィルコムの端末を配らなければならない、と言う、財務的なインパクト。今のウィルコムにこれだけの一度の出費に耐えられる財務力があるとは思えず、ここが一番の困難だと思われます。

最後は折衷案。ドコモPHSユーザにはFOMAにするかウィルコムにするかの選択肢が与えられ、例えばFOMAなら端末無料だけど番号消滅、ウィルコムなら端末有料だけど番号引き継ぎ、と言うようにしてやれば、ドコモもウィルコムもあまり不幸にならずにドコモPHSユーザのサルベージができる、なんてことを思ったりします。

というような感じで勝手なことを書いてしまいましたが、ドコモPHSが終了するのはもはや秒読み段階であるわけで、早いうちに何らかの案をドコモが示さないと、ドコモPHSユーザはただ不安を抱えて停波の日を待つばかりと言うわけで、早く何らかの発表がほしいところですね。と言うところで本日はこれにて。

ついったーに投稿

Posted in 未分類 | コメント無し »

ウィルコムが定額プランばかりを売る理由?

2007/02/09

さて、また例によって長らく放置していたご質問の方にお答えしたいと思います。今回の質問は、「なぜウィルコムはウィルコム定額プランばかりを強くプッシュするのでしょうか」というご質問。

確かにこれはとても不思議ではあります。何せ、ウィルコム定額プランは、本来なら通話料収入となっているであろうところが0円になってしまうようなプラン。また、他社携帯でもそうですが、一定額以上のパケット収入を確保するのにもっとも効果的な「メール」、これをまるっきり無料にしちゃったおかげで、メールばかりを使う人からパケット代、またはパケット定額オプションをかすめ取ることができないプランなんですよね。

と言うような感じで、ウィルコムにとっては余りオイシイとは言いにくいこのプランを、端末の特別割引を付けてまで一生懸命売るのは一体なぜでしょうか、と言うのが、確かに当然の疑問となると言うわけです。

まず、ウィルコム定額プランの付帯条件からこれを読み解いて見ますと、ウィルコム定額プランの重要な2条件が目につきます。「年間契約必須」「長期割引対象外」。

年間契約必須という条件は、当然ながら解約率を低下させる効果があります。もちろん違約金を払ってやめる人もいるでしょうが、違約金を嫌ってもう少し使ってみようと言う人もいるのも事実ですから、それによる加入者維持、収入増の効果はなきにしもあらず、と言う所でしょうか。

また、長期割引対象外という点についても、これは長く使えば使うほど安くしなければならない従来プランと比べて、加入期間に関係なく一定額の収入が得られると言う利点があります。ただこれは逆に長期利用者の解約率を上げる要因になると言う諸刃の剣ではあるんでしょうけど。

という感じではあるんですが、これら、いまいちウィルコムが定額プランを強力にプッシュする動機付けとしては弱い気がします。

と言うことは、こういった、単純な「儲け」以外の部分に大きな理由が潜んでいると考えても良さそうです。そんな中で私が思うのが二つ。「ブランド化」と「シンプル化」という点です。

定額プランを強力にプッシュする、むしろ、それ以外のプランの存在を全く表に出さないやり方は、「ウィルコム=通話定額」という印象を強く根付け、逆に「通話定額=ウィルコム」と思ってもらえる効果が大きいと思うわけです。すなわち、通話料の安いケータイならウィルコム、と言う指名買いを増やす効果を期待して、とにかく今は定額プランしか売らないくらいの勢いでプッシュしているのではないかと思うのです。

そしてもう一つはシンプル化。青だの橙だの金だの白だの何十というプランと何十というオプションの組み合わせのある某キャリアとは全く逆に、むしろウィルコムにはこれしかないんだよ、これが唯一にして最良の選択なんだよ、と強く印象づける方法により、わかりやすさを追求している、と言えます。

加えて、料金プランが単純化すれば、サポートの質は反比例して向上します。ただでさえサポートリソースの弱いウィルコム、だからこそ、売れる料金プランを一本に絞ってなるべくサポート員の身につけなければならないナレッジを縮小し、サポートの質を上げる、これが、料金プランをシンプルにする強力な動機となるのでは無かろうか、と思ったりします。

という感じで、ウィルコムがウィルコム定額プランを強くプッシュする理由は、ブランドとわかりやすさ(ユーザにとってもサポートにとっても)、これらじゃないかなぁ、と言ったところで、本日はこれにて。

ついったーに投稿

Posted in 未分類 | コメント無し »

ホワイトプランが財務に与える影響を試算してみる

2007/02/07

さて、先日、ソフトバンクホワイトプランがどの程度財務にインパクトを与えるか改めて研究してみたい、なんてことを言ってしまいましたが、とりあえず収益に与える影響を見積もってみようと思ってやってみたら、これがめんどいのなんの。随分時間がかかってしまいました。

と言うことで、かなり複雑だった収益の予測ですが、ざっと紹介しつつ考察してみます。

まずは現在の収益モデルの推定から。これが一番ややこしかったわけですが、公開されている情報、MOU、総ARPU、データARPUの値からこれを読み解いてみるわけです。

ちなみに、MOUは180分、総ARPUが6000円、データARPUが1800円、と言うデータを使いましたが、このデータ自体がちょっと古いかもしれません。特にMOUのデータは出所不詳という扱いでよろしくお願いします(?)。

で、いろいろと試行錯誤した結果、音声ARPUについて、「通話0.5時間で1950円のARPU」の低利用層が64%、「通話5時間で6470円のARPU」の中利用層が23%、「通話12時間で11340円のARPU」の高利用層が13%、と言うモデルで上記のパラメータをきれいに満たすことがわかりました。実際にはそれぞれの中でももっと広く分布しているでしょうが(プリペイドも含みますし)、とりあえず代表モデルとしてこれを使ってみます。

ここまでわかれば実はあとは簡単で(つまりこのモデルを出すための試行錯誤がほとんどの時間;苦笑)、まず、通話がほとんど無い低利用層のうち半数が維持費低減のためホワイトプランに変更したと仮定します。また、中利用層、高利用層についても、主な通話相手がソフトバンクである率=約16%(加入者比)がホワイトプランに乗り換えると考えます。

すると、音声ARPUは4200円から3400円に下がります。一方のデータARPUは変化しないと考えると(本当はメール無料効果で下がるはずですが)、合計は5200円。つまり、全てのソフトバンクユーザが最適な動きをしたとすると(どうなるのが最適か、と言う議論が残っていますがここでは省略)、ARPUは800円のマイナスになると言うことです。

ソフトバンクの加入者は約1500万ですから、これは120億円/月の減収と言うことになります。年に直せば1440億円。前年決算が売り上げ1兆4000億ですから、10%の減収ということです。これは結構影響は大きいと言えます。もしこれをホワイトプランによる加入増で補おうとすれば、約1200万の新規加入が必要な計算になります(1回線980円換算)。

また、上では高利用層の相手がソフトバンクである確率を「加入者比でたまたま」としていますが、もし高利用層全てが相手をソフトバンクに誘ってホワイトプランに変えたとすると合計320億/月の減収になります。誘った効果、200万強の純増があるとしても月300億弱、年間では3000億以上の減収になってしまい、ソフトバンクの財務は壊滅してしまいます。

と言うことで、今回のホワイトプラン、ソフトバンクの財務にはけっこうなダメージを与えそうな予感です。これを克服するには、最良のシナリオでも1~2年の短期に数百万の純増が必要、最悪の場合は千万単位の純増がないと財務破綻ということも考えられる、と言う感じでまとめてみたりします。

まぁこういった推測は100人がいれば100通りの推論ができるわけで、これはあくまで電波オタク暇?人の勝手な推測と言うことでよろしくお願いします、と言うところで本日はこれにて。

ついったーに投稿

Posted in 未分類 | コメント無し »

端末開発費はW-SIMで削減できるか

2007/02/05

さて、先日また質問箱にリクエストをいただいたのですが、「W-SIMシステムで端末の開発費削減と言っても余りピンとこないのですが、具体的にどのくらい削減されるものでしょうか」とのこと。

まず最初に断っておきますが、私も端末の開発費自体どの程度なのか知りません。と言うより、はっきり言って端末によってピンキリですので、具体的な数字を挙げることには余り意味は無いと言うこともできます。

と言う前提をおいた上で、さて、ではW-SIMシステムで端末の開発費はどのように削減されるのでありましょうか、と言うお話をしてみたいと思ったりします。

端末の開発をする、と言うとき、どの部分に一番お金(=時間)がかかっているのか、と言う点を明らかにするのが、この話を進めるのに手っ取り早い方法だと思うわけですが、これはそのものずばり答を書いてしまいます。

端末の開発で一番時間がかかるのは、試験・評価工程です。実際、端末のデザインだとかハードウェアの設計、ソフトウェアの設計・コーディングなんてのは、実はそんなに時間はかかりません。近頃の開発手法を取り入れているなら、それぞれがきちんとモジュール化されていて独立して設計・開発できるからです。

しかし、試験・評価となると話は別です。つまり、これらを実際に組み合わせてきちんと動くかどうか、を見なければなりません。端末の中には何十というソフトウェアモジュールが入っていて、それぞれが数~数十の機能を持っています。

そしてさらに話をややこしくするのが、それに通信機能がついていること。この通信機能ももちろんソフトウェアで実現しているわけですが、その機能や状態の組み合わせが、これまた数十~数百に及びます。これと先ほどのソフトウェアモジュール、それぞれの組み合わせを全て調べて正常動作することを確認しなければならず、これは事実、天文学的な作業量になります。

ところが、W-SIMシステムでは、この通信機能の部分を、完全にインターフェースの向こう側に追い払ってしまっています。つまり、メモリやバスを共有するモジュールとしての通信機能は含まれていないと言うこと。せいぜい、インターフェース機能、せいぜい数十程度の機能がインターフェースを通じて漏れ出てきているだけです。

例えば、端末アプリケーションの機能が合計30個あったとすると、その組み合わせは30×30=900個になります。それに対して、通信機の機能と状態が同じく30個あるとすると、やらなければならない組み合わせは通信機能だけで30×30=900、そしてアプリケーション900個との組み合わせが必要なので、評価が必要なのは全部で81万通りです。しかし、W-SIMシステムなら、この通信機能のほとんどの部分はインターフェースの向こうにあります。例えばここではそのインターフェースにはみ出している機能を1/3の10個とすれば、検証が必要な必要な組み合わせは10×10×900=9万通りで済むわけです。通信機の機能のうち検証が必要なものを1/3に減らせるだけで実に十倍近くの差が出てくると言うわけです。

端末開発においては、開発時間の3割近くはこの試験&評価に使っていてもおかしくないくらいの話で(これは私の勝手な感覚)、これが10倍も違ってくれば、この効果だけで全体の開発費は無線も含めて開発した場合に比べて7~8割に抑えられると言っても過言ではありません。さらに、設計・開発段階でも無線部の費用が抑えられますから、総合するとひょっとすると5割くらいにまで抑えられる可能性もあります。

そしてさらに言えば、どのキャリアでも完成した端末の販売前に受け入れ試験を行っていますが、その受け入れ試験の手間も大きく違ってきます。元々無線機としての性能試験はパスしたW-SIMを使っていますから、その部分の性能試験を大幅に省くことができます。もちろんこの受け入れ試験にかかる手間も開発費の一部としてキャリアが上乗せして販売しますから、これが省力化できればさらに全体の開発費は削れると言うことです。

という感じで、私の感覚としては、無線部があらかじめできていて、しかもそのほとんどがブラックボックス化されている、と言う条件だけで、開発費は1.5~2倍くらい違ってくるのではないかな~、と思う所存です。

とは言ってももちろん端末の作りによってこれは様々に変化するもの。また、W-SIMそのものを制御するためのドライバソフトなども必要ですから、まぁ低機能端末でも倍は違わないかも、と言う所でしょうか。超ハイエンドになればさらにこの差は縮まる可能性もあります。

W-SIMによる端末開発費の削減効果はこんな感じだと思っていますが、何よりW-SIMで重要なのはやはりノウハウがないメーカも参入可能だという点だと思うわけで。実際、ケータイってのは、共通規格化されているようで実はキャリア毎に些細な部分での差異が非常にたくさんあり、しかも一つ一つは些細な違いでもそれらを知るか知らないかだけで通信品質は天と地ほど違ってきます。それを突き詰めていくのは紛れもなく「ノウハウ」の部分なのですが、W-SIMは最初からウィルコム網で最適に動くように作られていますから、これが不要となるわけです。この効果は非常に大きいと思うわけで、これを金銭に換算するとどのくらいかと言うお話なわけですが、まぁこれについてもよくわかりゃん、とお茶を濁して逃げさせていただき、本日はこれまでとさせていただきます。

ついったーに投稿

Posted in 未分類 | コメント無し »

レビュー:RX420AL

2007/02/01

あまりの重さにやんなっちゃって2~3日ほっといたら、なんかブログがすごく軽くなってますね。

はー、リンククラブに文句のメール書きまくったおかげかな~。

と言うかきっとみんな文句メール書いてたんでしょうけどね。

と言うことでせっかく軽くなったので、先日リクエストされた、RX420ALのレビュー。

まず、なぜに変えたのか、と言う点ですが、確かに、AIR-EDGEを持ってW-OAM対応エリアに行くことは少ない、なんて昔書きましたが、ZERO3を持って行くことは多いんですよね。と言うより話は逆で、ZERO3を買ったおかげでプライベートでAIR-EDGE&ノートPCを持ち歩くことがなくなっちゃったんですよ。と言うわけで、PCカードのW-OAM対応端末は見送りだったのですが、ZERO3をアップグレードできるRX420ALには飛びついちゃった、と言うわけです。

と言うことで、まずは速度について。

現在契約はつなぎ放題[2x]なので、従来型での理論最大速度は64kbps。で、実際にパケットで使ってると、50kbps台が安定して出ていました。ではW-OAMでは、と言うと、ちょっと画面キャプチャとかはさぼっちゃったんですが、対応エリア内なら、大体、90kbps程度が安定して出たりします。

いや、ブロードバンドに慣れた今日この頃、50kと90kの差なんて微々たるもの、と思ってたんですが、実際に使ってみると、もう、使用感が全然違います。ページがさくさく表示されちゃう。これがもし4xで使ってる人なら、さらにすごいことになってるのか、と思うと、なかなか侮れません、W-OAM。

あと、W-OAMって、余り安定しない方式だと勝手に思ってたんですが、いやこれが23区内ならどこでもほぼ安定して80kbps以上出たりします。8PSKに増速できなければ60kbps以下になるはずなので、これはつまり、23区内程度ならほぼどこに行っても8PSKに必要な電波品質を確保できる、と思って良さそうです。

さて次は、BPSK他の電波が弱いところでの安定性向上がどんなもんか、と言うテスト。

これは、某特急電車(いわゆる小田Q・Rマンスカー)にて通話試験をしてみました。いやこの電車を選んだのにはわけがあって、実はこの小田Q線沿線、高度化基地局がすごい多いんです。大体、新宿から町田くらいまで、ほぼ途切れずに高度化局を見ることができます。他にも似たような条件の鉄道はありますが、そんな中でかなり速度の速い特急がある、車内で電話できる場所がある、と言うことで小田Qの特急を選択したわけです。

で実際に通話試験をしてみましたが、これがまた、えらい安定しています。どのくらいかと言うと、一緒に実験した、空間ダイバシティ搭載のWX310K、これよりもノイズやとぎれが少ないくらい。ハンドオーバーには多少もたつく感じがしますが(1秒以上の無音があったり)、それ以外の、ザッ、ガリガリ、プツッ、と言う感じのノイズやとぎれはほとんど無くなりました。

という感じで、通話に使ってみることで改めてBPSKのパワーを実感したRX420AL、実際、今度出る一体型3機種も同じ機能が入っていますから、これはもう、品質という面ではかなり期待できるのではないかな~、等と言いつつ、本日はこれにて。

ついったーに投稿

Posted in 未分類 | コメント無し »