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2006/08の過去ログ


・auのテレビ電話

2006/08/29

ということで、auでも、なんとか規格の障壁を乗り越えてテレビ電話サービスが開始となるようですね。記事中にもありますが、auのテレビ電話はパケット網を使った、IP電話的電話。とはいえ、Rev.Aでは、無線アクセス部分にまでQoSが導入されているため、ベストエフォートなIP網にありがちな品質劣化も起こりにくくなっています。ということで、安定してテレビ電話を提供、ということになるわけですが、まぁ、Rev.Aを使った通信については、余り心配してないわけです。EV-DOのような上下非対称方式で上下対称の回線交換的サービスをする場合には下りよりも上りの方が問題になるわけですが、EV-DOの上り最大速度は1.8Mbps。ただこれは8PSKが適用された場合の速度で、BPSKの場合は大体5~600kbpsになります。これに対して、TV電話に必要な帯域は、64kbpsテレビ電話をパケット化して送信するとおおよそ100~120kbps。十分に余裕があります。さすがに多数のユーザが同時にテレビ電話アクセスをするとどうなっちゃうかわかりませんが、QoSでしっかりと制御してあれば、極端に劣化することは無いでしょう。しかしすごく気になってるのが、記事中でも触れられている、Rev.0エリアでの利用。Rev.0エリアってのは要するに無印EV-DOな訳ですが、これの上り速度は144kbps。そう、64kbpsのテレビ電話を入れるとするともはやぎりぎり、しかも、Rev.0にはQoSが無いため、他のパケット通信が入るとあっという間に破綻です。おそらく、Rev.0エリアでは32kbpsモードを使うことになるのでしょうが(記事中でもRev.Aエリアほどなめらかな動画にならないと書いてありますし)、それでもそれに必要な帯域は最低でも50kbps。テレビ電話中に、同じエリアで大容量メールを送信する人があと二人程度いるだけでぶつぶつととぎれてしまうことになります。ということで、事実上は、Rev.Aエリアでしか使い物にならないと思われるテレビ電話ですが、まぁ、そもそもテレビ電話自体が余り流行ってないですからねぇ(苦笑)。ここまでがんばって実現する必要があったかどうかもびみょー、ってところですかね。もちろん、あるか無いかで比べられちゃうとある方が良いに決まってますから、ドコモとの決戦を考えれば必須機能ということになるのでしょうが。とはいえ、こういう「電話ライクな機能」がエリア限定ってのは、ちょっと利用者視点で見れば使いにくいですね。万人に使える機能としてauのテレビ電話が使えるようになるのはまだまだ難しいと言えそうです。ということでauのテレビ電話についてでした。


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・BPSKの効果はいかほど

2006/08/24

ということで、早く実現しないかなー、の音声BPSK対応。最近ちょこちょこと講演などで音声BPSKについて触れられているようで、いよいよ実現が近いのではないかと勝手に期待しているわけですが、実際のところどの程度の効果があるのか、今まで私は「ビット数を半分にするんだからエラー率は倍落ちるよね」とものすごく単純な話しかしてなかったわけですが、実際の伝送路上でBPSKがQPSKに対してどのくらい信号強度の面で有利なのかについて余り触れていませんでした。ウィルコムの首脳部の講演によっては「最大5dBの効果」などという言葉も聞かれたりするわけですが、この「5dB」ってのがどのくらい?という問題もあるわけで。で、実際にすでにW-OAMでBPSKは実用化されているのですが、W-OAM対応エリアが狭い&電波に苦労しない都心部に限られている&ビットエラーに鈍感なデータ通信向けのみ、という事情もあり、実際の効果は余りわからなかったりします。ということで今回はネット上で見られる論文などからデータを引っ張ってきて・・・とやりたいわけですが、ちょっとgoogleで検索しただけでピンからキリまでのデータが出てきて狼狽中です(苦笑)。ということで今回は特定の論文からデータを引っ張るということはせずに、大まかにこんくらい、という話でお茶を濁・・・当たりを付け・・・まぁなんかごにょごにょしてみる話。ということで私が見た感じでは、BPSKとQPSKの信号強度の差は、おおざっぱに(ビットあたり電力比で)2dBから5dBくらいという結果が出ています。実際にはビット数差2倍があるので同じ総電力ならビットあたりの電力は倍になりますから、5~8dBだけBPSKの方が有利ということになります。という意味では、ウィルコム首脳陣の言う「5dB」というのは、そんなに外してない数字のようですね。でもって、この数字を実際の電力倍数値に直すと、3倍~6倍という数字になります。で、この値ってのが、もちろん電力比になるので、距離に直すとこの自乗分の一、つまり、実際にセル半径が広がる倍率は1.7倍~2.4倍ということになります。なんかてきとーに倍になるとか言ってたのもさほど違ってなかったわけですね(苦笑)。まぁここでは下を取って1.7倍とすると、たとえば今まで500m半径だったセルは、単純に850mの半径になるわけです。私の実家では2km近く届いていますから、同じ環境なら3.4km届くことになります。もちろんこれは、高度化対応した基地局だけという話にはなりますが、今後田舎の方にも高度化局が展開され始めれば、結構御利益はありそうですね。ちなみに最近ちょくちょく行く千葉内陸の田舎、今年に入ってようやくエリア化されたのですが、ほとんどが高度化局。という感じで、今後新たに拡大されるエリアについては結構期待してもいいかもなぁ、なんて思う今日この頃でした。でわ。

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アイピーモバイルサービス延期

2006/08/22

今更だけど、アイピーモバイルがサービス延期というニュース。これは、誰がどう見てもやっぱり網整備の遅れ、というより、おそらく全く手が着いていないものではないかと思われます。少なくとも、同じ業界にいる私のところには、アイピーモバイルが何か網整備の動きを始めたというかすかな兆候さえ届いていません。もちろん、端末についても開発しているという噂さえ聞かないのが現状。おそらくその最たる原因は、やはり原資不足でしょうね。当初から集めると言っていた1500億円も、まだ半分も集まっていないという話も聞こえていますし、そもそもたった1500億円では網一つさえまともに作れないだろうというのが、私を含めた私の周囲の業界人(?)の共通の感じ方。ということははっきり言って分かり切っているのに、ここに来てなんだか「より高速な方式を採用するため遅れます」なんて言い訳を・・・アイタタタタ、なんだか、ちょっと怪しい動きになって参りましたよ(苦笑)。そもそも、今回新たに採用します、なんて言っている方式ってのは、単に周波数帯域を5MHzから10MHzに増やしただけのもの。実際のところ、元々この広帯域版はとっくに完成していて、後は国際会議での承認を待つだけ、という状態で、基地局のパラメータ一つで変更できるようなレベルの拡張だったんですよね。それをここに来てとってつけたように「これを採用するから遅れます」ってのが、何とも言い難い怪しさを醸し出しているわけで。んでもってもう一つ、周波数プランを考えても、この10MHz幅ってのは、非常に使いにくいんです。ってのが、アイピーモバイルがもらっている帯域は、15MHz。10MHz版を入れると、一波しか入らないんですよね。じゃぁってことで10MHz一波と5MHz一波、なんて入れると、置局設計が非常に難しくなる上、基地局資源がかなり無駄になります。一番いいのは、最初から言っていた5MHz版を3波入れる方法。15MHzという周波数帯域を考えると、この使い方が一番効率がいいはずなのに、あえて最初から効率無視でトップスピードのスペック値が良いだけの10MHz版を入れる、というのは、何というか、非常に「筋が通ってない」わけです。ということをぼんやりと考えてしまった今回の延期発表。いやぶっちゃけて言うと、「できないならできないって正直に言えばいらん不信感持たれたりしないのに」ってのが正直な感想だったりします。でわでわ。

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・MNPが近い2

2006/08/15

いよいよMNP開始が迫ってきた今日この頃。他人事ながらすごく気になることが。ってのが、ボーダフォン(ソフトバンク)。様々な調査によって、MNPを利用したいという人は圧倒的に現ボーダフォンユーザが多いという結果が出ています。つまり、今ボーダフォンユーザである人は他社に乗り換えたいと思っている比率が非常に高いということです。たとえば、最近公表されたこんな調査結果でも、有料でもキャリア変更すると答えた9%のうち実に50%がボーダフォンユーザだったとなっています。仮に全携帯電話ユーザが同じ意向を持っているとすると、ボーダフォンから流出する量は、なんと400万人。これは大変な量です。ウィルコムがまるまる一社なくなるほどの。ウィルコムがまるまる・・・言ってて悲しくなってきました(爆)。で、実はこの調査が5~6月に行われたというのが実はキモ。話はそれますが、MNPを利用しないと答えた65%に注目してみます。ここでMNPを利用しないと答えた人の大部分は、現状のキャリアのサービスに満足しているということで良いのでしょうが、一方、サービスに不満はあるがいろいろな理由から乗り換えられない、という人も少なからずいるわけです。たとえばいつも使っているコンテンツが他キャリアにはないとか好きな端末メーカーが他キャリアにはないとか。そんな中でも非常に大きな比重を占めていると思われるのが、やはり「メールアドレス」。メールアドレスの引き継ぎができないから乗り換えしない、という人が、おそらく「事情によりMNPを利用しない」という人の中の結構大きな部分を占めていることは想像に難くありません。ではもし、ある日、自分のキャリアが、「ブランド変更に伴いメールアドレスも変わります」なんてお知らせを出したらどうでしょう?。なんだ、どうせ変わるなら乗り換えちゃうか、と思ってもおかしくありません。そう、これが今のボーダフォン。確かに旧アドレスは変わらないと明言していますが、それでもJフォン→ボーダフォンの過去の轍から「どうせいつか変わるんでしょ?」と勘ぐられても仕方がないのがボーダフォン。MNPによるキャリア乗り換えを防ぐ無償の策としてはおそらく最強の武器である「メールアドレス」を自ら放棄したボーダフォン。・・・孫先生、大丈夫?と言いたくなるわけですよ。でもって、先ほどの話。そう、400万が流出すると言う推測を生んだ例の調査、ボーダフォンがメールアドレスを変更しますと発表する7月より前に行われているんです。つまり、ボーダフォンの推定流出加入者数は400万にとどまらずさらに増える方向に動いている訳なんですよ。・・・大丈夫?孫先生。

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ウィルコム端末にかけられた呪い

2006/08/13

さてウィルコムな端末の話が続きますが、今回はレガシー端末、いわゆるWXシリーズのような一般音声端末の話。これらの端末、確かにいろんな機能が増えてきて徐々に携帯電話に追いついているように思われがちなのですが、実は今のままではどうしても携帯電話に追いつけない、というより実はある時点から全く差が縮まってさえいないという状況になっています。それはすなわちウィルコム端末に搭載されているCPUの話になるわけです。ウィルコムの端末にはほとんど共通してSH-Mobileが搭載されているようです。ところがこれ、ベースバンド(通信を司る心臓的役割のIC)とは独立した、言ってみれば心臓と脳が協調動作していないようなモデルなんですよね。これはちょうど、最初期のFOMA端末と同じような位置づけ。それに対して、ドコモやボーダフォンのようなW-CDMA機や、もちろんauのようなcdma2000機には、TIやクアルコムのような世界的なベースバンドメーカから、ベースバンドエンジンとアプリケーションCPUがワンチップに収まり完全に協調動作できるようなものが提供され、もうほとんどの機種で利用されています。有名どころではFOMA 902シリーズなどで採用されたOMAP2などですね。これは言ってみれば、脳と心臓が最初からお互いにタイミングを合わせて動いているようなもの。たとえば、ウィルコムの端末では、脳(CPU)が「今から右手上げるよ~」と言うと心臓(ベースバンド)が「ちょっと今から一拍打つから待ってね」と返し、両者のタイミングがあったところでようやく右手が上がる、という感じ。それに対して、両者がワンチップに収まった3G機では、脳が「今から右手を上げよう」と思ったときには必ず心臓は一拍を打ち終えてスタンバイしている状態になっているのでリアルタイムで右手が上がる、というようになっているわけです。そして、3Gでは世界中のチップメーカがこのような高機能チップを開発してリアルタイムでマルチタスクな動作が可能になっているのに対して、PHSについてはいつまでも昔のまま。というより、PHSは何より「ベースバンドチップが安価で小型」というのが売りなんですよね。そこに高価なCPUを組み込んでも、特に大市場である中国などでは価格が高すぎて売れないのは火を見るより明らか。逆に言えば、3Gではそもそものベースバンドが非常に高価になりがちなので高級CPUを組み込んだソリューションが成り立つってことなんです。ということで、この点で完全に置いてけぼりを食らったウィルコム端末は、おそらくいつまでたってもFOMA最初期端末と同じくらいの「もっさり」を宿命として背負っていかなければならないわけで、これが冒頭で述べた「いつまでも縮まらない差」として残ってしまうのかなぁ、なんて思うわけです。んでもって以前も書いたのですが、おそらくこういう壁を破れるのがW-SIMなのかなぁ、なんて思ってます。ベースバンドチップがW-SIMインターフェースの向こうにいるので、アプリケーションCPUとベースバンドはバスもメモリも完全に分離され、お互いを気遣う必要がなく、アプリCPUは常にリアルタイムで動作可能、というわけです。ということで、今回はPHSレガシー端末に課せられた呪いの話なのでした。でわ。

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・ZERO3[es]インプレッション

2006/08/11

ってことで、買っちゃった(爆)。ZERO3[es]。めんどいので以下es。モックをちょっとさわってみた程度なのに購入を決めちゃうなんて・・・私のバカバカバカ。ってことで反省はここまでにして(早っ)、早速箱を開けていじくってみます。モックではボタン心地がわからなかったのとスライド心地がわからなかったので早速その辺をポチポチ・シャコッ、とやってみますと・・・ふむ、表面のダイヤルボタンは非常にいいクリック感です。固すぎず柔らかすぎず。キーピッチも一般のケータイと同じかやや広い程度で、ほとんどキー表面を見ずに操作可能です。前ZERO3よりも、十字キーが大きくなった&十字キーに対する重心の位置がずっと下に寄ったおかげか、十字キーも非常に操作しやすくなっています。でもってスライドキーボード。あける瞬間にちょっと引っかかる感じがするのはZERO3譲りなのでしょうが、まぁ間違いスライド対策でしょうね。で開いたところ、ZERO3とほとんど同じレイアウトのキーボード。キーピッチがesの方が狭くなっているので押しにくいかな、と思ったのですが、キーそのものがZERO3よりクリック感がしっかりしてて、むしろ押しやすい印象。上下幅が縮んだのも、親指の短い私にはうれしい変更点です。ZERO3では一番上のキーに親指が届かなかったりしましたからねぇ。ただ、試しに文字をがしょがしょと入力してると、たまに取りこぼしがあります。二つのキーを連続して押すときに、前のキーを離す前に次のキーを押すと取りこぼしちゃうようです。高速タッチタイピングは無理そうです。でもっていったんスライドを閉じて、今度はソフト面。といっても変更点の大きいところはやっぱり文字入力。ってことでメールソフトを立ち上げて(そういえばライトメールがソフトキーに当たってるなぁ・・・あまり使わないけど使う人には便利かも)、早速ダイヤルキーで入力を始めます・・・が、これ、すごい。ケータイだ。文字キーでざかざかと文字種を変え、ダイヤルキー連打で文字を入力。間違ったらクリアキーで消去。ケータイにとっては当たり前の操作なんですが、これがZERO3で実現されるとは思わなかった・・・感動です。ダイヤルキーもともかく、「文字」キーと「クリア」キーが全面に出てきている効果はかなりでかいです。以前のZERO3では、文字種の変更、文字の削除はスライドキーを開いてじゃないとできなかったですから・・・。あと、予測変換がものすごく賢くて、これだけでめちゃめちゃ快適。うん、当たり前のケータイだ、これ。でもって、入力中に試みに左のキーロックスイッチをカチっとやってみますと、バッテリー残量マークのところにロックアイコンが出てきてロック中ということが一目でわかるようになります。どんな作業中でも素早くロックできます。これですよ、これ・・・ZERO3に求めていたのはこれなのです。これだけでまぢうれしい。あと、全体的に処理速度が上がってるように感じて、でもハードは同じだし・・・と思いつつ、試しにファイルエクスプローラを立ち上げ、Windowsフォルダを開くと・・・めちゃ速い。ZERO3では何もインストールしてない状態でもWindowsフォルダが開くのに10秒以上かかるのに、esでは1秒そこらで開きます。NANDフラッシュメモリとメインメモリ(SDRAM)がワンチップ化された効果でしょうか。今まではショートカットをWindowsフォルダ下にあるプログラムフォルダに作る時にこのWindowsフォルダを通過するたびにいらいらしていたのが、これがものすごくさくさくと作業できるようになりました。この辺の高速化が、細かい部分での快適さにつながってるんだろうなぁ、なんて思ったわけです。ということでファーストインプレッション最後に一つ気になる点。サイドにある音量上下キーと画面縦横キー、これ、esになってから誤操作しやすくなってます。ボタンが軽い、めり込んでない、というのが主な原因と思われるのですが、スライドキーを引っ張り出そうと手をかけただけで音量ウィンドウが出てきたり。ここはもうちょっと考えてほしかったですね。画面縦横切り替えキーをもう少し離した場所におくだけで誤操作はかなり減ったのではないかなぁなんて思ったりします。ということで、もうしばらくしたらもうちょっと使い込んでのレポートを書いてみたりしますね。hTc Z・・・?いやいや、買えませんよ、私法人じゃないですから。いやホントホント。

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というかZERO3安すぎ?

2006/08/08

そして先日の一言を書いてから今更ながら驚いてみる今日の一言。ってのが、ZERO3のお値段。いや、このクラスのスマートフォンの価格についてなんですが、海外のスマートフォン市場を見てみると安くても5万円以上、10万円を超えるものもザラ、というのが相場のようです。それもそのはずで、スマートフォンなんて言いつつもその大部分はPDAそのもの。それに加えて携帯電話部分をくっつけて、しかもお互いが干渉せずかつスマートに連続していなければならない訳で、単なるPDAや単なる携帯電話よりも必然的に高価になってしまうのもうなずけます。そのせいか、10万円に届くようなハイエンドモデルでさえも、原価とソフト開発へのインパクトの大きい画面サイズについては抑え気味(せいぜいQVGA)というのが、一般的のようです。というようなスマートフォン市場の状況を見て、それからZERO3のお値段を見てみますと、これがいかに安いかがわかるというもの。W-ZERO3の単体が、45000円、W-ZERO3[es]の単体が36800円で販売されています。もちろんこのお値段、単体販売なのでインセンティブは乗せられていませんし当然販売店のマージンも乗せた上でのお値段。実に安いです。確かに電話としての使い勝手はあまり洗練されていないので、その分開発費は抑えられていると言う言い方もできますが、その一方で他にあまり例のないVGAという大画面を採用していることを考えると、これは十分安いといえます。スマートフォンというよりむしろ単純なPDAとして見た場合でも、VGAという液晶を搭載したクラスなら、この値段は非常に魅力的。特にZERO3[es]なんて単純なPDAとして見ると、とても3万6千円で購入できるものとは思えません。いやぶっちゃけ、ウィルコム関係なしに、Windows Mobile5.0搭載のPDA、しかもカメラも搭載、PDAとしてとしては珍しいダイヤルキーによる片手入力デバイスも備えている、さらにUSBホストで様々に拡張可能で無線LANやBluetooth、ワンセグさえも後付可能、と考えるだけでも3万6千円なら非常に安いです。正直、契約せずに単体買いでもオススメできちゃいそうな代物。これはシャープの努力以外の何ものでもないですよね。ってことで、いやもう、PDAがちょっとほしいという人には契約しなくてもいいからこれ買え!ってくらいリーズナブルなZERO3シリーズなのでした。でわでわ。

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・hTc Z

2006/08/06

ちょっとネタが腐敗気味ですが、ドコモがスマートフォンhTc Zと言うニュース。もちろん法人向け限定ですし、例によってiモードにも対応しないと言う製品ですので、一般消費者向けでないことは確かですが、しかし、法人市場と言う面で見ればW-ZERO3ともろに競合するモノであることは間違いありません。また、もともと海外のスマートフォン市場向けに作られていたものをローカライズしただけのものなので完成度も非常に高く、さまざまなインターフェースを搭載した「これぞスマートフォン」と言う出来です。W-ZERO3が、Windows Mobileの「for Pocket PC」だったのに対して、hTc Zは「for Pocket PC Phone Edition」と言うように、OSもケータイ向けの版を搭載しています。まぁこれには仕方の無いところもあって、と言うのが、もともと「for Pocket PC Phone Edition」には、W-CDMA、cdma2000、GSM/GPRSなどの国際規格準拠の携帯電話向けのプロファイルしか搭載されていないため、PHSであるW-ZERO3はPhone Editionを採用する意味が無かった、と言う部分もあるのでしょう。ともあれ、このhTc Z、W-ZERO3にとってはこの上ない強力なライバルとなりそうです。名前が読みにくいですが(笑)。でもこれ、サイズも良い感じに抑えられていますし、一般向けに売り出しても売れるんじゃなかろうか、なんて思うんですよね。ただ、やっぱり一般向けに積極的に売りたくないのは、まずひとつは価格の問題。いや、台湾向けにまったく同等品(Dopod CHT9000)が売り出されているのですが、そのお値段がざっくり10万円です。これに対して、一般消費者が手を出せる程度の価格にまで下げさせるためのインセンティブをつけるとなると、ドコモとしてはかなり苦しいでしょう。そしてもうひとつが、やはりネットワーク容量。ただでさえ都心などではすでに逼迫しているドコモのW-CDMA帯、そこに持ってきて、こんな「何でもアリ」の端末を一般に開放してしまうと、(何かの間違いで)どんな使われ方をしてしまうかわかったもんじゃない、と言う危険があります。パケットが従量だから危険な使われ方はしないだろう、と言っても、使っている人がうっかりウィルスに感染して大量のトラフィックを発生させる危険が無いわけではない、と言うことです。と言うわけで、法人向けのみに限定されたこのhTc Zですが、ZERO3がこれに立ち向かうとするなら、やはりVGAと言う大画面と本体価格の安さ、ネットワークの安さ、でしょうね。特に、さまざまなビジネスアプリは、なんだかんだ言って解像度が高いほうが快適に利用できるのは確か。となれば、ZERO3向けにカスタマイズした、大画面で快適操作と言うビジネスアプリをどんどん開発して、hTc Zにパクられる心配の無いソリューションを推し進めていくのがウィルコムの方向と言えそうです。と言うことで名前が読みにくい(爆)ドコモスマートフォン登場の一言でした。

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ウィルコム定額プランの収支

2006/08/03

くだらないことを考える一言。というか勝手な心配。ウィルコム定額プラン、2900円。これが本当に利益が出るサービスなのか、と考えてみるわけです。手っ取り早いのは原価を計算して粗利を算出してみればいいのですが、とりあえず、アクセスチャージについては考えないことにします(ITXが完全配備されたと考えて)。となると原価ってなによ、ってことになるわけですが、たとえば基地局の償却費とか場所代とかネットワーク(IP網)の維持費とかもろもろが原価と言えそうです。が、これらの細かい値段はぶっちゃけ「知らん」ですので、ものすごく大雑把に、端末1台あたり月2~300円分くらいの負担になってる、と勝手においておきます。いや、これだけだと、何だよ、2900円ってぼったくりじゃん、ってなるのですが、ここが日本のケータイ市場の不思議。実は、日本のケータイの基本料の大部分を占めていると言っても良いくらいなのが、実は販売奨励金すなわち「インセンティブ」なのですね。つまり端末価格の一部または大部分を月の基本料で賄っているというのが日本のケータイ。ということでウィルコムも同じモデルで商売をやってます。で、ウィルコムのインセンティブですが、漏れ聞いた話や店頭価格(新規・機種変~6ヶ月未満の価格差)などから類推するに、おおよそ2万~3万程度と見られます。ここでは間を取って25000円としますと、これを月々の基本料で充当すると考えるわけです。で、通常、機種変更で満額のインセンティブが出るのが前回の機種変更から10ヶ月。つまり、25000円のインセンティブは10ヶ月で回収するということになっていると思われます。となると、月の消化額は2500円。これにネットワークコスト200円を加えると2700円。消費税を加えると2835円。なんと、ウィルコム定額プランの基本料だけでは、粗利がわずか65円。ということで、ウィルコム定額プランは本当に利益の出る構造になってるのかいな?という疑問が沸き起こってしまうわけです。確かに「究極の薄利多売」と言ってしまえばそうなのかも知れませんが、さっき無視したアクセスチャージも全廃できるわけでもないし営業費用だってかかることを考えると、このわずかな利益では立ち行かないのは明らか。やはり、ウィルコムとしては、基本料とは別の、一般電話や携帯電話への通話料とデータ定額などのデータ通信料などの追加料金をあてにしていると考えられます。私はこれを勝手に「立ち食いそばモデル」と呼んでいます。立ち食いそばって、掛けそばは非常に安く、事実、原価ぎりぎりか原価割れに近い価格だそうで、そこに原価率の低いキツネやかき揚げをトッピングすることで利益を出しているそうです。それと同じように、ウィルコムも、原価率の高い基本料部分ではなく、原価率の低い他社通話やデータ料金で利益を上げるモデルを採っているものと思われます。現在のウィルコムのARPUが4000円前後と聞きますから、2900円との差額、1100円分が利益を出せる範囲で、この部分の原価率が30%と見積もるとざっくり770円がウィルコムの1回線あたりの利益。それに対して、ARPU7~8000円をたたき出し、インセンティブ3~4万円としても2000円~3000円を丸々利益に出来る他社。これに比べればきわめて低い数字と言えそうです。ということで勝手に心配しつつも、こうやって考えてみるとこれ以上安くしろだの何だのってのはさすがにかわいそうだよなぁ、なんてことを考えてみる今日この頃なのでした。

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