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2006/06の過去ログ


・linux W-SIM STYLEプラットフォーム?

2006/06/28

これなんなんでしょね。いや、お題目は分かるんですよ、Linuxを乗っけてていろんな汎用アプリを移植して独自の電話機を作れますよって言う、開発キットいわゆるSDKなんですよね。でも、これで開発した結果をどうやって商品化するのかってのが、実はよく分からんのですよ。いやね、確かに、ケータイ開発の一番の難問でノウハウの必要なのは、ソフト開発だってことは分かるんですよね。だから、ハードの試作から始めて動き始めてからソフト作ってその上でデバッグをしてって言う手間を考えれば、最初から全部入りのリファレンス端末があるととても便利なのは分かるんですけど、最終的な商品化にはやっぱりハードは作らなきゃなんないし、何より、このリファレンス端末と同じ機能のハードウェアが作れなきゃソフト開発を先行してやった意味が無いですから、なんだか意外とハードル高いのかも、なんて思う今日この頃。いや、この端末でソフトを開発してそのままこの端末に載せて商品化ってことも考えられなくは無いですが、多分、この端末、ここまで盛りだくさんでしかもデバッグ機能も満載、ってことを考えると、結構すごいお値段になりそうなんですよね。いや、発売元のソフィアに必要最低限の機能だけの端末を発注すればいいんでしょうけど、それだと開発期間も開発費もかかって余りおいしくない予感。ってことで、まぁ直接的には余りご利益のなさそうな感じですが、個人的にはですね、多分、なんですが、そこそこのソフトウェア技術力のある会社が、自社でケータイを作れるかどうか試してみる、みたいな感じの用途に使われるのが大勢なのかなぁと思ったりします。なんつっても、無線の開発がいらないってのがW-SIMシステムの特長。そこに加えて、とりあえず試すだけならハードの開発もいらないよ、さらに言えばLinuxだから一般的なソフト開発資産の流用も出来ますよ、試してみませんか?と言うのがコンセプトかな~、って感じです。まぁその結果、「当社でも作れることは分かった、だけどハード技術が無いからやめとこう」とか「作れそうだけど市場が狭いからがんばってやってもあまり儲からないかも」と言うことに落ち着く例の方が多くなるんでしょうが、そんな中に100社に1社でも「よっしゃ、じゃハードは全部ソフィアに頼んでオリジナルなスゴイ電話作っちゃうぞー」ってなベンダが出てくれば万々歳って言うところなのかなぁ、と。いやそれにしてもすごい盛りだくさんな端末ですよねぇ、これ。10万くらいだったらちょっとした廃人でも買って遊べるんじゃないかなぁ・・・いや、私は買いませんよ(汗)。


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・WiMAXの話

2006/06/23

WiMAXの話なのです。いや、この期に及んでWiMAXの話をして見るわけです。と言うのも、とりもなおさずWiMAXこそが次世代PHSの最有力対抗馬と言えますので。いや、WiMAX陣営は次世代PHSなんて対抗馬とさえ思って無いでしょうが(苦笑)。と言うことでこのWiMAXですが、いろいろ騒がれている割には技術的詳細は意外と明らかにされていません。それもそのはず、FWA型WiMAXこそ規格はほぼ定まっていますがモバイルWiMAXの方は今まさにみんなして規格策定に奔走している最中だったりするからです。ただ、その技術的基盤は、先日の次世代PHSの話でも取り上げた、OFDM。また、アクセス方式と二重化方式は、OFDMA/TDDとなっていて、実は次世代PHSと近い、あえて言えばいとこ関係くらいの方式と言えます。ちなみに、次世代PHSはTDMA/TDDが基本となるでしょうが、OFDMAは導入するのかな?。制御方式が複雑になるので導入しないんじゃないのかな?という感じ(実験はしてるっぽい?)。と言うことでそのOFDMAですが、誤解を恐れず一言で説明するなら、OFDMでばらばらになったサブキャリア毎にユーザを割り当てるようなもの。また、ユーザ毎に割り当てるサブキャリア数も、利用状況により時々刻々変化させるようなことも考えられています。つまり、ユーザ分割方向が、時間と周波数(サブキャリア)の二方向あるわけで、と言うことを考えると、OFDMAのリソース管理は非常にややこしく、よほどしっかり作りこまないとまともに動くものは出来ません。ってことで、私個人的には、次世代PHSではOFDMAは使わず、従来どおりTDMA/TDDでデータ搬送部だけをOFDM化する、って感じにしちゃえば、と思ってたりします。話はずれましたが、こういう理由で、WiMAXの通信速度ってのは、同じセル内にいるユーザ数により一気に落ちます。また、TDDではありますが上下非対象のため、SDMA(空間分割多重)も使いにくく、セル当たりの収容可能数は大きくは伸ばせません。もちろん、PHSの様な自律分散機能も無いため、簡単にマイクロセル化することも難しく、おそらく総容量と実際のユーザ当たりのスループット、と言う面では次世代PHSの方がかなり有利と考えます。とはいえ、WiMAXにも次世代PHSには無い、むしろ次世代PHSを圧倒する利点があります。それが、「参画企業の数」。次世代PHSはウィルコムとせいぜい試作を頼んだメーカ何社か程度。一方のWiMAXは全世界で100社以上がフォーラムに参加し、WiMAX採用を予定する通信事業者も数十社に上ります。つまり単純に言って市場規模は数十倍の差があるとみて間違いありません。となるとその開発につぎ込めるリソースも数十倍。「出来」は相当な差になるでしょう。さらに言えば、機器価格も圧倒的な差が出るはず。事実上ウィルコム専用品となる次世代PHS基地局と、世界共通品のWiMAX基地局では、下手すると数十倍以上の価格差が出ても不思議ではありません。と言う感じで、次世代PHSの周波数利用効率的な有利点を差し引いてもWiMAXにはこの「ボリューム」と言う圧倒的メリットがあるわけで、なかなか、対抗馬として名乗りを上げても相手をしてくれないのかなぁなんて思う今日この頃だったりします。
ところで、OFDM/OFDMA関連の資料を探しててぶつかったこの記事、信じられないような大嘘書いてあります。しかも10ヶ月以上も放置。大丈夫か、インプレス。

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・PHS終了の対価

2006/06/20

投資とは全く逆の方向の話になるんですが、撤去の話。いや、ドコモPHSやアステル(鷹山)の話なんですが。正直ね、どうすんだろ、ってのが私の興味なんです。どちらもサービス終了はすでにアナウンスしてますし、鷹山なんぞはすでにこの6月30日で電波を停めることを発表しています。で、サービスを停めるってことは、もちろんその後には基地局の撤去って言う一大事業が待っているわけです。個人的な感覚で申し訳ないのですが、この手の作業って、一発10万円くらいなんですよね。本体を取り外し取付金具を取り外し配線を撤去し原状回復しNTT公衆線の養生をする・・・って感じで考えると、やっぱりきっちりやれば二人半日くらいの仕事(つまり1人日)だし、この手の工事って大体1人日=10万円、って言うイメージなんですよね。と考えると、例えばドコモPHSが全国でざっくりと30万局。鷹山が5万局(ただ一説によると譲渡後停めた基地局も撤去せず放置しているため未だ9万局が残っているという話も)。これをこの工賃で撤去していくと、ドコモで300億、鷹山で50億の撤去費用がかかることになります。まぁ、ドコモにとっては300億なんてのは端金でしょうが、問題は鷹山。2005年度で総売り上げ56億の会社に、撤去費用50億が出せるかと言う問題。まず無理。ですよね。PHS基地局ロケーションを無線LAN事業(WiMAX事業)に使っていくなんて言ってますが、ぶっちゃけて言っていくらバックボーンが無線だからと言っても5万ロケーションってのはありえなくて、多くて数千。しかも6月はじめ時点では無線LAN局は100にも満たないという体たらく。とてもじゃないですが5万を保持してペイするものとはいえません。実際に5万をそのまま保持っておくと考えると、そのときの費用は結構大変。鷹山の局のほとんどが電柱設置。電柱の架線料ってのが、1本あたり年間1200円と言うのが相場ですから、電柱に基地局をぶら下げるってのはざっくりとその5倍としても年間6000円、5万局で年額3億円。売り上げ50億の会社にとってはかなりの痛手ですよ。ってことで、本当にどうするのかなぁ、と思ってたり。子会社作って事業移管して倒産させて何もなかったことにするって言う手もありますが、・・・いくらなんでもそこまで腐った会社じゃぁないですよね。ない・・・ですよね??。・・・とまぁあやふやにしつつさらば。

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高度化・次世代の投資額

2006/06/17

今日はなんとなく、投資額の話。先日のイーモバとかの話を書いてからちょっと触発されてですね、ちょっとばかし、高度化とか次世代とかに必要な投資額とか考えてみたら、それはもうびっくりする結果が出てしまってですね。まずは最初から。ウィルコムの高度化基地局。お値段はおいくら、と言われても私は直接お値段を知ってるわけではありません。ただ、ちょっとした筋から、どこぞのメーカが作ってる中国向けの基地局が1局セットで20万円程度って言うお話を聞いたことがあります。いや、この手のキャリア向け装置としては随分お安いというのが正直な感想ですが、中国のPHSの品質は随分よろしくないとのもっぱらの評判ですので、まぁそれなりの品なんでしょうね。ということから、ウィルコムのものはそんな安いものは使ってなく、さらには高度化とかアダプティブアレイとかの高度な技術も付いていることを考えると、100万は下るまい、個人的には300万してもおかしくないかなぁ、なんて思ってたりします。まぁここは控えめに200万/局ほどで考えて。で、ウィルコムの基地局数が現在16万といわれています。これを全部高度化することを考えると、16万かける200万円イコール3200億円。ぎゃふん。3200億円ですよ、3200億円。ウィルコムの売り上げがこのへんによると一年で2000億とかそのくらい。これだけ見ても大変なことは分かると思いますが、さらに、2005年度の設備投資の実績は260億。全額高度化局に投資したとしても10年以上かかる計算です。いやまぁ、W-CDMAとかのネットワークを0から組むことを考えれば、全高度化で3200億はお安いお値段なのかもしれませんが、なにぶんにもリンク先の決算書を見る限りではお台所は寂しい限りですので、ちょっと、3200億と言う数字は現実性に欠けるかなぁ、と。さらに次世代について考えると、おそらく次世代PHSはウィルコムだけがやるようになるので技術のこなれは期待できず、(高度化PHS局(PHS技術が元なので)+WiMAX基地局(同じOFDM系なので参考値))×2(独自技術なので)くらいのお値段になるのでは、と予測。WiMAX基地局の価格はおおよそ50~100万円程度らしいので100万円とし、この計算式で言えば、次世代PHS基地局は一台600万円。16万局置き換えるとざっくりと1兆円。ぎゃふん。パイの大きさを考えると、全事業を担保にしても1兆円の融資はまず無理。せいぜい2000億(カーライルがウィルコムにつけた値段)がいいところかなぁ、と考えると、次世代化可能なのは2割。ただ、この手のものには大体「ニッパチの法則」ってのが効いてくるので、まぁ2割の基地局を置き換えられれば8割のトラフィックは収容できるとするポジティブな考え方も出来ますが、それにしても2000億も借金してそれだけかぁ、と考えるとちょっと厳しいですよねぇ。あと、正直、高度化は100%を目指して欲しいところですし。なぜかってーと、やっぱりBPSKによる品質向上は特に田舎エリアで恩恵を受けたいですからねぇ。エリア面積で言えば圧倒的な田舎が高度化されることを考えれば、100%を目指す、となるとやっぱり3000億クラスの投資が必要、でもウィルコムにはそのお金は無く・・・ふむ、やっぱり株式公開で一気に資金調達、ってのを考えてるのかなぁ、なんて思いつつ、とりあえず本日はここまで。

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次世代PHSの妄想2

2006/06/14

次世代PHSについて妄想をしてみるというネタ、第二弾。いやね、最近、ウィルコム関連のサイトがたくさんあって、あえて私が取り上げなくてもいいほど、ウィルコム関連の情報や考察が充実してるんで、せめてもの抵抗(?)として、技術系に突っ走ったネタをやってみるわけです。ということで、今回はまずは、次世代PHSで採用と言われているOFDMから。OFDMってのは、えーと、なんとかかんとかの略で、お互いに直交(ここで言う直交とは数学的直交の意味)な周波数からなるサブキャリアを束ねて通信する方式、と書くと早くも脱落者続出な予感ですが、これはつまり、ウィルコムのパケットの4xとか8xをさらに高度にしたものと思ってください。4xとか8xってのは、時間と周波数をずらしたチャネルを複数束ねていますが、OFDMでは、時間は同時、周波数も必要最低限しかずらさない、と言う方法で、一定帯域内に徹底的にたくさんのチャネル(サブキャリア)を詰め込んだもの、と。で、キモは、この「必要最小限のずれ」ってのが、「一つのサブキャリアの帯域幅より狭くても大丈夫」と言う点にあって、これが先ほど書いた「互いに数学的直交の関係にある」と言う条件さえ満たせばサブキャリアの帯域同士が重なっていても大丈夫、と言う点だったりします。でまぁ、ぶっちゃけて言うと、ひろーい帯域を効率よく使うと言う意味ではCDMAとかなり近いもので、CDMAと似たような特徴も出てきます。そんな中に、CDMAと同じように周波数選択性フェージング耐性を持つようになる、と言う特徴があります。フェージングと言うのは、一般的には特定の周波数、特定の場所(位置関係)で起こるのですが、通信帯域をひろーく取っておけば、帯域の一部がフェージングでやられても後で処理(CDMAで言えば逆拡散)すればその影響をきわめて小さく出来る、というわけです。OFDMにも当然この特長は具備されているので、事実上受信利得が上がることになります。で、これで何が嬉しいのかというと、具体的には、「高速移動に強くなる」と言うPHSにとってはとても嬉しいご利益があります。私の個人的感触から言えば(これも妄想ですが)、おおよそ新幹線での移動中でも使い物になるレベル(100kbps以上が安定して出るレベル)になるのではないかなぁ、と言う気がしています。ということで、だからと言ってじゃぁ音声もOFDM化して高速移動中も安定して通話を、なんてネタまで話が進むといくらなんでもそれは、と言う気もしますが、次世代PHSにはこんな感じでいろんなおこぼれ的ご利益が付いてきそうな予感がする今日この頃。また思いついたら書きますね~。

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イーモバイルとアイピーモバイル

2006/06/11

さて、イーモバイルが3600億円を集め資金調達完了と言うニュースを見てちょっと気になったところ。いやね、実際のところ、イーモバイルとアイピーモバイルって、まともにサービスできるの?っていう素朴な疑問なんです。ちなみに、上で紹介した記事ではイーモバイルが3600億円を集めたことになっていますし、アイピーモバイルはまだ全額集まっていないようですが総額1500億円の投資を行うという情報があります。いや確かに、大きな数字ですよ、これ。でも、実際にこの投資額でまともに動く携帯電話インフラが構築できるかと言うと、かなり疑問、というより、ぶっちゃけて言うと無理といわざるを得ないわけです。例えば、ドコモが2004年にFOMAネットワークにぶっこんだ投資額が8000億円強。2005年上期だけでもさらに4000億円突っ込んでます。それ以前も毎年3000~5000億をつぎ込んでいます。特に、FOMAネットワークがほぼ全国をカバーしながらも、繋がらない、すぐ切れる、エリアが狭すぎる、と言う悪評の払拭のためにせっせと整備したのがおおよそ2004年以降。この、「完成したけど品質の低いエリアを補完する」と言う投資だけで1兆円以上かかっているわけです。この数字を見て、それから改めてイーモバイルの3600億と言う数字を見ると、いかに現実味のない話かが分かりますよね。となると、おそらくエリアは東名阪の主要都市だけ、なんていうお粗末なものになりかねませんし、東名阪でさえ、まともに使えるエリアにはならないでしょう。アイピーモバイルなんて、公衆無線LANに毛が生えたもの程度にしかならないんじゃないかなんて思ったりもします。となると、全国をカバーするまともなケータイとして使えるものを提供するためにはローミングに頼らざるを得ませんが、W-CDMAのイーモバイルが頼れるのは事実上ドコモだけ。ソフトバンクが敵に塩を送るようなことをするとは思えませんから。しかし、ドコモでさえも、料金攻勢をほのめかすイーモバイルにほいほいとネットワークを貸すとは思えません。ローミング料金はかなり高止まりしてしまうのではないかと思うわけです。また、一方のアイピーモバイル、こちらは、たった1500億円では首都圏の主要都市をカバーするのが精一杯でしょう。しかも、ローミングできる事業者はなし。きわめて厳しい状況といえます。さてここで提案。ウィルコムさん、アイピーモバイルに手をさし伸べてみては?(爆)。いやね、アイピーモバイルのエリア外補間として、ウィルコム網を貸しちゃえ、と。もちろんその逆もしかり。アイピーモバイルのエリア内ならウィルコムの契約でアイピーモバイルの網を使えるようにすれば、都市部なら速い、田舎もエリア広い、しかも完全定額、と言う最強タッグの可能性もあるかなぁ、なんて妄想します。アイピーモバイルの2G帯とウィルコムの1.9G帯は周波数も近いのでデュアル端末を作ってもひょっとするとアンテナが共用できるかも知れませんし。なんていう突拍子もないことを提言しつつ、本日はこれにて。

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携帯キャリアはなぜデータ完全定額を提供するか?

2006/06/08

先日の続きです。要約すると、携帯キャリアは相対契約でデータの完全定額を法人向けに提供していますよ、と言うお話。でも、実際のところ、ネットワークに負荷はかかるし収益も減るし無理して定額提供しても良い事ないのでは、とも思われるところですが、これには一つの狙いがあるんですよね。というのが、例えば、ある業界やある事業体のリーダー的企業が導入したものは、芋づる式にそれ以外の企業も勝手に導入する、って言うプロセスがあるからなんです。例えば、ある長大な道路の建設事業体があるとします。大体、5年とか10年とか言うスパンの開発だとします。すると、そこに参加する企業はざっと数百に上ります。一番トップに総まとめをするゼネコン級企業、その下に下請け孫請けひ孫請けが何百とぶら下がるという構造になります。そういう構造が出来上がっているとき、その総元締めのゼネコンが採用したものは、自動的に下の企業も右へ倣えで採用する傾向があるわけです。これはシステムの統一と言う意味でも意味のあることですし、そもそも上のゼネコンが下の企業に推奨するという形にもなります。ということは、トップのゼネコンにさえ何とか押し込めれば、後は黙っていても契約は取れるということ。つまり、トップのゼネコンに相対契約でバカ安い提案を持ち込み契約を取れれば、何百と言う関連企業から労せずしてごっそりと契約を取れるという可能性が一気に開けるわけです。私はこれを「一本釣り戦法」と呼んでいますが(?)、こうやってトップ企業に相対契約でデータ完全定額を持ちかけ一本釣りし、その関連企業や時にはライバル企業からも契約を獲る、と言う戦略をとれば、相対契約データ定額によるネットワーク負荷はトップ企業のみの限定的な部分に収まるし、収益についてもトップ企業以外からは総じて通常プランより多少安い程度の高額な契約としてトップ企業の値引き分を補う、と言う形にできるわけです。ということで、みんな知ってるくせに誰も公の記事にしないネタをぶちまけてみました。

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データ通信完全定額はウィルコムの専売特許か?

2006/06/05

かなり確かな筋から聞いた情報と、いろんなニュースや専門誌からの情報。いやすでにご存知の方も多いかと思いますが、2004年4月1日の電気通信事業法改正で解禁された相対契約によって、いろんな料金での契約がいろんな携帯電話事業者で法人向けに使われるようになっています。そして、そんな中に、データ通信の完全定額契約をする例がかなりの数あるとのこと。つまり、データ通信完全定額はウィルコムの専売特許ではないということなんです。特に、auとボーダフォン(ソフトバンク)は完全定額提供に積極的で、おおよそウィルコムのつなぎ放題+高速化オプションと同程度かそれ以下の価格(つまり5000~10000円程度)で完全定額プランを提供しているという情報があります。いや、私が以前コラムでウィルコムの優位性を疑うようなことをかいたのも、この情報がきっかけだったりするのですが。もちろん、当の本人はそれを必死で隠すでしょうが(そりゃ、定額提供をしてもらえてない法人からは不公平だとの声が上がるでしょうから)、実際には相当数の法人が対象になっているようです(私の耳に入るほどですから相当な数だと思われます)。そして、こういう形で大規模法人をごっそり持っていくわけですから、ウィルコムの法人獲得はかなり厳しい状況であることは疑いありません。そりゃそうです、2.4Mbpsが完全定額で使い放題で10000円以下の料金です、と言うところに、408kbpsで使い放題で12000円です、なんて持って行っても勝てるわけがありません。もちろんウィルコムも相対契約でもっと安い値段を提示するかもしれませんが、台所事情の寒いウィルコムに、それが容易に出来るとは思えません。また、法人から見ても、「完全定額であるならそこからちょっとくらい安いよりも速度もエリアも充実のauの方が」と考えてしまい、ウィルコムがより安い値段を出しても相手にされない可能性も高いわけです。と言う感じで、ウィルコムは法人データ市場での優位性をすでに失っていると言えます。また、これは不確かな情報ですが、auやボーダフォンが法人向けに音声完全定額の提供をしているという情報もあります。こうなると、もはやウィルコムは法人市場では全く勝ち目がないと言えるわけです。ということで、料金で勝負なんて言ってるウィルコムのやり方は(少なくとも法人市場では)全くの無意味、無策と同じ。だからこそ、きっちりとインフラの強化を、と言うメッセージを送って行きたいと思うわけです。それにしても、なぜ携帯電話各社がリスキーな値引きをするのか、と言う話は長くなっちゃったのでまた今度。

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